2011年12月26日月曜日

記憶力

O Tannenbaum

箸置きみたいな竹製の駒は製作時間5分、千金は麻紐、
共鳴板は一部取り壊した我が家の天井でスカスカの密度。

電車の中でいきなり見ず知らずの男性から初接吻を食らった時のジャケット。気持ちが悪いし思い出したくも無いし、かと言って下手に捨てると家族の目に留まって可笑しいということで、家に帰るなり袋に入れてダンボールに仕舞い込み、今日に至るまで一度も出して見ることも無く。他の衣類は全て着古しているのに異常に綺麗な状態で長期保存されてしまったポリエステル100%の綿入りジャケット(1000円のバーゲン品)を、その時以来初めて身に着けて見たのだが。この服を着ると自分が中国人に見える様な気がする。

話は全然違うのだけれど、“男人帮”に北京の社長とreechoが出会った様子を模した様なシーンがいくつかあって、京都からの電車で初めて見た当時のreechoの服装について北京の社長に問い質したら「あああああ」と言っていきなり話を途切らせてしまったけれど、よくもまあそんなにきちんと正確に記憶に残せるものだと呆れるほど、きちんと記憶されていたりする。reechoはグレーのGパンに黒のスニーカーだった。思い起こせば雑誌を見ていた気もする。
中国人は総じて記憶力が良い。reechoほど記憶力の無い日本人もそんなに多くは無いけれど。色々と過去を思い出させてくれることがある。それも集団で。

reechoの考えでは、その人の行動への指示は勿論、思考や感情まで操る「何か」がある為に、誰も何の意識も無いままStalkingと思わせる行動を取ることが可能なのである。reechoの調べでは、たまたま、その日のその時に丁度居合わせるように、何の繋がりも無いところから指示を受けていたり。つまり、本人がstalkingのつもりが全く無く、怪し気な行動をすることもあることを、執拗な聞き取り調査によってreechoは知っている。前出の被害者はちょっと過激にストーカーを攻撃していて凄まじい気もするのだが、誰にでも起こり得ることでもある。reechoはたまたま大学受験前に区立図書館で知り合った弁護士の息子が敬虔な創価学会員で、reechoが阿含宗だと言ったら毒蛇を見た様に驚いていた。別れ際にストーカーと言って警察に突き出しつつ他人の不幸を嘲笑う様に「大変だけど頑張って生きてね」などと冷たく書き放つし、何かにつけて彼の仕業かな?と考えさせられることも多いが。ただし、真っ当で敬虔な創価学会員(親は幹部?)でも理由の分からないstalkingを受けることがあるらしいことは、別れを言い渡される直前に、「とられている」と彼が顔を真っ青にして言っていたことからも憶測がつく。真っ当な創価学会員がどんな被害を受けるのか分からないけれども、君と付き合うと「とられるから」別れたいと言う話で、何がとられるのか、「とられる」が盗られるなのか撮られるなのか、説明に苦しむ内容だったからか聞いても何も答えないし。彼自身が全く予想だにしていなかった非常識な被害を被っていることはその血相の変え方と焦り方を見れば火を見るよりも明らかで。別れた二年以上後にも、reechoは滅多に行かない新宿東口の紀伊国屋書店からドンキホーテ(激安ショップ)の道中で偶然変なものを発見し。しばしば彼が遊びに行くと言っていた歌舞伎町前で彼にそっくりな有名人?の「一発王登場」の垂れ幕が彼の被害を物語っていて、reechoと別れたからと言って説明に苦しむ奇怪な付き纏いが解消された訳では無いことは明らかだった。一体誰が何の為に付き纏い&見せしめ行為を続けるのか、不可解なことも多い。

五年前に比べれば、現在はreechoに対する付き纏いが極端に減っている。reechoに対する執拗な咳払いも含め、いちいちreecho自身が、付き纏っていると思われる人を捕まえて質問攻めにする為、本人に捕まえられない嫌がらせに変更されたのか、結局reecho自身が付き纏いとして認識出来ないことが多くなっている気もする。最近は近所で猫の変死体が見つかって、見つけた隣の家から市役所に電話したところ、市の委託業者が猫を取りに来て「あんたがやったんじゃないか、って」と言う隣のおばあさん、隣のおばあさんがreechoを指して「あんた」と言っているのか、委託業者が隣のおばあさんを指して言ったのか、その場に別の人がいて話が逸れてしまい問い詰められなかったが、隣のおばあさんの話し振りではreechoを指す様に聞こえた。直接嫌がらせをする人に「根堀り葉堀り」が出来ないのは非常に悔しい。自分の誤解を解く為にも自分が「嫌がらせ」だと思っている真相の解明に努めたい。

ん~、ただね、いきなりの接吻とか、問い詰めても自分の犯罪行為をすんなり認める人はそんなにいないんだけどね実際には。北京の社長はそれで自分で認める様なことを言うのだから非常に素直な人だったと思う。日本人はそんなにあっさり非を認めないからねぇ……。なんだか、SinaPremiumで“男人帮”を見たら、reechoの母の従姉妹が芸能関係(広告&番組作り等)の仕事をしているのだけれど、彼女と北京の社長が深い関係にあるんじゃないかとか(艾米役が彼女に酷似している。)、いや、その前に北京の社長は自分の娘とも深い関係になっちゃって、それで家を追い出されたのだろう、等と有り得ない妄想を繰り広げてしまい。ただ、まさかと思わせるその残虐性が、案外「日本人より中国人がさっぱりしている」理由なのかなぁ、とも思う。「そんなの全然悪いことじゃ無い」とあっさり言うし、とことんやっちゃう要領が、さすが本物の中国人、と思う。

2011年12月19日月曜日

不合格。

一昨日、日本語教育能力検定試験の不合格通知が届いた。合格までの道のりはまだまだ長い。

笑点のテーマを間違えて覚えて弾いている。


上よりマシだろうとまだおかしい。



微妙に著作権の侵害なんだが。考えて見れば笑点のテーマは、テレビで数えるくらいしか聞いて無い。幼い頃からテレビを見ない&笑点を見ていない。流行歌はほとんどゼロに等しい。reechoには日本の常識なんて無いなぁ。

~クリスマス特別企画~
大したことは無いのだが。上の二つの動画で使っている楽器と言うか「reechoの玩具」をオークションで出品中。二胡の形をしていたら大抵「胡弓」のカテゴリーに出品されてしまうから「その他」で出したら誰も見ないのではないかと心配している。reechoも二胡が欲しかったら「胡弓」のカテゴリで検索掛けてしまうもんな~。

先週我が家へ、印刷屋のおじさん含む母の5人の同級生が来て、垣根の木を綺麗に切ってくれた。ついでに印刷屋のおじさんが貸してくれた困ってるひと」。壮絶な記録にびっくり仰天すると共に、「それでも人は生きられる!!!」と奇妙なエールを送られた気がする。返却の際に「君も似た様な感じだよね」等と印刷屋のおじさんから言われたが、reechoはまだまだ苦労が足りず。やっぱreechoは自分に甘いので、自分に厳しく、どんな困難も乗り越えるぞ!であります。

2011年12月11日日曜日

只今練習中。

只今竹二胡ってか微妙に板胡を作成中。幼い頃に台湾で聴いた二胡が懐かしいと言って生前祖父が通信教育で二胡を習い始めたのだが全く続かず、譲られたreechoも触ったことがある程度で弾き方が非常に可笑しい。母の中学時代の親友がまた二胡に凝っていて、reechoは母の親友に誘われるままにグランシップ(静岡)で天華二胡学院の超初級体験レッスンを受けたのだが。何しろ一回五千円、とても毎月通える額では無い。しかしながら贾鹏芳先生の師匠である周耀锟先生の、ラッパの様にハキハキした二胡の音を聴くことが出来たのは嬉しかった。贾鹏芳先生の代表的なひょろひょろした二胡の音色がreecchoはどうにも駄目である。ラッパの様に威勢の良い音は良いけれども、悲し気でか弱い音色が純粋に嫌いで、周耀锟先生の歯切れの良い勇ましい音はとても気分が良かった。母の親友曰く、贾鹏芳先生は下手な二胡を人様に聞かせるのが許せないそうで、上手くなるまで絶対に人前で弾くなと言うらしい。会ったことは無いけれども非常にプライドの高い先生の様だ。reechoは家で中国人研修生にちょっと弾いて見せたことがあったけれども、下手な二胡を弾くとやはり中国人から馬鹿にされるのでやめた方が良いと思った。中国文化を侮辱していると言って怒らせなければそれで良いのだが。二胡は昔機械無しの中国ではカラオケとして庶民に親しまれていて、ど素人でも上手いのだ。と言うか、文革前には皆が上手かったのである。馬鹿にされたって下手な練習を堂々と見せる生意気なreecho、これでも故郷が懐かしいと言って涙ぐんだ研修生がいたりして。友達には横から日本人が二胡を弾くなんてなんだか可笑しいとか言われつつ。それも一つのお世辞だったか、あまりの下手さが情けなくて涙が出たのかも知れない。

現在一般的に「二胡」と呼ばれている楽器の形態が確立されたのは比較的最近で、数十年前にはスチール弦は用いられていなかったとか。スチール弦だと蛇皮の部分と言うか、板の部分が痛みやすいんだよねこれが。大きな音は出るけれども弾力が小さいから凹ませてしまうのだ。こちらの「胡弓小事典」>「歴史」によれば、絃を竹片で擦って音を出す方法が、唐の時代に存在したのは確実で、胡琴系擦絃楽器の祖型と考えられる奚琴も、唐の時代には既に竹片で擦られていた可能性があるらしい。その竹片とはどんな物かと思っていろいろ試して見たのだけれど。reechoが試した中で最も良い音が出たのは、何のことはない、ただ竹をちょん切っただけ。竹の節を超えて擦ることが出来ない(節を削っても突っ掛かる)ので、比較的アップテンポな曲が弾き易いと思う。弦は、太さ0.7mm(外弦)と1.1mm(内弦)の凧糸を使っている。たこ糸は伸びるので結構頻繁なチューニングが要る。馬尾毛に比べて切りっ放しの竹を挟むには内弦と外弦の間隔が必要なので駒も手作り。普通の駒は直径が1.5cmのところ2.1cm。駒を作るだけでも最低40分は掛かり(細かい作業で超難い)、糸巻きも孟宗竹の最も太い場所から二本削り出し(写真:背景は共鳴板に使った化粧合板→実験中最も大きい音が出る)、二胡一式作るのに最低4時間。竹切り専用のこぎりも小刀もバリバリ傷むので(お前の使い方が荒いからじゃ!)、例え誰かに売るとしても五千円以下で売りたい代物ではありません。糸巻きも中に空洞がある竹で作らなければ弾力が無くて周りを壊してしまい、糸巻き部分の竿の穴がどんどん大きくなってしまい、長期耐久性ゼロ。Yahoo!Auctionなら本物の蛇皮二胡新品フルセット(←これと同等商品)が千円以下(reechoの知る最低価格81円)で落札出来たりするのでそれらと並べられたくはありません。。。
↓こう見えて製作中の二胡、台はガムテープで仮止め中。



一応、「大きな古時計→森のくまさん→諸人こぞりて→ジングルベル」となっており。クリスマスの曲は少し練習してから撮ったら?って感じ(笑)。これに笑点のテーマを加えたかったけれども笑点のテーマが暗記出来ません。ひどい記憶力だな本当に……。

2011年12月6日火曜日

御目出度い話

移転しても消えなかったYahoo!Koreaのブログ(reechoは当面殆ど非公開)から、前回の泣き寝入りに関して、当時日記で書いていたものをコピペ。そんなことがあったんだっけと改めて驚く。単独で発言しないように、と注意されているところ、ロックフェラーの社長じゃないが単独で抗議運動をしたら殺しますよ、と言うことである。
皆様、抗議運動は大勢で行いましょう。単独行動は危険ですので、どうか仲間を一人でも多く増やされます様。

11/01/2008 비공개

母曰く。昨日reechoが勤める病院内清掃業務の上司から、たとえ自分の主張が正しくても目上の人の不正行為を指摘するのは反抗的と見なされるから、目上の人間に向かって単独で発言するような行為は謹んでもらいたいと言う趣旨の電話が来たと言う。reechoが家にいない間に自宅に電話をして、家族が三日間の連休の間にきちんとreechoを説得して勝手な行動を改めさせて欲しいと頼んだらしいのである。「正しいことを主張しないように注意してください」なんて頼むのは、わざわざ自分たちが悪いことをしているのを認めているようなもので、墓穴を掘っているのと違わないと思うのだが、自分たちの立場が上であることに甘んじて、どんな悪いことをしても許されなければならないと確信しているらしいのである。職場でreechoに注意するだけでなく親にまで電話して頼むと言うのは、余程切実にreechoに手を焼いている模様でreechoの単独行動によって被る被害を何とか抑えたいと言う熱意は伝わって来る。しかし。不正行為は不正行為である。不正行為を正す必要は無いと思っている人にどんな意見をしても無駄かも知れないが、不正行為の摘発を止めてはならないと思う。自分たちの不正を隠蔽する為に協力を求めて来る人に気軽に手を差し伸べる従順な日本人と違って、reechoは上からいくら叩かれても隠蔽に協力するつもりは毛頭無い。だから反抗的と言われるのだが、その特徴を直すべきだとは思わないし、多分殺されても直らない筈である。不正行為の隠蔽が日本人の義務だと言われても、不正行為の隠蔽に加担するつもりは無い。皆が我慢して従っているのだからお前も我慢しろというのも無理な話である。

(中略)
やはり不正行為の隠蔽は許せない。自分が被害を受けるなら尚更である。上からどんな圧力を加えられてもその意識は変わらないし、圧力を加えられれば加えられるほどに正義感が強くなっていくだろうと思う。reechoの上司は、病院側或いは清掃業務請負会社側の不正行為がreechoによっていちいち問題化されて叩かれたら下手をすると存続が危ぶまれるという危機感を強めているらしく、飽くまでもわが社は病院の下請企業であって、一年契約の一年更新、生意気なガキが勝手に病院に楯突いて迷惑を掛けたら来年から他社に仕事を取られるから黙れと言うのである。今まで大人しく不正行為に協力して来た従順な人々に不利益を与えることは許されないと言う責任者の立場も分からなくもない。しかし残念ながら、自分の地位の確保、組織の温存・現状維持に努めるばかりの狡賢い人々に丸め込まれるreechoでは無いし、お前が黙らなければ会社全体が迷惑すると言えば黙ると思っているのか、部下を脅すなり殺すなり好きなように振舞う上司がいちいち部下に物を頼むのも可笑しい。恐らくは、こんなことで大人しく服従させられるとは思っていないだろうから、改めてreechoに自己主張させて皆で袋叩きにするのが今後の作戦になるだろう。「悪いこと、みんなでやれば正義です。」こんなことが誰の口からも出てくるのが日本の特徴なのだろうか。自分たちの不正行為の隠蔽に結束する日本人、やることが卑怯だし醜悪だし、同じ日本人として目を覆いたくなることばかりである。たとえ卑怯な人間だけが生き残る社会であったとしても、reechoは小賢しく生きる道を選ぶつもりも無く、それじゃあ死んでもらうから、と簡単に殺しに掛かる人々に囲まれ、寄らば大樹の陰と言うことで、特に自分の所属する組織が「命」の人にとっては、組織に従属しない人間は死んだも同然と看做されるのを感じる。狭い社会に長らく生きていると視野が狭くなると言うけれども、果たして汚くない会社・社会が存在するのか、上司の答えはずばり「存在しない」に違いなく、余程醜い社会に所属し、汚いことをし続けてきた人なのだと思わされることも多い。


関係ないけど八田與一へのご声援、誠に有難うございます→。でも日本人が共産主義を攻撃しながら八田バンザイはちょっと変な気が(笑)。台湾人が八田與一はカネになった!と喜んでいるのは事実で、現地の台湾人がまた妙に拝金主義なのでそれも仕方が無いかなとも思うけれど。番組の書き起こしには感謝。歴史に忠実な番組の内容にも感謝。妻の方は元々神経質で少々精神を病んでいたとも言われていて、あまり大きく取り上げられないということがあったり無かったり。そういうことは隠蔽して頂いた方が確かに有難い。reechoの曾じいさんの後妻は、また旦那とは似ても似付かず超我侭で癇癪持ちでおしゃれが大好きでパーマを掛ける為にわざわざ日台を往復していたとか、そういう全く有難く無い話も多いんだよな実際は。なんと言うか、この世のものとは思えない八田與一は良いとして、現実に戻れば「そんなに世の中甘くない」と思わされてしまう。八田與一ほど弱者救済を大々的に計画した指揮者が歴史上にそう滅多に存在しないのが問題なのだろうけれども。この弱者救済第一の精神を、まるで空気の様に吸っていた曾おじいちゃんはただ単に「御目出度かった」に過ぎないのかも知れない。目下に厳しいのは当たり前、目上に甘いのは当たり前、という実社会で八田與一の有り難味を説かれても、それが何?だから何?滅茶苦茶なことを言う卑劣な上司への絶対服従が当たり前な日本人に何を言っても馬の耳に念仏、と思ってしまう。素晴らしかった有難かった?ああそうですかそれは良かったですね(笑)。

中国では特に日本と台湾の架け橋になっている八田與一の存在は極めて忌わしいものとして扱われており、打倒李登輝!打倒八田與一!で徒党を組んでいる。要するにどちらも超危険人物な訳である。台湾での侵略者として皆に叩かれれば良いけれども、侵略された住民から有難がられたら迷惑千万ということで。

あまり深入りするつもりも無いけれども、2008年は後藤新平の生誕150周年・八田與一も生誕150周年で、例年に比べて烏山頭ダムでの墓前祭が盛大に行われたとか。しかし八田綾子さん等が墓前祭で台湾へ訪問するのと全く同じ日程で、中国の首相が訪日し、日台より日中ですね、と日本の首脳&皇室に訴えて回っていたらしい。別にそんなことを言ったりしないから知らない人は何も意味しないのだけれども、それはつまり、日中友好で奴等の存在を握り潰しましょう、という話。

日台友好は忘れましょう、と中国からにこにこして握手されたら、ハイそうしましょう、と日本もにこにこ笑って忘れると思うね。李登輝はもとより八田與一に対して中国は神経を尖らせているから、台湾の某有名監督が八田與一の映画を撮るなんてあり得ないし、そもそも中国が猛反対して潰すに違いない。あの某有名監督は親中派で、中国の猛反対を無視して撮る理由が無い。親日的で無いことはラスト・コーションを見れば明白だと思うんだけど、台湾の人はそれでもあの監督に期待しているのか、ちょっと笑える。みんなカネが目当てだから、カネになれば何でもやっちゃうのかも知れないけれど。経済効果は微妙とか、台湾の八田路も日本の與一の道も結局は観光客目当ての様で。果たしてどれだけの人が八田與一によって弱者救済に目覚めるのか知りたいね。

留学生協会←こちらの資料もかなり正確。特に、夜のマージャンは凄かったそうで、酔うと別人だったとか。うちの曾じいさんは飲んだ酒は全て吐いていたらしい。翌日は完璧シラフなんだけどゲロって感じ。ちなみに、一番初めに銅像を没収されたのは戦時中で、この時に隠すのを命じたのがうちの曾じいちゃんです。強制的に没収された金属の山から夜中に持ち出して隠させたのだそうだ。戦争に協力しません、戦争反対なんて、言ったら殺されていたからね。どんなに勇気のある台湾人でもそれは多分無理だっただろうし、俺が責任取るから隠せとさ。伝統を守り続けた台湾人に感謝です。

2011年12月1日木曜日

泣き寝入り

ヤクザの言いなりになって警察が動くのと同様に、中国の言いなりになって日本が動くのもまた当たり前と言えば当たり前の話である。中国は沢山の超能力者を抱えていて、自分の都合の悪いことがあれば相手を金縛りにさせるとか、悪夢にうなされさせるとか、何の関係も無い他人に乗り移って被害を与えさせるとか、この世のものとは思えない攻撃を仕掛けて来るのである。しかも証拠が残らないから取り締まる術が無い。客観的事実としては本人の被害妄想や精神異常にしかならず、恥ずかしくて他人に説明の仕様も無いから表沙汰になり得ない。

ここまで科学が発達した世の中では、別に超能力など使わなくても良いとも思う。話が矛盾するけれども、reechoが最近感じているのは、人に夢を見させる機械が開発されていて支配階級が自由に超リアルな夢を人々に与えることが出来る様になっているらしい、ということ。どうも、reechoの場合だけだろうけれども、意図的に良い夢を見させた直後に辛辣な嫌がらせが用意されていることが多く、思考を支配する機械が開発されていなければ、こんなにはっきり「意図された」気分の変化や事態の準備はあり得ないだろうと思うことがある。

それで、reechoの泣き寝入りということで、前回書いたメール消失の件。OKWaveで聞いた後にMSNで問い合わせたところ、調査しません、とのお返事。まだ警察には届けていないけれども、自分でウィルス対策をしない人間が悪いということになるだろうね。家の扉を開け放して留守にして泥棒さんどうぞ勝手に入ってくださいと言う感じ。でも犯罪は犯罪としてきっちり取り締まってもらわなければ困る。やりたい放題やらせるのが当たり前で取り締まることなど不可能だろうから、と初めから訴えることを諦めてしまうのは、高校でいきなり教員に叩かれたことを誰にも話さずに登校拒否したことを今でも悔やむreechoとしては、死んででも誰かに訴えるべき(即死!)、救いを求めるべき(殉死!)である。少なくとも、犯罪者に「やれば黙る」と信じ込ませて犯罪行為で片付けさせる市民であってはならない。それで、今までにreechoが受けた被害を若干紹介して見ると。

どうやらreechoの近くでreechoになりすました迷惑行為が引き起こされることがあるらしいのだが、最も近くでは、reechoの隣の家でパソコンが盗まれたと言う事件がある。reechoへの虐めに協力させたい立場の人間(政府がらみの893?)が、reechoへの不信感を持たせるために盗みのプロに頼んだ犯行であるとreechoは見ている。警察に届け出ても犯人が見つからないから、隣のreechoが犯人である可能性があると思わせて、隣の家にもreechoへの迫害に協力せよという手法である。reechoの被害妄想と言われても仕方の無い説明ばかりで申し訳無いのだが。

2006年の秋口に半年間の語学留学の為上海へ渡る船の中、reechoはリュックサックにしまってあった留学費用30万円のみを綺麗に盗み取られた。犯人は、思い起こせば“自分たちがやりましたっ!”のあからさまな言動からしてずっとreechoの荷物と一緒にいた同室の日本人女性3名(共犯)なのだが、上海の日本大使館へ行き事情を説明すると、管轄が日本だからと日本の警察へ届ける様に言われ、その3日後に日本へ帰って大使館で指示された通りの派出所へ届け出たら、派出所の警察官が、待っていましたとばかりに「相手にしない」という対応を取ったのである。捜査を一切拒否することから憶測するに、中国へ行ってしまった犯人の捜査が不可能だからでは無く、どうやら日本政府のお抱え組織がreechoと同室の人間に協力を求めて留学費用を盗ませた可能性が疑われ。ひょっとするとreechoを家族の信用から引き離すことが最大の目的だったのではないかと思えたり。中国では中国人の学生と同じ宿舎で同じ生活をしたい、と大学側に無理をお願いし、実際に中国人の一般学生と同じ部屋で、格安の寮費で生活することになっていたのだけれど、そういうことが実際には許せないと思った中国の大学又は政府機関が、みみっちいことをする奴に嫌がらせをさせた可能性がある。けれども、中国へ行ったらお金をじゃんじゃん使って家族と絶縁すれば良いと思っている日本のヤクザが、同室の日本人に犯行を命じたのだとreechoは今でも信じている。しつこい様だけれども、中国人が日本へ留学する際に、例えば1人につき1ヶ月7千円程度の家賃で数名のルームシェアすら出来ないにも拘らず、お金に困って犯罪を犯す水準でも無い日本人になぜ中国で値切る権利があるのか、と理不尽に思った中国側の嫌がらせとも考えられるが。しかし、またしつこい様だけれども、中国行きの船の中で被害に遭えば日本人より先ずは中国人の犯行を疑うだろう、と見越した日本人経由の犯行であったとreechoは確信している。
もともと大学卒業後は近くの工場で土日限定の製品検査のアルバイトしかしておらず、アルバイト代を全額叩いたreechoの中国留学はこれでボツになり、それからひたすら落とされまくった末に、唯一採用された清掃業務のアルバイトがまた難題だった。

誰にでも起こりそうなこと、と思いつつ、某派遣会社に雇われて近くの病院で清掃業務をしていた時の泣き寝入りをご紹介。業務内容を説明する資料がreechoの分だけ用意されていない、ロッカーがreechoの分だけ無い、清掃用具を隠される、reechoの通勤用自転車だけがわざとらしく倒されている、偶然を装って荷物を置く等の通せんぼをして仕事をさせない、わざとぶつかって怒鳴り散らす、命じてもいないことを命じたことにしてreechoが忘れた・言いつけを守らなかったと言って説教する、reechoの失敗をでっち上げる等、嫌がらせとして客観的に伝えることが難しい、証拠が無い巧妙な嫌がらせを続けられた。それはreechoの家族にも及び、「あなたのお子さんは自己主張ばかりして上司の言うことを聞かないからご家庭できちんと指導して下さい」なる電話を自宅へ掛けて寄こし。どんなに無茶苦茶なことを言っても反論することは許さないと言う「脅し」を家族からしろと言うことだが。悪いのは上司ではなくて家庭の躾だから、と責任を擦り付けて職場での苛めを非難出来なくさせる布石でもあって、reechoの家族はちゃんと職場の嫌がらせと見てくれたけれども「有難い上司のご指導」を装っているから普通の家ならば騙されるだろうね。嫌がらせの内容を分析するに、彼らの目的はそもそもreechoを改善させて使い易い従業員として末永く会社に貢献させることでは無く、結局のところは自主退社や自殺を促していると言っても良い。その程度の指導で仕事を辞めるなんて、と実情の分からない人からは馬鹿にされるだろうけれども、reechoが悪いとありとあらゆる人に説明し、同意させて本人を孤立させ、追い詰め、辞退させる手法を見るに、汚い手を使いながら、しかも自分の手を一切汚さずに人を追い払うことにおいて彼らは確かにプロだと思わされた。そこの会社の同じ職場の同じ職種はかなり頻繁に求人情報に載っていて、それはつまり、かなり頻繁に辞めさせていたことを意味していた。関係無いけれども、その派遣会社では社長が公明党を支持していて、公明党の活動に賛同する著名運動に参加させられたりもした。名前だけ書いてくれれば良いから、と言われて家族全員の名前と生年月日を書いて提出したが。どういう意味があるのか知らないけれど、このルールと言うか「reehoいじめ」がどこへ行っても普遍的に行われなければ、自分たちの正当性&自分たちが頑張っていじめた甲斐が無くなるし、自分たちが恥を掻かされない様に中国政府にも協力を仰いで「中国でも仕事無しorいじめ倒し」を要求するだろうな、彼らならばそれをやり遂げる自信があるだろうな、と思わされた。reechoの考えでは、日本の893も中国の893も上では微塵の違いも無いのである。

そんなこんなの経験から、ヤクザが支配している世の中で困っているのは自分だけでは無いことを自覚するだけで十分に自殺防止に役立つ、とreechoは思っている。善人を装った悪人によって迫害される・脅迫される・誰にも助けられない境地に追い込まれる、と言う被害を受けている人が結束することも可能だろうと思う。大抵はその会社若しくはコミュニティにおいて自分だけが被害者になっている様に見え、或いはそう見える様に仕組まれ、自分だけが追い詰められていて誰にも助けを求められないと思いがちだけれども、そう思い込んでいる善良な市民が意外に多いことが、インターネットを通じて垣間見られることがあり。孤立している・虐められていると訴えられると、同じ境遇の被害者でもない限り、自分が被害者と同じ立場に立ちたくない、とか、そもそも被害を受ける人間が悪いのだろう、と突き放す人が多いので、余程おおらかな人であっても、自尊心を傷付けられたくないから人に知らせない。自分が弱者であることを認めたくない、人に助けを求めたくないと言う人が迫害のターゲットになれば、孤立させるのは意外に簡単だろうと思う。迫害のターゲットにされたら、その境遇で強がり続けられる人は別として、恥とプライドを捨てて助けを求める必要があるとreechoは思う。虐められているのならばもっと虐めてあげる、と言う強者にしか与しない日本人がどれだけ多かろうと、協力してくれる人がどこかに見つかる可能性はゼロでは無く、少なくとも同じ被害者ならば助け合える可能性は高い。もしも本当に誰にも助けてもらえなければ、先ずは自分が助ける人になるべきである。自分が抱える問題を伝えるだけで、似た悩みを抱えている人には救いになるかも知れない。ヤクザの支配に身を委ねる善良な市民を責めてはいけない、と自分を責める人々に同情して見たところで、あの娘が殺されるのはいつ?と期待されて自ら命を絶てる訳ではない。思い上がりと言われても、reechoの苦労は同じ悩みを抱えている人の励みになり得るから、どんなに迷惑だと非難されても、その苦しみだけで死ぬ訳にはいかないのである。もっと過酷な苦労を伝えなければ、自分より苦労している人の参考にはならないから、惜しみなく、命ある限り精一杯、自分が受けた全ての嫌がらせを自分なりに分析して公開出来たらと思う。

2011年11月18日金曜日

赤堀信一

明後日の11月20日はreechoの曽祖父の誕生日である。日本のサイトで「赤堀信一」の検索を掛けると、reechoのブログが何番目かにヒットする。当たり前のことながら、八田與一に比べて赤堀信一(あかほり のぶいち)の資料は極端に少ない。reechoの曽祖父は明治21年11月20日に現在の静岡県菊川市に山下友平(代々農家)の三男として生まれ、養子入りした赤堀家(徳川慶喜公の家臣の弟子)のコネで日高壮之丞に丁稚奉公しながら芝浦工業大学の前身を卒業(小学校しか出ていなくて大学へは行けなかった模様)、台湾へ渡った日本人技師の中では、恐らく最も沢山歩き回って測量した男である。測量の鬼と言って良いか。ジャングルの中で測量出来る日本人技師がおらず、台中から呼ばれたらしい。アシスタントは大抵台湾人だったとか。ダム完成前は乞食技師と呼ばれる程にボロボロの服を着て歩き回り、ダム完成後は百姓技師と呼ばれる程にひたすら木を植え続け、70歳過ぎても微分積分をスラスラと解いていたそうだ。ああも解けるこうも解ける、と色々な解法を高校生の母に教えていたらしい。昔は計算機が無いから全部人が計算していたんだね。日高壮之丞と言う人物がまたかなり体制に対して反抗的だったらしく、八田與一ファンに人間不信な人は比較的少ないんじゃないかと思うけれども、権力者に対する不信感しか表現されていないreechoのブログを見て、気分を害する人も多いと思う。弁解がましいけれども、人は環境や生い立ちによって物の見方や考え方が変わるので、先ずreechoの生い立ちと環境を考慮して見て欲しい。そういう物の見方しか出来ない環境に生きて来たのだな、と哀れんで貰えたら、闇雲にreechoの見解を非難する気持ちが和らぐかも知れず。反抗する人間が悪いだけだと思い込んでいる人にそんなことを要求するのは間違いかも知れないけれど。

幼少期から「権力者イコール自分の生存を脅かすもの」の概念を刷り込まれて来た人は、「権力者イコール自分の擁護者」の観念がある人たちとは、明らかに権力者に対する不信感が違う。権力者が何も悪いことをしていなくても、reechoの様に権力者には不信感しか持てない人間は、権力者から見れば煩わしい存在になり易い。誰だって睨まれたり叩かれたりしたくは無いからね。

ちなみに、自宅には日高大将の直筆掛軸があったりします。曽祖父が日高大将のお墓の設計を家族に頼まれて造っていたり。八田與一の銅像も趣味で造っていたんじゃないかな。

2011年10月31日月曜日

森のくまさん

母から「小学生の工作みたいね~」と言われながら竹琴(chickin)を作っていたのだが、大量の竹にカビが生えてもう家の中に置いて置くのが困難な状態。焼くなり天日干しするして水気を飛ばさなければならないのだが、徹底的に干乾びなければカビるらしく、まだまだ全然乾燥が足らない。ってか、もうお手上げ。

それで、いっそ笛にしてしまえ、と秋祭りの笛の音が聞こえていた頃に横笛を作り始めたところ。作っている段階で音が合わせられないのは竹琴と同じながら、一音一音の為の労力(竹切り)が少なくて楽ちん。穴を大きくし過ぎたらセロハンテープを貼り付けて小さく出来るので誤って高くしちゃってもOK、枝を削り取るのも面倒なのでそのまんま。焼いて乾燥させるより青い方がみずみずしい音が出るので炙っていない。直ぐにカビるだろうけど。


後ろは土壁

試しにちょっと吹いてみた。竹をばっさり切った長さでそのまま「1(ド)」にしてしまうので、他の楽器とは合わせられない。3(ミ)がちょっと低いかな。ある程度穴の押さえ加減で高さの調節は出来るのだが、2と4を半音上げるのかどうか分からなくなっているところ、reechoは口のどもりと同様に「指のどもり」もあって、反射神経がプッツンするのでピアノも弾けないのである。「森のくまさん」は、非常に人懐こくて親切な朝鮮人が熊を慕って作っていると思われ、人懐こくてお節介で親切な熊ってば日本人はちょっと想像出来ません~。特に韓国人には人懐こい人が好かれる様な気がするが。reechoはどうも冷たく見える様で、人懐こいと思われたことは殆ど無いな……。

2011年10月29日土曜日

目くそ鼻くそ

唐人新闻の18人が無視中国人の良心はどこにを見た。メディアによって扱い方が違うのだが、猫や狸が轢かれていたって普通はもっとビビるだろうよ、と思った。reechoは(珍しく)幼い頃に読んだ「生きるんだポンちゃん」を思い出し、日本人ならタヌキでも助けると信じたかったが。中国では医療費が掛かり過ぎる為に放置され、中国へ行けば貴方もこうなりますよ、と言われている気がして、要するに中国へ行かせない様に脅したいのかと思ってしまった。

考えて見れば日本も似たり寄ったりで、reechoの祖父も財政的な理由で殺されたんじゃないかと思ったし。年寄りを生かして置くと財政を圧迫するから、はっきり言って(言わなくても)日本も薄情だからねぇ。金の為に人殺しってば、過去の日本が現在のアメリカ以上にエネルギー欲しさに大量に人を殺したことが知られているし、現在も、金に成るから原発に賛成し続けているのだし。エネルギーが欲しけりゃ自分が死んでくれれば?とか思われないのですかねぇ……。世界で最も地球資源を乱開発しているのも日本だし(注:人口1人当たりだよ)。日本人が全員死ねば30億人の飢えが救えるかもだから、少し日本が自粛したら?とか。

ウソも有りそうな「中国大崩壊」を最近読んだところ、日本政府が偽札づくりなんて書いてあるから驚いた。かつて日本政府が香港の造幣所を買収して刷りまくり、中国(特に上海)で買いたい放題だったことがあるとか。現在の中国政府も偽物同然の本物を刷りまくってインフレが止まらないらしい。政府関係者には、ざばざば札束が流れていて、日本を買い漁る人もいるんじゃないか、とか。金で人が動かせるならカネ刷れば良いだけ、てなお気楽な発想で派手にやっている気がする。人命よりカネを求めるのは日本人も同じと言ったら怒られそうだけれども、原発事故への反省が、全く無いんだよねぇ、日本人。死にそうでも放置、死んでいても放置、関わったらカネが奪われるだけだから関わらないと言う人々を馬鹿に出来ず。日本人は小心者が多いし、個々人は派手に悪さをしないから目立たないのだけれど、上が変わらなければ下が変わらないのも同じだし、同類、と言うことで、共に哀れむべきだと思った。殺されて無視される危険性は日本も中国も同程度に存在し、原発事故の恐い日本にいながら「中国だから危険」「中国だから非人道的」だなんて、reechoはちっとも思えないんだよね、これが。

2011年10月24日月曜日

馬鹿を実感

昨日は愛知大学の車道校舎まで行って来た。受験料+電車賃+駐輪料金+自治会奉仕活動の出不足料(休めば罰金二千円)の計17790円が飛んでしまった。受ける必要の無い試験ながら、うっかり間違えた箇所が悔しくてたまらず、もう一度受験したくてたまらない。

reechoの様に過去問を一題も解かずにいきなり本番と言う人もそんなに多くは無いんじゃないかと思うのだが、昨日の試験はアルクの日本語教師適正CHECK!をそのまま受けている感じのテストだった気がする。最後の記述式では日本語学習者の日本語クイズの序文ではないけれども、学習者の誤りを、学習者自身の希望に沿って全部指摘&訂正するか否かが問われ。何が最も学習者の為になるのか、実際に教えながら様子を見て考えられれば良いけれども、ともかく何の反応も無い「紙」を相手に悩まされた。リーマンショック以前に、reechoが資格無し&経験無しで採用された(のに行かなかった)広州の某日本語教室からは、「やりながら勉強すれば良いから知識も経験も何も要らない」と言われていたけれど、考えて見れば、みんなと相談します!やりながら修正します!で何が悪いのか、そもそも自分の考えなんて無いから書くことが分からない。もう何年も原稿用紙を見ておらず、一旦書き始めたら前の文章を訂正出来なくて困惑、冷静になれば直ぐに思い出せるのに焦っているとどちらがどちらだか思い出せず、理解の「解」の左側を全て中国語の角(下側が用)で書き、減点対象になるんじゃないかと後で悔やむ。慌てると右も左も分からなくなる性質はどうしても治したい。基礎的な知識ですら、と言うか、基礎的な知識ほど簡単に飛んできちんと定着しておらず、ひとつひとつの問題にいちいち悩まされて時間切れ。会話には瞬時の判断が不可欠で考え込んでいたら何も発言出来ないが、どうかゆっくりじっくり考える時間を下さい、って感じ。普段はたっぷり時間があって(ってかあり過ぎて)焦ることが無く、反射神経も瞬時の判断も求めらることは無い。幼い頃にテレビゲームなどで鍛えていれば良かったのかも知れないけれども、reechoは反射神経を必要とする細かい作業が超苦手である(スポーツでの球技は別次元ですから~)。紙に向かって集中力を持続させるにも慣れが必要で。試験は緊張と焦りの中で平常心を保つ訓練にもなるし、ドーパミンを放出して高揚するのも健康の為に良さげ(?)だし、一万五千円は勿体無いけれども、また極度の興奮と緊張を体験する為に挑戦出来れば嬉しい。

2011年10月10日月曜日

正確な常識

今日は10月10日、日本では「目の日」と言うことになっている。どうやら日本だけが取り決めているらしい。やっぱりreechoが悪人に見えてしょうがないと言う話が気になってしょうがない。reechoちゃんがお金欲しさに親の反対を押し切ってピアノを売っちゃったのでしょう?きっとお金の為にreechoちゃんはもっと悪いことをするんでしょう?とか。人に祖母の送迎を頼めばreechoちゃんが免許取り消しになる違反でもしたんじゃないの?とか。人の不幸は蜜の味、とは言うものの、こき下ろされるreechoが実際に悪ければ皆が納得して話が早い、と勢い悪事をでっち上げてreechoのせいにするのはどういう人間のやることか。ピアノに関しては、重過ぎて床が抜ける心配をする母の希望に準じたまでで、謙遜していちいち悪人ぶるreechoもreechoなのだが、ともかく悪い方向にしか噂は流れないものと思った方が良いらしい。干されるには干されるだけの理由が必要だから、と好き勝手に悪い噂を流すのはやめて貰いたいのだが。

reechoは再来週の10月23日に、日本語教育能力試験を受ける予定でいる。北京の社長から中国人の怖さを思い知らされ、他の中国人からも「中国へ逃げて来ないで欲しい」と散々ボイコットされ、もう中国に行く気を失った。先月は数十年に一度と言われる暴風雨の為、自宅の裏山の竹が屋根をバコバコに破壊してしまい(竹が水平状態にまで倒れ込んで屋根を殴り続け、瓦は屋根に土を乗せて置いてあるだけだから、竹に力一杯掃かれ続けて落ちまくり雨漏りも激しく)、reechoは翌々日から屋根から落ちる心配を顧みず(先日は実際に梯子さら2m転落したけれども怪我は無く安堵)屋根に上って補修作業をし、自分はずっとこの屋根を守れる様に頑張ると家族に誓った。家族はreechoに中国行きを思い留まらせた社長に感謝するだろうけれども、人生の目的が家を守ることだけになってしまい、日本語教育能力検定を受ける動機は無くなった。もう屋根からの転落やら癌やらで死ぬまでreechoは家を離れないだろうと思う。

けれども既に一万円で受験の申請を済ませ、受験票は届いたし、せっかく受けるなら少しは勉強しようかとも思う。試験当日、自治体の奉仕活動をサボることだけが受験動機になっている様な気もするが(なんたって田舎者は奉仕活動の為に生きてますからっ!そもそもreechoは非国民ならぬ非市民なのですっ!)、「何故なの?」と問われて「みんながそうしているから」としか答えられない非科学的&非論理的&非言語的な日本人からの脱却を試みるのも有意義ではないかと思う。日本人の「暗黙の了解」を分析&解説する作業はマジで大変である。日本語を客観的に解説する為の勉強を続けて行く間に、日本人がどれだけ説明に苦しむ厄介な習慣の中で生きているかが見えて来て、こんな七面倒な習慣を説明するなんて絶対に無理、と投げ出したい思いに駆られる。大して勉強していないから、どうせ受からない負け惜しみと捉えられても一向に構わないけれども、reechoに日本語教師は無理である。「そんなの常識です!」と何の説明も無しに頭ごなしに人を殴る日本人へのささやかな抵抗になれば、それだけで自分への慰めに成る気もするが。

台風の翌々日、村の大工さんに瓦屋さんを連れて来てもらい家の屋根の状態を見てもらったのだが、村の大工が引っ越せ引っ越せとやかましい。どうやら自分たちが改修工事を手掛けて耐震性を下げた家が人を殺すのが嫌らしい。裏山の木を全部切れとも言うが、専門業者に見積もってもらったところ、裏山の大木を一本切るだけで20万円は下らないと言う。クレーン車が入れず全て人力でやるからそのくらいは覚悟しろとのことである。崖崩れの防止だけで1千万円、安全性を確保するならば引っ越す方が安いことを大工が良く分かっているのだろう。しかし引越しは難しい。どうせ仕事をしていないのだから、reechoが家の管理の為に自分でやれることを全てやれば良い。それで、先ず裏の竹を切り始めた。すると大量の竹を処分しなければならず、勿体無いので竹で何か出来ないかと思い、暇つぶしに竹で楽器を作って遊ぶことにした。細い部分を一節づつ切り離して切り口を叩けば可愛い音が響くので、木琴ならぬ竹琴を、と思ったのだが、いかんせん湿気具合で音が変わり過ぎる。火であぶって水気&油を抜くと、まず半音は高くなる。短い竹ほどその変化が顕著で、チューニング後に乾燥が進めば又簡単に音が外れる。この世で竹琴が普及しない訳である。竹の節が微妙に湾曲していて、湾曲に音が響いてポコっと柔らかな音を立て、節が斜めになっていれば出口から最も短い距離の音が良く響くのだが、いかんせん一打で出る音に幅があってチューニングが難しい。一度短くしてしまったら長くならないから、適当な低さで妥協しなければならないが、誤って若干短くしてしまった竹を、一つ高い音に変更すべきか否か悩まされる。一体、どこからどこまでをシと認め、どこからどこまでをドと認めるのか、考えて見れば線で示される筈の音の高さを、我々は五線譜上の12種の点でしか示せない。1オクターブを12等分してハイ、標準の音に合わせて下さいね、なんてそれは12種類の点と一致しないその他の音を大量に捨てる行為でもある。正確さを極めれば、点で示されない音程は無限に増え続けるが、12種類のどの音かでなければ五線譜上で示されず、親しまれることは無いのである。単にreechoが音を合わせられないから、外れた音のままで許されたいだけなのだが、その「点」で示されない音を捨て去るのは正直苦しい。竹の長さを12種類のどの音かに合わせる努力をしていると、面白みが無くなると言うのは滑稽だが、12種で表現し切れない絶妙な音のハーモニーが認知・伝達・享受され得ないことへの不満が積もって来る。竹をコンロで炙ると甘い香りが漂って気分が良く、竹の微妙な音色がくすぐったい今日この頃である。

2011年9月15日木曜日

生きる道

「ダビデの星」で検索したら、こんなサイトがヒットした。日本人とユダヤ人の繋がりについての詳しい説明が見られる。「いろは歌」や「かごめかごめ」は空海の作とか、転記禁止だそうなのでこれ以上は書かないけれども、他の場所でも結構転用されている気がする。誰のオリジナルなのか分からんのな。かごめかごめは四番まであるなんて話もある。空海が歩き回って流布したから、全国どこで遊ばれていても不思議は無く、四国へ旅したお遍路さんが持って帰って地元で4番まで付け加えたって良かったりする。昔は著作権なんて無いからね。reechoの自宅の近辺で空海は「三度栗」の伝説で非常に身近に親しまれている。弘法大師に親切にした人には幸せを与えているけれども、別の場所では不親切にしたり苛めた人に罰を与える(殺す)こともあったらしい。喜ばせれば多大な功徳が受けられるけれども怒らせると怖い人だった様だ。阿○宗での教学では、空海は釈尊直伝の原始仏教を、比較的分かり易くそれでも密教だから秘密の形で日本に広めた人になっている。特に曼荼羅、十三仏真言はチャクラ開発の為に作られたと言う話がある。ついでに空海は、日本古来の神道を仏教に取り入れまくったとか、日本の密教特有の修行形態や呪術行為には古神道の流れを汲むものが多いと言う話を聞いたことがある。

大和と平安がイスラエル繋がりならば、空海以外にもイスラエルやその言葉に詳しい人がうじゃうじゃいたんじゃないかと思わされる。聖徳太子は黙っていても全員の声が聞ける等のテレパシー系があったと言われているし、そのへんに前世を覚えている人がいて、前世でなくても遺伝子に取り込まれている記憶を呼び起こして昔使っていた言葉を思い出しましたとか普通にありそうなんだけど(笑)。神道系では神下ろしと言うのがあって、神々の言葉をそのまま聞いたり書いたりが当たり前だったそうだし。ま、とりあえず空海のお陰でユダヤと日本の繋がりがきっちり残されていて、1998&1999年にはロスチャイルド一家がわざわざ日本に契約の箱を探しにいらっしゃったそうだwiki。見つからないので日本を捨てた、或いは既に見つけ出して持ち帰り「それでは日本の皆さん、さようなら~」にならないことを祈りたいところ。契約の箱なんて無くても良いから、箱が日本にあることにして永久に日本を守って下さいませ御弘法様。後ろの正面アフガン・イラク、皆で目を開いて手を繋ごう、な~んて、お遍路さんも、あるのか無いのか分からない箱の周りを回るんだよね。もはやユダヤ人を騙せるのは、日本では空海しかいないのではないかとreechoは思った。


上の写真は、イスラエルの人々が皆持っていると言われるお守りのデザインをそのまま使ったmade in Israelのキーホルダーだそうな。手のひらに目が描かれていて、これを隠すと悪魔のサインになるのだね、てな感じ。

悪魔を怒らせたら何をするか分からないから、とりあえず自分の身を守る為に悪魔を徹頭徹尾崇め奉り、命を捧げるつもりで絶対に逆らわないことが大事だと思った。先ず悪魔にやりたい放題やらせることが自分の為だと信じること。古墳時代にもしも最初の天皇がユダヤ人だったとしたら、埴輪の代わりに何人の生贄が必要だったのか、そもそも日本は彼らの支配で始まった国だから、彼らの支配で終わっても文句を言う必要は無いかも知れない。生贄を残虐だと言わず、我々日本人は初めから天皇への献身以外に生きる道は無かったのだと悟ることが、ユダヤの支配に楯突かずに生きる術であり、戦後ユダヤ人が日本で天皇の支配を残した理由でもある。日本が豊かになったのも、ユダヤ人のえこひいきのせいかも知れず、同じユダヤ人なんだからこれからも日本を大事にして下さい、とか言って悪魔に擦り寄り、将来はユダヤ人と結婚することを目標に頑張るとか。とりあえず悪魔のテロから身を守る為に引っ越すならば、四国・奈良・京都・イスラエル最高、とか。やや、どうも無断の流用になってしまい。罰せられないことを祈る。

宇宙人が知らない所からやって来て勝手に地球上の阿呆を支配したりは無いのかね、この世の原発とやらがちょっとばかり壊れれば人類は地球上から簡単に消え失せるんだけど。

2011年9月9日金曜日

10年後の9.11

あと2日で10年後の9.11がやって来る。いつもテレビを全く見ないreechoが最も嫌いと言うか、好感を持つ理由が皆目分からない前原誠司氏が、母の発言によると外国人献金事件以前にはもっと元気にテレビ番組で活躍していて好感が持てた等と言うので、テレビで庶民の人気を得られた理由を知りたくなり、昔の映像はどうなのだと不意に「前原誠司 2007」でYouTube検索したところ。前原誠司氏の動画が出て来ず、リチャード・コシミズ氏の講演会がヒットした。

それで2007.9.15の東京講演会を全編見たところ、果たして自分は悪魔の支配に身をゆだねられるのか等、今までに経験したことの無い「究極の選択」を迫られて当惑した。悪魔の手先になる以外に生きる道が無かったとしたら、貴方は悪魔の手先になりますか、それとも死を選びますか?と問われ、とっさに返答出来る人がどれだけいるのだろうかと考えさせられた。ケネディ大統領は、国際金融資本(ユダヤ)の言いなりにならなかったから殺されたらしい。9.11の真実を追究して殺された23才の青年もそうだが、いわゆる「彼ら」の思い通りに動かなかったら終わりなのである。果たしてこの真実を伝え広めることが日本を守ることに成り得るのかどうか。「我々の本性を知ってしまいましたね、それでは日本の皆さん、さようなら。」とあっさり消すことも簡単なのではないか。あちこちで自我を押し通そうと頑張り、どこへ行っても辞めさせられて来たreechoの経験から見ると、自分たちの支配に異議を唱え、大人しく従わない恐怖分子(テロリスト)を、支配階級が放って置く理由は無い。恐怖分子を消すことが支配階級の一致した意見で、しかも消すことが容易ならば消さない筈は無く、支配階級に楯突く情報を伝えて賛同を求めることは、それによって権力者に逆らいたくなった人が消される可能性を生み出し得るのである。自分の命、或いは国家の生命を懸けてでも正義を貫くことを選択出来る人がどれだけいるのか、実際に自分の死、或いは国家の死を選んでまで正義を貫く人はそれほど多くないとreechoは思う。支配階級が悪でも皆がそれに付き従うところを今までに散々見た限りでは、自分と家族が危険な目に遭わなくて済むのならば、どんなに悪いことをしてもどんな残虐な行為をしてもそれで良いと思う人が実際には多い。善悪をわきまえないと言うか、上の支持は絶対だからそもそも目上の善悪について一切問わない&疑わない人も多い。自分と自分の家族を守るのが処世術であり、正義が殺されるならば悪に染まろう、生きる為なら何でもやろう、と言える要領の良い人間だけが着実に生き延びて行くことは、reechoが今までに見て来た事象からは明らかである。自分の正義を通す為に自分の命を捨て、家族或いは国家を危険に晒すことは無責任な独善だと言う人も多いのではないかとも思う。

今までに、仕事を辞めさせられても半殺しにされても支配階級の欠点をあげつらい、逆らい続けて来たreechoが、今更この反逆精神を変えられるとは思っていない。そこで「では殺されても良いですか?」と聞かれれば「それは困る」と即答するに決まっているが、そんな身勝手が許される社会では無いことはreechoの現在の境遇が示す通りである。どこへ行っても基本的に支配階級に逆らったら生きられない絶対服従の世界であり、それを充分に承知しながら正義に依る自己主張を続けられる日本人がどれだけいるのか疑問である。余程鬱病的或いは自虐的でも無い限り、年がら年中「死にたい・殺されたい」とは言わないだろうし、自殺行為を年がら年中続けるなんてクレイジーとしか言い様が無いが。この「権力者に逆らう」と言う自殺行為を年がら年中続けても、それが自分の人生であり殺されても悔いは無く、権力者に逆らうことこそが自分の生き甲斐であり自分の全てだと言えなければ、権力者に逆らうことは実質的に不可能な筈である。支配階級から言わせれば、はっきり言わなくてもそれってテロリストですから(笑)。消さない訳にはいかないんだよねマジで危険過ぎるし……。

誰だって生きたいに決まっている訳で、それは権力者だって同じことであり。自分が殺される様な情報をばらまかれたら放って置く訳が無いのである。自分たちだけに価値があると信じ込んでいる悪魔に向かって、殺す為にしか存在しない羊の命の尊厳を叫んだところで何の変化も生じず。「お前たちは命を奉げる為だけに生きているのだから大人しく従え」と言う権力者に向かって、死を選んででも逆らえるのかどうか。決して人の不幸を楽しむつもりは無いが、果たして「知られたら殺す」と言う悪魔の特権階級を抜本的に変えることが起こり得るのかどうか、今までに散々権力者に逆らい続け、社会的に抹殺され続けて来たreechoとしては、非常に楽しみではある。

「馬鹿にされるなら怖れられる方がマシ」と言うユダヤ人のことだから、わざと自分たちの陰謀を大衆に知らしめて脅し、恐怖によって服従させるのが目論見かと思わせる事象も多い。
そもそも、なぜわざわざ自分たちの計画した事件の日付に特徴を持たせるのか。これらの数字を見ると、庶民にわざわざ悪魔の陰謀であることを知らしめたいのかと疑ってしまう。
こちらの情報によると、地震兵器使用の疑いがある地震発生日には、月と日を足すと「18」になる特徴があって3で割れば悪魔の数字666。どうやら悪魔たちが見て意気揚々とする役割があるらしい。こちらの情報によれば、四川大地震の場合には、年から日まで、全ての数字を一桁扱いして足すと18になるそうだ。中国では大地震の人工地震説を流した17人が逮捕されたそうで、中国でのユダヤ批判は日本より危険かも知れないと思わされる。中国にもユダヤ人の恩恵に与ってエイズを蔓延させ、何のお咎めも無かった衛生担当者がいるらしい。賄賂は贈って当たり前、偉い人はお咎め無し、“有了钱有了一切”の拝金社会でユダヤ人が威張れない理由は無い。

質問者の方が詳しい様なこちらでは、蛙の大移動が自然現象の証だとする意見に対して、蛙が人工の電磁波等を嫌って逃げた場合には充分に人工の可能性があると言う話がある。阪神大震災等ではベクテル社の工事によって震源が埋め込まれた可能性が高いらしいが、地震を作るには電磁波なりレーザーなりを遠隔地から照射するだけで良いことになる。ちょっと遠いけれどもダムが原因とか、常温核融合で純水爆の話もあり。結局彼らが「恐かったら我々に従え」と言いたいだけだとしたら、彼らの恐ろしさを伝え広めることは、より多くの人に大人しく従うことを促すことになるかも知れない。四川でも東北でも、近くで核兵器開発の可能性があったらしいと噂されれば、中国も日本もアメリカに逆らったら終わりだから、ユダヤ及びアメリカに殺されずに済む間だけ大人しく生きていられればそれで満足しなければならない、と思われたりしないだろうか。大人しい日本人のことだから、もしや死んでくださいと言われるその日まで、大人しく従っていられればそれで良いと思うのではなかろうか。大人しく従う被災者が世界中で絶賛されたことにも意味がある。アメリカの9.11が10年後の日本で3.11になり、真実を知らされないまま死ぬに死ねない思いを抱える人々が日本で急増している。しかし浮かばれない自分たちの供養の為に、真実を広めることが危険であることを知る必要もある。自分たちが殺されずに済むならば、の条件付きで真実を伝え広めたいと言う人も多い筈で。reechoは個人的に、悪魔に殺されるまで徹底的に悪魔に楯突くのが自分らしいと思うので、正義を貫くことが単なる自己満足であったとしても、そんな自己満足の為に命を懸ける自分を許し続けるつもりである。悪魔に殺されて変な死に方になったとしても、reechoには自殺は出来ないことが神に誓えるし、自分の認識内では絶対に悪魔の味方は出来ないと言い切れるからである。

使命感が裏目に出ることがあったとして、例えば思いも寄らずいつの間にか悪魔の味方をしてしまった等のミスを極力避けられる様に、悪魔関連の情報収集は今後も怠らない予定ではある。騙すのは簡単、真実の隠蔽はもっと簡単、人殺しは更に簡単、と言う悪魔と対抗するのは大変なんだけど本当に。チェルノブイリの事故も地震が原因だったと言う話があり、知られたら地震大国日本が心配して原発廃止運動が盛んになるから秘密にしよう、と実際に誰も知らない事実となったらしい。印刷屋のおじさんから沢山本を貸してもらって知ったんだけどね。どなたか合法的に安全な方法で、特に中国人に、ユダヤ人の秘密を知らせてくださいませませ。m(_ _)m

2011年8月21日日曜日

頑張れSMAP

昨日テレビを見た母が、キムタクが北京で記者会見してるのを見てどう思うか感想を聞かせて欲しいと言う。来月スマップが北京で初の海外公演を行うそうだ。今現在、中国ではまだチケット購入可能で、アリーナ席以外は空いている。日本で購入する観光客が多いからアリーナ完売なのかと思ったが、reechoは普段全くテレビを見ておらず、いまどきの日本の芸能について全然知らない。それでともかく北京でのキムタクの記者会見をYouTubeで見てみた。「SMAPが温家宝首相に会ったらしいね、」と言うと、お金を出して会ってもらったんでしょ、大金を包んだのに偽者が出て来たからキムタクが怒ったんじゃないの?と母が言う。確かにちょっと愛嬌が無い記者会見だとは思ったけれど、別に偽者が出て来たからキムタクが怒った訳じゃ無いと思うし、そんな話があったらヤバイと思うんだが。日本が大金を出して「会って頂いた」なんて、いっそ日本でも中国の首脳に会う時には全員偽者を出したらどうかと思うね。黙ってニコニコ笑っていれば良し、喧嘩にならなきゃ万事OK!みたいに。ただ、中国にとって日本はもうゴミ同然と言うか、福島原発が一思いにドカーンと壊滅させてくれたら気持ち良かったとか言っている人が多いし。お金が欲しくて日本国籍を取得した華人も中国籍を取り戻したいとか言い出していて、一旦外国人になってしまったら中国人に戻る方法が無いのは可愛そうだね。中国人と結婚しさえすれば中国に永住は出来るけど、やっぱ中国人に戻りたい人も多いんだろうね。関係ないけどreechoは、浅田真央選手が高校の頃からキムタクの雰囲気に似ていると思っていて、キムタクの愛嬌が良くなったら浅田真央選手も愛嬌が良くなるとかそんなことは無いのだろうかと思った。(んな無茶な)

最近、YouTubeのSina Premium美人心计を見た。視聴率は低いけど「チャングムの誓い」と「篤姫」を足した感じで、中国が日韓を抜くのも問題では無いと思わされた。韓国では中国とほぼ同時期に放映されていて、どうして日本では買わないのか不思議。女子の嫉妬ばかり描いている気もするんだが(男子の妬みは杨幂が出演する「」にて)、このドラマでは捨てられる踏みにじられる殺される自分をどう慰めるのか参考になると言うか、中国人の残虐性と「残虐性から身を守る能力」について学びたくなる気がした。日本人が中国人より人をなだめるのが下手なのは、単に宥める必要性が中国より低いからではないのか、とか。登場人物の「皇后様、泣き過ぎで失明します」な泣きっぷりが見事で、長澤まさみもこのくらいに泣いてくれたら許すんだがな~、なんちゃって。主役は台湾出身だけれども中国の方が日本より勝気な人が多いし、競争が激しいから演技も日本より熱心に磨くのかなぁ、と思ってしまった。俳優養成の大学(アカデミズム)が無いのも原因なんだが、まあせいぜい頑張れや日本。

2011年8月10日水曜日

恨んで下さい

満州開拓団記念碑破壊運動
侵略した日本人を供養する者は、「勇気を出して社会に謝罪すべき」だそうな。

  方正県は、碑2基を建てるために50万元を投じる。中国のインターネットなどでは、「碑を建てることで、日本の企業に進出させ、GDPを引き上げる目的だろう」、「いかがわしい金儲け。日本にへつらい、国の恥を忘れて自尊心を放棄した」などの非難が殺到した。

恥と自尊心があったら日本人を優遇出来る訳が無いと言う話。

  王主任は、「軍国主義の日本が、長期にわたって中国の東北地区に開拓団を送り込み、植民地統治を行った」と述べた上で、日本人の墓や死者の名を刻んだ碑を建てるのは、「『うらみに報いるに、徳をもってする』の心により、われわれが歴史を反省しながら平和を願うため」と説明した。

  王主任は、「経済活性化のために、新たに碑を建てるのではない」と説明。日本人の墓があるのは同県の「中日友好園林」内で、日本人が毎年、墓参りに来る。園林内に新たに、死亡した日本人と物故した中国人養父母の名を刻んだ碑をそれぞれ建てれば、訪れる日本人に改めて、日本人孤児を育てた養父母のことを思い出してもらう助けになるという。碑の建立については、中央政府の同意を得た。

  王主任は「開拓団は日本軍とは違う。開拓団は侵略者ではあったが、日本軍国主義の被害者だった」と述べた。


◆解説◆
  戦前の日本では、農村部で人口が増えたために深刻な耕作地不足になった。貧困が原因の「娘の身売り」もありふれた光景になり、社会不安や軍内部の不満が増大。5.15事件(1932年)や2.26事件(1936年)の原因にもなった。

  そのため、政府は満蒙開拓団を組織し、旧満州などに送りつづけた。実質的な棄民政策だった。元開拓団の1人によると「未開の荒野に入植すると思っていたら、現地農民から強制的に取り上げた土地だった。私も百姓だ。恨まれても仕方ないと思った」という。


イタリック体はSearchinaより。

2011年8月9日火曜日

知らぬが仏

誹謗中傷&名誉毀損になるから自粛するべき、こればっかりはヤバイと思いつつ。
無謀にも日本人は知ってはいけないのBlogを北京の社長に紹介した。中国人が読んだらどう思うのか知りたいと言う好奇心があり、メールで「中国で開けられたら読んで見て下さい」と送ってから一週間後、電話して見たらまだ少ししか読んでいないと言う。きわめて暇なreechoでも全部読むのに5日間も掛かったし、真面目に読むと気が滅入るから無理して読まなくても良いですよ、と言ったのだが、どうも心外だったのは、「俺の方が秘密が多い」と言う反応だった。秘密が多いのは賢い証拠、人を騙して当たり前、と言う中国ならではのリアクションと言うべきかも知れないが。

社長に以前京都の東側に住んでいたことは無いですか?と聞いて見たらちょっとドキッとした反応をされ、旅行の帰りに社長とそっくりな人にいきなり接吻されたことがあるんですよ、と言ったら、「僕はそんなに悪い人なの?」と言いつつ更にぎょっとしていた。本人の反応でやっと思い出したのだが、reechoに言わせると北京の社長はその時の変態さんである。17年程前の冬に、星祭り準備中の人々の食事作りで阿○宗関西総本部へ行った帰りの鈍行列車の中、恐らく正午を回る前、1車両内に数名も残らなくなる京都駅から5~6駅目程度、目撃し得る人が皆無の向かい合わせ四人席の窓際で1人外を眺めていたら、降り際に通路をただ通り過ぎるだけの筈の人がreechoの顎をつかんで歯に歯をぶつけてきたのである。扉が閉まるタイミングを見計らった地元の人だと思ったのだが、いくら変態とは言っても何の躊躇も無しに恐ろしい速さで赤の他人の口に自分の口を思い切り打ち付けて一秒間以上ぐちゃっと張り付き自己満足する要領が果たして日本人にあるのかどうか。今になって見れば顎の持ち方が中国式、またその勢いやら口のぶつけ方も中国式、そして顔が北京の社長をだらしなくさせたタラコ唇、黒の中綿コートにGパンの体格は確かに北京の社長だった。薬で可笑しくなっているのか元々精神が可笑しいのか、明らかに正常とは言えず、人間変われば変われるものなのだなぁ~と現在の正常っぽい社長と比べてしまった。今でも相変わらず色情狂らしいけれども、もしや阿○宗の人だけに嫌がらせをする様に仕込まれたテロリストじゃあるまいか等と考えさせられ。北京の社長、実は非常に裏の多い人物の様で、地獄の底から這い上がりました系と言うか(もしや刑務所出身なんてことは?!)、特徴がどうもreechoの知る触法行為(路上販売)で生活して来た中国人、及び既に何度か氏名を変更済みの黑孩子にも似ている。まさか社長が既に本名変更済みとは思えないけれども、reechoのパソコンを奪って帰国した中国人と品格が同等で、清く正しく美しく取り繕うことは非常に巧みなのだが、荒み方とねじれ方・人の騙し方が半端では無い。

想像の枠を出ないけれども、日本で麻薬・覚せい剤を売って巨額の富を得て地位を築いたとか、何か大きな犯罪に関わっていた経験があるとか、人に知られたくない過去が多いのではないかと思う。秘密を守り合う者同士の結束は、明らかに何の秘密も持たない人間よりは固く、また非難されるいわれの無い人間には無い保身の為に見せる攻撃、ついでに時折変な親切心を発揮するのもそれなりの理由があってのことらしく。以前からreechoが不気味だと思っていたのは、社長の過去と現在に、人に知られてはならない秘密があったかららしい。なんちゃってこれらが全部嘘だったら良いのだがな~。

北京の社長、人に知られたくない秘密が多いからこそ秘密の多い上層部からの利用価値が高い訳で、安心して利用出来る駒として尊重され続けるのは正直妬ましい。何の秘密も無かったら利用価値ゼロ或いはゼロ以下の危険分子であり、上層部の秘密を守る護衛隊に成り得なければ捨てられるのがオチである。上層部の秘密を暴露する危険性がある人物については、予め誰からも信用されない様に地位を落として置くとか、人々に自分たちよりも悪いとか間違っていると思わせるのが得策である。何も悪くなくてもreechoの地位は現在充分に貶められているし、誰からも信用されないと言う点で既に社会的に抹消済みと言う気もするが。上層部が安心して使える部下は、あくまでも秘密主義で上層部の弱みを死んでも暴露しない従順な人間でなければならず。目上の人間の秘密をやたらに暴露したがって仕様が無いreechoが就職出来ないのは、馬鹿正直で開けっ広げな危険因子があるからである。無論、無能という理由もあるけどね(笑)。

2011年7月25日月曜日

地震兵器

今まで全然知らなかったんだけど、「日本人は知ってはいけない」によると、1944年の東南海地震から既に人工の可能性があったらしい。第二次世界大戦中に既に計画済みだったなんて、そんなことも知らなかったな~。知ったら黙っていないと殺されちゃうのかな~??

中国の高速鉄道の事故とか、日本の災害から目を逸らさせる為のやらせ??とか穿ったら殺される??殺さないで欲しいんですけどマジで……。書いたら殺されるって、そんな権利なんて行使しないで欲しいし。真実を知ったら殺されるなら知らない方が良いし。知ったこと漏らしたらスパイって、そんな無茶な話があったらどうしようかと思う。

「日本人は知ってはいけない」のBlogを読み始めたら止まらなくなってしまって弱った。何となく、クレイジーな日本と世界の動き方がうっすら見えて来た気がして、知ること自体にこんなに罪の意識を持った情報は初めてな気がする。子供が18禁を見せられた以上の不気味さと言うのかね。reechoはずっと無知を極め続けて来たし、こんなの当たり前だとか知ったかぶる子供では元々無かったのだが。恐ろしい社会に三十数年も生きて来て今更カマトトるのもどうかと思うけれども、今更ながら、これらを知って良いのか悪いのか、それが問題。

2011年7月20日水曜日

人工地震テロ

危険でも動かす原発』のご紹介。
JanJanNews平和への結集ブログ平和つむぎブログ
DownToEarthLove&Peace

いろいろなブログでも紹介されているけれど、この本は母の中学&高校時代の同級生が印刷していたりする。その印刷屋さんが、母の同級生が作ったボランティア団体でreechoの祖母の通院の送迎を担当して下さる関係で(この前は庭の草取りをお願いしてしまい汗)、今日は祖母の送迎のついでに我が家へ本を持って来て下さった。それ以前には娘さんが正選手でreechoが補欠だった第一回静岡県市町村対抗駅伝大会(練習含む)でお世話になり、九条の会でもお会いしたランナー&活動家の元気なおじさんである。

今現在は3.11以降の話も踏まえた改訂版が250円になっていて、印刷屋のおじさんによれば、内藤牧師は千葉へ転勤されたのだそうな。でもe-mailなら繋がると思うので、問い合わせて下されば良いと思う。250円ってボランティア価格だよねぇ~、と母が感動するほどお得な本だと思われますので是非一度ご覧下さい。m(_ _)m

reechoが驚いたのは、著者が虐待から家出し、養子入りした母方のお爺さんが軍事工場長で、著者が軍事産業に詳しいことだった。デュポン社&ボーイング社と「死の商人」の関係や、軍事産業が政治を動かす仕組みと原爆投下&IAEAの「安全宣言」の裏事情等、非常に興味深く読めた。「もし電力会社が大電力を売り続けたいのであれば、ニューヨーク市や横浜市で既に実用化されている、ガス複合化発電にすればよい。建設費用も安く、安全でエネルギー効率もよい。」だそうで、原発無しで安全に生きられる社会がそもそも可能なことを知らされないのが恐ろしく、原発は地球温暖化に効果的、と言う文句で押し売りされていることに気付けないのも悲しいと思った。

また非常に苦しい話になるけれども、今日reechoの母が印刷屋のおじさんから、YouTubeで「リチャード・コシミズ」で検索して見たら、と言われ、改めてreechoがGoogleで「3.11」で検索を掛けようとすると、一番上に「3.11同時多発人工地震テロ」の候補が出る。地震が人工だなんて誰が考えられるのか、人を馬鹿にするのもいいかげんにしないかと思う。菅さんがこれは戦争だと吐き捨てていたのは、地震を人工的に作っていたからだったとは思いもよらず。地震は自然現象だと言って誰も責任を追及せず水に流すならば、核兵器なんて開発しないで地震を作りさえすれば良い訳で。日本にはまだ地震を作る技術は無いのか、人工地震を発見出来なかったなんて冗談?って感じだし。日本航空123便墜落事故でも米軍機の撃墜があったとか、中曽根総理大臣の指示あっての事故だったと言う話もあるらしく、『危険でも動かす原発』で岸&中曽根による原子力開発に触れられている様に、どれもユダヤ&アメリカの玩具として日本が遊ばれた痕跡と言って良く。どうやって震源を作るのか、浜岡でやられていたらreechoも死んでいた可能性ありと思うと、我々はオモチャ?と思えて情け無く。殺されるのを待つばかり、やりたい放題を見ているだけの我々ってどうしようもなく無力だと思わされる。

2005年の「皇帝ペンギン物語」で涼んだところ、生きる為だけに生きる動物が純粋無垢で正しく感じられ、やたらに頭の良いユダヤ人がこれだけ汚いことに頭を使っていることに、同じ人間として屈辱を感じる。どこででも地震作れますよ、何か文句ある?なんて脅されれば従います皆様。まさかアメリカが日本をテロ国家扱いしたとは思えないけれども、日本がこれに懲りて一切の原子力開発から手を引き、地震や竜巻等の自然現象を装った紛争解決を研究し?!、これを以って世界中から原発が一機残らず消え失せることを願わずにはいられない。開発を続けたら次は日本全体が爆破するかもだし。今回国全体が吹っ飛ばなかったのが幸運だったからと言って、幸運が永遠に続くなんて勘違いするのはやめた方が良いと思う。

2011年7月17日日曜日

表現の自由

中国に亡命を希望しながら誰かからメールが来ないか待っていたのだけれども、「中国に来ないで下さい」調の素っ気無い日本語のメールが一通のみ。中国でこのブログは見られないらしいので期待してはいなかったけどもちょっとがっかり。

これまで書きたいことを勝手に書いて来たからか、中国当局からも危険視された気がして仕方が無い。reechoが中国へ行きたいと言っても「目的は中国の崩壊ですか?」と疑われかねない内容をこのBlogが含んでいて、まさかとは思うけれども入国拒否されたりしないだろうかと不安になって来た。reechoが珍しく褒めちぎった相手からの反応はさて置き、非難して来た対象を擁護する人々からの攻撃もまた簡単なものでは無く、特に「国家を非難する情報を流せば抹消」の中国当局から睨まれた可能性があるのは恐い。reecho自身、自分に対する批判を、善意と誠意で聞き入れられる人間では無く、自分への批判・攻撃は「百害あって一利なし」と排除したがるので、同じ路線で中国から「百害あって一利なし」と追い払われるのも分からなくは無い。

中学時代から、提出を求められた全ての感想用紙(実験校の為毎回授業後に提出)には批判的なことばかりを書いて来た。担任の先生に呼び出されて「批判的なことばかり書いていると授業に対して反抗的と見做されるから改めなさい」と注意を受けたけれども、やはり批判的なこと以外に感想を持たない性分で、「良いことしか書いてはいけないのならば何も書くことが無い」とやってまた呼び出しを食らい。「内申書に影響します」とはっきり注意されたけれどもやはりいちゃもん以外に書くことが出来ず。「今度難癖付けたら殺します!」と脅されたならば、殺されたくないので休みます、だった。

元の担任の先生が見たら相変わらず頑固にいちゃもんばかり書いているんだねぇ~、と呆れられそうなブログで、元々文章を書くことがすこぶる嫌いな人間だったので、大人しく書かないでいるのが自然だよなぁ、と思ったりする。ただ今まで書いた物を消去しない理由としては、あいにくreechoは中国人になりたくても法律上中国人に成り得ず、今のところ中国当局が直接手を下せる相手には成り得ないから、である。台湾人と結婚して台湾国籍を得た場合、台湾が中国領土と言うなら即刻中国人と見做され得るのかどうか、それより何故台湾国籍は得られて中国国籍が得られないのか。人&国家を褒めちぎる内容しか書いてはならないと言われたら書くことが無く、実際に内容には触法行為を含んでしまうので、長期放置が歓迎されるべきである。更新停止後に何か反応が必要だとおっしゃる方にはメールにてお知らせ頂ければお返事致します。遠慮無くメールください。

中国の農村部行きに備えて完全停電生活を試そうかと思ったが。長年経験している冷房無しは良いとしても冷蔵庫無しは苦しい。食料が全部腐ってしまうのなー。忘れっぽいから過去の習慣をすっかり忘れて完全停電生活に慣れる自信はあるが、パソコンを開けない生活を目指そうと思って密かに挑戦しても、果たして何ヶ月も続けられるのか分からない。reechoの場合パソコンを開けば即刻不正ダウンロードが始まってしまい、暇だからと言って触法行為に埋没するのは避けるべきとは思いつつ。

最近不正ダウンロードした中国ドラマで楽しかったのが「落地,请开手机」と「爱情公寓」。落地,请开手机には「後頭部に目が生えている」とか「ジンクスと虫の知らせ」とテレパシー、ついでに「人が寝ている最中に他人に成りすまして意識を操る」とか、良く描いてくれたな~と感心するほど中国人が日常的にやっていることを表現している。ちょっと大げさで笑っちゃう内容も多いけれども中国人ってそうだよねぇー、と頷かされる場面も多い。主役を演じている人の名前がイナズマっぽく、若い時には霹雳舞(稲妻おどり:ストリート系)で売れていたらしい。大張偉の先輩みたいな存在で、個人的にこの2人を重ねるのはちょっと問題ありと思うけれど、中国人は何かに付けてこの2人を並べたがっている様に見える。愛情が冷め切った後の生活を試すと言う「非诚勿扰2」に出演していて興味を持ったのだが、あんなに元気に愛を叫んでいたお兄ちゃんが随分静かになっちゃったのねぇ~、と視聴者を驚かせるのが狙いの様な気もした。reechoとしては、「非诚勿扰2」の主役は間違い無く偽者の孫紅雷である。

ついでに「爱情公寓2」の第二話に出て来る演技合戦が凄い。敵を陥れる人脈&演技力に脱帽させられ、中国ドラマで中国人の行動パターンを知ることは結構ために成ると思った。日本人だから敵対意識を持たれ易く、やたらに見栄を張られるのかと思っていたら、中国人同士の見栄の張り合いもまた壮絶らしく、気にするだけ無駄と思えるまでに至った。このドラマに出て来る早稲田大学芸術学部卒の漫画家が、早稲田より慶応っぽいと言うか、涼し過ぎ(笑)。個人差はあるけれども早稲田は慶応みたいにとりすました印象を与えないのが特徴だと思っていたし、貧乏人が入り易いから汗臭くてムサ苦しいとか、やっぱりそういうことは言っちゃ駄目?

2011年6月5日日曜日

結婚と亡命と

放射線と言ったら、レントゲンとかCTスキャンによる被曝量も問題になるけれども、パイロットの被曝量も馬鹿にならないらしい。精神的にストレスの多い仕事だから短命がちと言う気もするが。reechoが大学時代に一週間アメリカに行った時には、何やら離陸した途端に気流に呑まれて、飛行機がジェットコースター以上に上下左右にどかどか揺れ続け、警報機は鳴り響くし赤ランプは点滅するしで、生きた心地がしなかった。そのまま落ちて死ぬかと思ったし。それ以降、一生飛行機には乗りたくないと思っていたのだが、2009年の11月には北京の花儿乐队演唱会へ行く為にまた飛行機に乗ってしまった。记性が無いreechoだからと言う気もするが、咽喉元過ぎれば熱さを忘れる。

先週は生まれて初めて国会の答弁を真剣に聞いた。全ての人が避難の目安にする様、被災地の子供たちにガイガーカウンターを無償配布すると言う案があったが、どうやら微妙に入手困難らしい。以前ならばインターネット市場で3万円以下で手に入った物が、もう8万円以下では手に入らないのではないかと思わせる勢いで、今後もどんどん高額で売れ続けるだろうと思う。東電から言わせると自社のあら捜しをされる様なものだから、世界中の全てのガイガーカウンターを没収出来れば嬉しいだろうね。東電と仲が良い日本政府は恐らく何もしてくれないだろうから、被災地には有志が寄付するしか無いんじゃないかと思う。諸外国の皆様にも、被災地にガイガーカウンターをじゃんじゃん寄付して下さいます様、宜しくお願い申し上げます。

先日は「辞める前に思い切って日本の原発を全部止めたらどうですか」とか(違ったっけ?)福島瑞穂さんが菅直人に食い下がっていたけれど。日本の原発54機中、現在実際に稼動しているのは17機だけだそうな。原発が無くても日本は潰れないが、原発があったら日本が一瞬で吹っ飛ぶのだ。原発の存在を、事故死する可能性があっても皆が運転する自動車に例える人がいるけれども、原発事故の危険性を軽視し過ぎである。日本人の2/3が一瞬で亡くなる可能性があるにも拘らず、動かし続けられる人間の気が知れない。
reechoは以前から、菅直人のニヤケ顔が嫌いで見たくないと言っていたのだが(でも小沢さんよりはマシ)、この際、日本の原発を全て廃止にしてくれたら、菅直人の写真に毎朝二礼二拝一礼し続けることを誓っても良い。日本の現人神、菅直人である。その二日前だったか「浜岡原発を止めさせたことで誤解されている様ですけれども、私は原子力発電に反対している訳ではありません」とか言っていたから、日本の原発を全廃させるなんてことはあり得ないだろうけどね。

原発を有する全ての市長・県知事が原発に反対しさえすれば、日本中の全ての原発を止めることは可能らしいが(←6/8追加)、reechoはもう亡命しか無いと思う。海外で就職する能力も無いし(そもそも採用されず)、結婚も楽では無い。もしも中国人(電気の通らない農村部歓迎)でreechoと結婚したい方がいらっしゃいましたらメールください。自給自足程度の農業ならば喜んでやらせて頂きます。→liyiyi@hotmail.co.jp

2011年5月31日火曜日

If I was...

私が魔法使いだったら、その1.全ての人に人類の未来を的確に予想させ、人類の存続を極力長引かせる。その2.全ての人に全ての人の考えを理解させ、頭が固い人間を皆無にする。その3.日本は完全にブータンにする。具体的には、労働人口の7割以上を農業従事者にする法律を作って自給自足の生活を余儀なくさせ、全ての作業を「人力」で行わせる。電気或いは燃料が必要な機械は造らせず、空を飛びたければ超能力で飛べ、海を渡りたければ超能力で渡れ、と言う感じで、人間に機械を使わせない。人間は、機械の力を自分の力だと信じて人を軽んじ過ぎと言うか、人力が衰弱して行く感じが否めない。人が使って良いのは自分の力だけであって、他の力を搾取することは許されない。やって良いのは自分の力を最大限に使う努力のみ。電話したければテレパシーで通信し、暑ければ超能力で冷やす。今生きているお気楽な人々の寿命が多少縮んだとしても、人類の生存可能時間を縮めるべきでは無く、それが「最大多数の最大幸福」である。無論、幸福追求は人間だけのものでは無い。

浜岡原子力発電所の危険性を見た。内藤新吾牧師の言うことの真偽は未確認だけれども、少なくともそこらの絶叫マシーンよりは絶叫ものである。人類存続の為に、とりあえず日本の全ての原子力発電所を廃止して欲しい。無理ならばreechoは日本から亡命する。小出教授(zakzak)の話にもあるけれども、全ての原発をコンクリートで覆ってくれなければと思う。今では静岡でも長時間雨に当たると痺れるし。先日自治会の奉仕活動(ほぼ強制)で雨の中、長靴&雨ガッパにぴしょ濡れの軍手で草刈をしたところ、福島の原発で作業している人が「何故か全身の震えが止まらない」と書いていた理由が分かった気がした。寒さや緊張によるものでは無く、被曝によって感電したみたいに痺れて震えが止まらないのだ。いつも勝手にブルブル震えている様な名前なんだけど、reechoみたいな弱い人ならば直ぐに疑問を持つと思うよ、なぜ雨水に浸され続けた軍手の部分だけが痺れるのか、と。

先日、CCTVの焦点访谈(123)で留守番孤児に関する映像を見た。中国では、農村部の親が出稼ぎの為に置き去りにした子供がざっと6千万人、農村に暮らす子供の4人に1人が留守番中だそうな。そんなに農村ががらがらだったらreechoが一人移住しても問題は無さそうだね。思い切って留守番児童の寮母さんを目指そうかな(笑)。日本では公開延期中の映画「唐山大地震」でも孤児について描かれていたが、親に捨てられたトラウマに苦しむ人が中国では極端に多いらしい。以前は中国では子供の気持ちを分かってくれる親が多いなんて書いたけれども、とんでもない話である。日本では子供を捨てて逃げられないから虐待が多いのかとも思って見たが、中国では放任と言うか、はっきり分かる「置き去り」が盛んに行われている模様。親が失踪してしまえば直接親を責められないし、どこかで子供がいない振りをしていればそれでまかり通るのだ。日本では管理が厳格だから身元が直ぐに判明してしまってそんなこと出来ないけどね。日本人の責任感は、狭い場所で徹底した管理が行われているからこそとも言え、広過ぎて誰も管理出来ないから無責任で良い、と言う中国とは大違いである。日本人は管理が徹底しているからこそ普段から懸命に、責任を追求されない様に努力している人が多いし、一旦責任を追及されない立場に立ってしまうと、日本人も無責任になる傾向はあるんだけどね。

中国人に責任感を持たせたければ、狭い範囲を檻で囲って逃げられなくするとか。中国だったら分割するとブータンが百個くらい作れそうだから、とりあえず都市部と農村部を別国家にしてしまえば?と思う。農村部は90%以上が農民で良く、差別と食料の欠乏さえ無ければ結構皆が幸せに暮らせると思う。一切学校教育を受けていない中国人を見て思ったのだが、幼い頃から社会的責任を果たす喜び(生き甲斐)があって、社会教育が徹底されていれば、義務教育も小学校だけで充分だと思う。どんなに管理を徹底したとしても、要領が良い中国人ならば勝手に逃げ出してしまうだろうけどね。例え海で囲まれていようと檻で囲まれていようと彼らだったら逃げられると思う。

広くてどこにでも移動可能な中国なら、一部地域で住めなくなっても即刻難無く移住出来そうだが、日本の場合にはそもそも移住などと言う概念は存在しない。当日初めて知り合った同性と平気で一つの布団に寝られる人々には分からない話だろうけれども、借りを作れないし人の世話になるのも苦手、しかも人見知りの激しい自閉的日本人には、慣れない人と一緒に暮らす事そのものが苦痛だと思う。故郷も子供も捨てて出稼ぎに行く中国人ならば話は簡単だけれども、執着心(愛着心?)の強い日本人が果たして故郷を捨てられるのかどうか、reechoには分からない。
もしも私が中国人だったら、故郷も家族もさっさと捨てて、無責任にどこかで勝手に自分の快楽を追求することだろうね、多分。

2011年5月19日木曜日

やぶへび

reechoも知らなかった藪蛇の意味……。
LUST,CAUTIONをレンタルショップで借りて見た。旧作だから1週間(7泊8日)でレンタル料は100円。インターネットで不正ダウンロードを試みたのだが、楽に見られる場所が見つからず、QVODでは音声が出なかった。

昨日は変な夢を見た。北京の社長が秘密工作員で、reechoを殺そうとしている夢である。「色,戒」をちょっと真面目に見過ぎたせいか。中国人は、日本人より超能力者が多いと思う。東洋医学も第六感によるものが多いのだが、武術にも様々な流派があって気功集団も多く、reechoが知る中国人で少なくとも6人は、目の前にいない人物の動向が分かる所謂透視能力を持っていた。一人はreechoの住む市内で働いていた中国人研修生で、少林寺拳法のメッカ近隣で生まれ育ち武術に精通していて、普段はふにゃ~んと優しく極めて温厚で体格も頼りなく、武術を使いこなすとは到底思えないのだが、本人が見えない・聞こえない遠隔地で人が何をやっているのか、憶測不可能なものをいちいち言い当てるのである。もう一人は上海で太極拳を教えていたおじいさんだった。背中に目があると思うくらいに自分の背後の人間の動きを読む人で、あれなら遠隔地でも可能だろうな、とreechoは思った。もう一人はreechoが居候した中国人、ドアが開く前或いは電話を取る前から相手がどんな人なのか、その人となりが分かると言っていた。要するに、会わなくても良いのである。後は、フラワーズのコンサート会場前で見知っただけのreechoとは極めて縁の薄い人たちなのだが、見えない・聞こえないことを当たり前の様に口にする人が中国には不気味なほど多い。

中国人は、少なくとも日本人よりは嘘つきが多いので、本当に北京の社長が社長なのか、去年は何度か本人が経営していると言う会社に電話して聞いて見たりした。残念ながら本当に工場のオートメーション化を進めている中小企業で、主力はベルトコンベアー等の工場内設備、世界の工場として進化を続ける中国で、この手の会社が儲からない訳が無い。社長の伯父さんは中国屈指の製鉄工場を運営しているとかで、どうやら親族一同が大金持ちらしかった。いや、どこまで本当か分からないんだけどね。それで、どうしてreechoとの縁を切らないのか、どうして迷惑だと言って追い払わないのか考えたのだが、要するにreechoを殺すのが目的だからではないか、と変な憶測を立てて見た。社長には何の利益も無いのになぜreechoに近づき、reechoが迷惑を掛けるばかりなのになぜまだ関係を切らないのか、reechoから言わせると単に不気味なだけなのである。

遠隔地で人の心を動かすとか、自分が見えない・聞こえない場所の人に何かメッセージを送るとか、社長は得意じゃないですか?と聞いて見たら「そんなこと出来ないね」と素っ気無い。社長なら随分やっていると思いますけど、と言ったら「君が可笑しいんじゃないの?病院に行って見てもらったら?」と。reechoが精神異常者ということで片付けるつもりらしい。しかし、やはり北京の社長は、遠隔地の赤の他人まで操り人形の様に動かす能力があるとreechoは見ている。一番初めに怪しいと思ったのは、従業員を2人連れて我が家を訪れた時のことである。その従業員2人が、やたらに社長の顔色ばかりを伺っていて、自分から何もしないし言わないのである。社長の指示が無ければ何一つしない操り人形の様な二人を見て、個人主義で自分勝手な傾向のある中国人が、ここまで上司の顔色を伺うのは変じゃないかと思ったのだ。その時は、まあ、それだけ社長の指示が絶対なのだな、と思ったに過ぎなかったが、社長と話をするにつれ、例えば、自分の娘には4歳の頃から太極拳の先生を付けて学ばせているとか、さすがに本人に超能力があるとまでは言わないけれども、充分にそれと分かる内容を見せたりする。太極拳なんて中国ではわざわざ個人レッスンを受けさせる代物では無く、日本でラジオ体操を学ぶ為に個人指導を受けさせるくらい変な話なのだが、あえてそう言う程に、何か奥があるものを学ばせているらしく、自分も娘も超能力者、と言っているとしかreechoには聞こえない。それでその力で何をしているのかと言うと、どうもreechoには「日本を乗っ取ること」しか見えないのだ。早い話が目的は敵を殺すことである。

中国の殺し合いをreechoは詳しく知らないけれども、中国には遠隔地から人を動かす能力を持つ人を利用して、何をするか全く窺い知れない恐さがあると思う。中国人がコネを重視するのは単に、自分がいつどの様に殺される可能性も完全に否定することが出来ないから、極力自分の敵になり難い、身元の確かな人間しか周辺(社内)に置きたくないと言う理由からだと思う。取引にしてもコネが最重視されるのは、強力な信頼関係の無い人間は一切信用出来ないと言う、極めて不確かな「殺し合い」の社会だからと考えさせられる。「何でそんなに人を信用するの?」とご丁寧に社長に怒られたりしてreechoも最近、やっと人を信用しないことが中国で最も大切なことだと思えて来る様になったのだが。優しいし、親切だし、とっても良い人だと思っていると、ある日突然殺される日がやって来て、えっあれは全部嘘だったの??なんて驚くことになるかもね。

2011年5月12日木曜日

知名度

八田与一纪念园区の開園式は、大紀元も取材していたらしい。写真をクリックするとちょっと大きめの写真が出たりする。日本のWEB上記事は早く消えすぎて不便なのだが、ここはいつまでも記事が消えなくて良い。

台湾からメール。李安監督が、八田與一に関する映画を撮る可能性があるのだそうな。誰も住めない日本人宿舎だけの為に三億円も使うならば、貧しくて生活に困っている人の為に宿舎を建てたら?みたいなメールを出したら、長期的には観光で三億円は儲かるから良いとか言っている。本当か。

この一見無駄に見える投資が無駄にならない様に今後も努力するとかで、世界遺産登録への推進活動が更に加熱する予定らしい。有名な監督に映画を撮らせようと言うのもその一環か、せっかく三億円も掛けて公園を作ったのに誰も興味を持たないのでは洒落にならない。reechoはまだアン・リー監督作品はグリーン・デスティニーしか見たことが無く、果たしてどんな映画を撮るのか興味をそそられた。腑に落ちない点は多いけれども、世界的に有名な映画に成ったならば台南の観光収益に直結して喜ばしいことだろうねぇ~。

2011年5月9日月曜日

友日派

今日も北京の社長に電話した。仕事の邪魔になるんじゃないかと思えるのだが、かなりの長話でも途中で切ったりすることが無い。中国では、頻繁に電話しても「ストーカー」とか「業務妨害」として警察に届け出ることも滅多に無いとかで、そもそも中国では、日本の「ストーカー規制法」に当たる法律が存在せず、取り締まりの対象にすらならないらしい。中国では殴る・罵る等の暴力行為が無い限り取り締まりを受けず、反政府的でありさえしなければ、ストーカーにとっては天国の筈ではある。

社長が何の脈絡も無く突然「日本とアメリカは中国を分裂させようとしているでしょう?」と聞いてくる。返答に困ったので話を逸らしてしまったのだが、中国の求心力に関わる問題については北京の社長も非常に神経を尖らせている気がする。少なくとも大陸では、中国の国益に反するから台湾の独立は許せないと言うのが一般常識である。reechoが丁度仏教の弾圧について質問した時で、それが中国の分裂に直結する問題だとは思っていなかったが、考えて見れば即刻中国の求心力と分裂に関わる問題であって、神経を尖らさざるを得なかったのだと気付かされた。外国人に中国の欠陥を突付かれることが不愉快だったらしいけれども、一般の中国人が日常的に、中国の求心力と分裂に関わる事柄については神経を尖らさざるを得ない状況があると見て良いと思う。

で、昨日の台湾にて。母の従兄弟が水車の前に→中國評論新聞網・(テレ朝news)
その他47NEWS
「私は反日ではなく友日派」
asahi.com 2011年5月8日19時9分
 「私は反日派ではなく、友日派だ」。台湾の馬英九(マー・インチウ)総統が8日、台湾南部・台南市の烏山頭ダム近くに造られた日本人土木技師・八田与一の記念公園開園式でこう発言し、森喜朗・元首相、台湾の閣僚が出席した会場を沸かせた。

 石川県出身の八田与一(1886~1942)は日本植民地時代の台湾で、東洋一といわれた烏山頭ダムを建設、水路を整備し、干ばつに苦しむ台湾南部を一大穀倉地帯にした。台湾では歴史教科書に登場する。

 馬総統は「台湾が日本に割譲されたのは歴史の悲劇だが、日本が台湾を統治した50年に重要なインフラ建設があり、貢献は無視できない」「八田をたたえることは植民地支配を美化すると批判があるが恩讐(おんしゅう)を分ける態度が必要だ」と述べ、最後に「私は日本の最良の友人」と言い切った。

 5月8日は八田の命日。馬総統自身、思い入れが強く、これまで3度慰霊祭に出席した。公園造営も馬総統の指示によるもので、ダム建設当時の八田の官舎が同じ場所に復元された。馬総統は、かつて尖閣諸島問題などで強硬な発言をしたことから「反日」イメージを持たれがちだ。総統就任後は日本重視の姿勢をアピールしており、八田顕彰はその一環でもある。(台南=村上太輝夫)

日本によってもたらされた悲劇と喜劇をどの様に分けて評価するかは人それぞれだろうが、友人と言われて、まさか険悪な仲を指すとは考えられないと思われる場で、上手く逃げたな、と思わされた。自分に悲劇をもたらした相手に対して、最良の友であり続けることは難しい。どんなに寛大で優しかろうと、それは出来ないと言えなくも無い話もある。どんなに酷いことをされても最良の友であり続けられるのか、自分に聞くだけで充分である。

2011年5月9日のgooニュース(産経新聞)によれば、
 記念公園の建設は馬総統の発案で2009年7月から本格化。1億2千万台湾元(約3億5千万円)を投じ、八田氏ら工事に参加した日本人技師が暮らした木造住居4棟を復元した。

のだそうで、これが「私は日本の最良の友人」の理由として使えそうな気もするが、この三億円で土建業が随分儲かったんだろうね、と思った。貧しい庶民に富が行き渡れば良いけれども、実際は近辺の住民でも敢えて「八田與一なんて知らない」「嫌いだ」と言う人が多いことを考えると、これは飽くまでも国民党支持の土建業を闇雲に潤し、カネでの票集めを狙ったとしか思えない。一般庶民の顰蹙を買いかねない程の高額を投じることで、こんな高級な施設は庶民に不必要→八田なんて要らない、と地元の人々に感じさせようと頑張っている様でもあり、日本人に恩を売ってほくそ笑む馬英九がひたすら不気味に映った。そんなことより、「八田住宅基金」とでも名付けて、恵まれない人々の為に住宅を造ってくれたら故人も納得出来るだろうに……。

2011年5月8日日曜日

Mother's Day

~母の高校時代の親友と~


今日は、台湾では八田與一の墓前祭があるのだが、台湾まで行くことが出来ず、静岡で母の高校時代の親友が出演する愛知県芸の同窓生によるコンサートへ行って来た。こぢんまりとした発表会だったけれども、心温まるコンサートだった。一部が義捐金になると言う1500円のチケットを2枚送って下さり、母がいつもと変わらず虚弱体質で外出が困難な為、代わりに私がお邪魔することに。写真の日付が相変わらず一年前を表示しているけれども、2011年である。なぜか変更不可能デス……。

肖像権の侵害になりそうだけれども、reechoの出身中学を卒業し、清水南高校から現在愛知県立芸術大学声楽科大学院生の鳥海祥子さんが、とても真面目に凛々しく歌っていた。


      母の親友、八重子さん                 全体合唱
八重子さんは元東京混声合唱団で、さすが磨き上げられたプロの歌声。

震災の後と言う事で、自粛の声もあったそうだけれども、このようなコンサートには心から感謝です。


今日はGoogleマークも可愛くて。→母の日

2011年5月1日日曜日

曽祖父の写真


曽祖父の写真をスキャンしようと思ったのだが、上手くいかない。
前回(4/28追加)の台北ナビの記事ではゲテモノ好きに見えるのだけれども、飽くまでも来客をもてなす為であって、趣味で動物を飼っていたのとは違うんじゃないかと思った。来客には、さっきまで庭で元気だった七面鳥の料理が喜ばれていたそうで。あ、やっばりゲテモノ好きになってしまうのかな……。

2011年4月27日水曜日

八田與一記念公園

お前ら、経済成長と世界制覇の為に搾取を続けて来たんだから、経済成長と世界制覇の為に自ら滅びろ、みたいな、どこからそんな指令が下るのやら、自業自得の道理として全体責任制で全員死刑、とか突然宣告されても納得出来ないね。歴史認識が甘かったとは思うけれども、世の中はシビアだった。

考えて見れば日本は、搾取と殺戮の歴史を軽視し過ぎて来た様に思う。搾取されたり殺戮された人の気持ちを考えずに悠々自適の生活を送る人に、「自業自得」など有り得ないと思わされて来たし~~。

去年墓前祭の前日にお世話になった台湾人女性の弟さんから、昨日書留の手紙が届いた。来るなら僕に連絡下さい、とか書かれている。名詞には「八田牧場」、今年の5月8日から八田與一記念公園がOPENするらしい。その辺りに牧場でも造ったのかな。

まんが人物伝世界文化遺産登録推進HP八田與一芸術文化基金会
台湾人が勝手に喜ぶのは良いけれども、植民支配した日本人が満足するのは滑稽だからやめた方が良いんじゃないかと思った。どう転んでも全体責任制で全員死刑の実態は変えられず、浮かれた行動を取るのは迷惑ではないのか、と……。良いことをしたから報われる、とか思い上がってはいけないと思うんだよね、やっぱり。

赤堀信一宅の紹介あり@台北ナビ←4月28日追加 
一年前はこんなでした(右は説明中の郭女史) & 赤堀宅前にて私
地面には沢山のおじぎ草(手は郭女史)

2011年4月23日土曜日

A級戦犯

2004年に公開された映画「東京原発」のクリップをYouTubeで見て驚いた。コメントを見て更に驚いた。何でこんなものが世の中にあるのか、原発を造らせた権力者を呪いたくなった。著作権は気になるけれどもコメントをコピペ。

東海地震87%のど真ん中に原発動かす狂気な国は世界中さがして­も日本だけでしょう。原発は戦後CIAのスパイとしてポダムの名­で働いた「正力松太郎」と売国奴「中曽根康弘」によって国民の議­論や同意なくしてあっという間に建設された。

日本は原子炉を設計していない。特許は米国やフランス企業の古い­ものを高額で買わされているだけ。はっきり言ってリッチなユダヤ­やアメリカの軍需産業の実験場でしかない。日本列島は原発=核開­発と実験を行う米軍基地の使い捨てというポジショニングだ。地獄は広島長崎で終わったわけじゃない。


Wikipediaによれば正力松太郎は確かにA級戦犯で、巣鴨プリズン出獄後はCIAの意向に従って行動していたらしく、なんとそれが原子力委員会の初代委員長&初代科学技術庁長官である。アメリカとユダヤ資本が主導しているから原子力発電所が無くなることは有り得ないらしい。日本の無力さに驚嘆……。原発の温存にアメリカ&ユダヤの力が働いているとすれば、もう日本人が打つ手は無いのではないかと思う。後ろで操っている人間がヤクザ過ぎて、にっちもさっちも行かないんじゃないの??

舞妓はん

舞妓さんが無給で働かされているとは知らなかった。あの真っ白い顔は、電気の無い夜に顔が良く見える様にさせる為だったそうで、電気で煌々と照らされた現在の宴会場に、あの真っ白いお化粧は派手過ぎて下品と言うか、慎ましさに欠ける。もう一度電気の無い夜に戻ったら、少しは舞妓さんが風流に上品に見えるのでは無いかと思った。

舞妓さんには給料無し、お小遣い(1カ月1~2万円程度)はお母さんから貰うそうだ。叶明(かのあき)さんも言っているけれど、朝9時起き10時から稽古、3時から準備して6時から宴会で0-1時に仕事が終わり、寝るのは3時くらい、舞の稽古が大変だそうな。その地獄に耐える忍耐力は一体どこから来るのだろうか、高卒は逃げ道になると見られ(from医師のHP)宮川町では通常5年半前後、祇園甲部では7年の義務期間があり、途中で辞めると違約金数百万円を請求されることもあるらしい。年季が残っていれば自前(独立してマンションに住む等)にはなれないとか。売れっ子なら独立すれば費用は自前でもそれなりに儲かるのか、祇園のことを読むと、舞妓さんが芸妓になる際に自前の髪結いから鬘にするのは、毎日客と遊んでも髪型を気にしなくて済むからではないかと思った。

女版相撲部屋と言ったところだろうか、前出の医師のHPにも書かれているけれども、団体行動が苦手とか学校生活程度がきちんと送れない人間が成れる筈が無く、たおやかに見える舞妓さんの強さはただごとでは無いと思った。こんな劣悪な環境で生きられる人ってば不気味なほど強靭っぽく、24時間365日拘束されっ放し脅迫されっ放しみたいで、ひ弱な人間など近付ける場所では無い。
仕込み体験@しげ森リンク集
元舞妓はん2chの体験談・なんとお座敷遊びは一回につき100万円も掛かるらしい。H21年名簿ブログ

日本の風俗産業も凄いけれども、最近は中国でも裏では文革前の中国に戻るかの如く活発に女性が買われ始めているらしい。元々中国人は、日本人以上に激しく遊ぶ。どうでも良いけど、映画「千と千鶴の神隠し」は、小学生の少女が性風俗産業で働かされる話だったそうな。⇒
「今の世界として描くには何がいちばんふさわしいかと言えば、それは風俗産業だと思うんですよ。日本はすべて風俗産業みたいな社会になってるじゃないですか、」とか監督が語っていたらしい。日本社会ってそんなに凄いのか~。
となりのトトロの都市伝説は、紛らわしい名前を付けるから問題になるのだと思わされたり。
話が飛び過ぎたけれども、裏を知ったら恐くて近付けなくなる物が世の中には一杯あるんだと思った。

2011年4月20日水曜日

口出し

日経ビジネスONLINEで、記事が現れる前にFlash広告が表示されるのだが、その上に出た名言がこれ。

我々ができることは何か。被災者・被災地域のバックアップです。その時に「ああしよう」「こうすべきだ」などと言ってはいけません。それはおこがましい。横から口を出すのではなく、全力で後押しすることです。

堀場 雅夫 堀場製作所最高顧問



ということで、これが日本の教育の原点なのかな~と思った。幼い頃から盲目的服従を強制され続けていれば、自分で方針を立てなさいとか意見を出しなさいと言われた時に、出来なくなっている。ただひたすら上の指示に従い続ければ良い、雰囲気に合わせていれば良いと言う習慣が、日本自体を貶めている筈なのだけれど。日本で求められることは盲目的服従だけであって、それ以外ではあり得ない。組織内の「盲目的服従精神」と「和」を乱す横からの口出しは「おこがましい」。生意気な口を利くなら辞めて下さい、である。日本で意見したら終わりだから、意見せず順調に上に立った人に意見を求めようとしてはいけないのである。

世界中から日本の盲目的服従精神が絶賛されている最中に、こんな批判を書くのは不謹慎だと思うけれど、今の日本では、口を出したらその瞬間に、組織内での人生が終わりである。死なずに生き続けて来た現在のトップに文句を言うのはそれ自体が間違いですから~~。既に死んでしまった自分に、なんまいだぶホーレンソー。

2011年4月17日日曜日

ChinaGossips

日経ビジネスONLINEで、福島香織さんの中国新聞趣聞~チャイナ・ゴシップスが面白い。登録して是非ご一読下さい。

2011年3月30日「ならば、中国の原発は安全なのか」より
確かに、手抜き工事が当たり前の中国で原発を造るなんて「安全なわけがないじゃないか」である。中国の記者ら曰く、 もし事故が発生すれば、おそらく報道統制で隠ぺいされ、何が起きたかさえ、周辺の農村の農民は知らず生活し、数年後か十数年後に発がん率が異様に高い村が出現するのだろう、と。「中国は広いので、その事故に自分たちが巻き込まれる可能性は低いかもしれないけれども」
 それを聞くと、怖いのは原発自体ではなく、それに向き合う人間の性根と責任感ではないかと思う。果たしてこんな複雑で厄介な代物にきちんと向き合える資質を備えた人間を今の中国は育成できるのだろうか。中国に原発大国、原発技術輸出国となってもらうのは、やはりかなり当分先であってほしい。

に全く同感、現在の日本に対してもそう思うreechoである。原発を作れるならいくらでも出すよ、と政府が女性金をじゃんじゃん出し、「放射能は安全です」と言い続けるのがひたすら不気味なのだが。広島でも長崎でも原爆が投下された場所でずっと人が生き続けて来てしまい。そこで取れた農産物・海産物を食べながら確かに癌患者は増え続けたけれども、放射能の危険性を考えて移住した人は多くなかった筈で。もしや、これが災いして「認識の甘さ」が日本で蔓延したのではないか、と不謹慎なことを考えてしまった。

実は、reechoの曽祖父も元東京電力の社員で、東電の社員として台湾に渡り、ダムの建設に携わったらしい。初代社長の下で働いていたそうだけれども、初代社長はそんなに汚い人ではなかったとか。美しく保つのがどれだけ大変で、腐るのがどれだけ簡単か。一度腐ったら終わりだ、とreechoに対して思う人も多いんじゃないかと思いつつ。

はたまたチャイナ・ゴシップス2011年4月6日「台湾から義援金100億円、どう受け止めるか」より。
 私が常々感じるところでは、台湾人の旧宗主国の日本に対する不思議なほどに濃い親愛の情の表明は、中国による併呑への恐れと裏表の関係にある。信じられないような額の義援金は日本との絆を強化することで、馬英九政権下の中国傾斜に歯止めをかけたい台湾人民意の表れではないだろうか。
というくだり、同感だ。
 少なくとも日本政府は、この100億円以上の義援金に込められた台湾のラブコールに、もう少しまじめに向き合ってみてはいいのではないだろうか。日本人としてはこれまでのように台湾に冷淡であり続けることは、人としても、国益の面からも得策とは思いない。
「思いない」が微妙に気になるところだが、確かに思うべきではない筈ではある。日本が台湾を避けようと頑張るのが、あまりにも不条理に見えることも多いのだろう。reechoが常日頃、日本への不満と怒りしか書く気が無いのではないかと疑っている台湾人からまたメールが届き、「日本の首相はなぜ台湾で感謝の新聞広告を出さないのですか?」と質問。日本が台湾を無視しようとしているのがはっきり感じられるらしく、義理を重んじる武士道はどうしたんですか??といちゃもんを付けて来る。恩を着せながら軽視されたと言って怒られるのが正直心外で。事実上、たとえ台湾に最大限の配慮をしたとしても、中国の手前、日本政府が台湾を尊重することは極めて難しいのが現状である。

台湾にはお願いだからもう日本を頼らないで欲しい、とreechoですら思う。日本に頼れば中国からの独立が保たれると思っているのが問題と言うか、日本は台湾を正統な国家として認めなけれならない、と押し付けがましく張り切るのも日本人として迷惑に感じる。お金を出せば尊重されると思っていたのに!と日本を裏切り者扱いするのも苦しいし、感謝を表明せよ!!といちいち怒るのを見るのも苦しい。

彼らの究極の目的は、台湾を正統な国家として承認させることで、あわよくば過去の復讐として日本を従わせ植民統治出来れば最高だと思っている節すらある。単に今まで奢り高ぶって来た日本に頭を上げられなくさせる為に多額の義捐金を出したと言う台湾人もいるだろう。彼らにして見れば、台湾-日本間の国交が正式に回復して初めて日本との対等な関係が有り得るのであり、その最低限の要求すら叶えられないことに、強い憤りと悲しみを抱いている。台湾は日本の唯一の友であるのに、なぜ日本は台湾を粗末にするのですか!と怒り狂うのだが、がむしゃらに日本に近づきたがる台湾を、日本が避けようとするのもまたむべなるかなである。中華人民共和国を正統な国家として承認せず、台湾だけを正式に国家として認めさせようと無理強いする台湾人を相手に、これに懲りて中国に同化してくれれば有難いと思ってしまった、ただ台湾人の脅迫から逃げたいだけのreechoである。

台湾にお礼無しとは何事ぞ!這是對於台灣民眾善意的嚴重侮辱

2011年4月15日金曜日

手切れ金

こちらの資料では、日本の貿易相手国として、紛れも無く中国大陸が輸出入共に世界一である。直接投資については、reechoのパソコンではエクセル文書が開けなくて見られないのだが(4/16追加:ExcelViewerをダウンロードすれば見られたのだった)、台湾による対外直接投資相手国は中国がダントツトップで、台湾の対中直接投資額の推移を見ると、2009年には実に83.8%の直接投資額が大陸に向かっている。地域別対中直接投資額を見ると、全世界の2.1%に過ぎなくても投資額は18億8100万ドル、これに対して同年日本の対中国大陸直接投資額は、41億0500万ドルで全世界の4%、日本から台湾への直接投資額は、2億3900万ドルでアジア全体の20%に過ぎない。確かに台湾にとって、未だに日本が世界最大の輸入相手国(2009年362億円)だが、日本にとっても金銭的に台湾は、中国大陸の2割以下の存在でしか無い。

それで問題なのは、今回の震災に対する、台湾からの義捐金総額が、国&地域別に見て経済力トップクラスのアメリカを差し置いて世界一になってしまったという事実である。4月12日のRocketNews(Serchina)によれば、官民合わせて106億9千万円、これが大陸から見るとかなりやばい(糟糕的)ことらしい。地震直後に義捐金が集まり始めた当初は、大陸でも「以前は日本から酷い目に合わされたけれども、今は可愛そうだから援助してあげたい」調の書き込みが多かったのだが、今では「誰があんな国に寄付するの?寄付する人って可笑しいと思う」調の書き込みが増え続けている。つまり、「こっちが酷い目に合わされたって言うのに、あんな奴らに寄付するなんて最低最悪!劣悪非道!」と、反日活動家の堪忍袋の緒が切れ始めているらしいのである。あんたどっちの味方なわけ??そんなに日本に肩入れするなら縁切るよ??的雰囲気で。でもね、知らないから騒いでいるんだと思うけど、台湾は四川大地震ではもっと多額の義捐金を大陸に送っていたんだよ。そりゃあ勿論、中国の情報が正しければ、の話だけれども。

こちらの情報によれば、四川大地震の直後に台湾政府は20億台湾元(約68億円)の支援計画を発表、2008年5月15日付の「中国時報」紙によると、台湾企業の義援金は計4億元(1元が15円ならば60億円)に達したと報じられたらしい。既にこの時点で民間全体で計5.6億人民元(⇒新華澳報)、物価の違いも大きいが、たった3日間で軽く150億円を超えた計算である。⇒2008-05-18大紀元

しかしながら。中国に寄付するとどういう事に成るかと言うと。

約8万7千人の死者・行方不明者を出した昨年5月の四川大地震で、中国史上最高額といわれる約767億元(約1兆600億円、中国民政省統計)の義援金が国内外から集まった。しかし、この大金が誰によってどう使われたのか、当局による説明はほとんどない。大学の研究チームが最近、「義援金の約8割が政府の臨時収入となった」との調査結果を発表したことが波紋を広げており、「強盗に遭った気分だ」などと反発する市民も少なくない。 「南京市のホームレスが手持ちの小銭をすべて街頭の募金箱に入れた」「河南省の老教師が長年ためた金を赤十字の口座に振り込んだ」。地震直後、こうした美談が連日メディアに報じられ、多くの人を感動させた。中国各地では募金活動が盛んとなり、義援金を送るために長蛇の列ができる銀行もあった。しかし、募金を受け付けた公的、民間機関はその後、使い道についての説明をほとんどしておらず、寄付をした人々の多くは自分のお金が実際に被災者に使われたのかに疑問を抱いているという。 清華大学NGO研究所の研究チームは半年以上をかけて、義援金の行方を追跡し、「総額の8割以上が中央や各地政府の財政に組み込まれた」との調査結論を発表した。各地政府が直接集めた寄付金がそのまま政府の“臨時収入”となったほか、中国赤十字、中国慈善会などの公益民間団体が集めた金も、大部分が政府に流れたという。「震災復興支援金」との名目で各地の予算に組み込まれているケースもあるが、実際の使途は不透明だという。(後略)【8月14日 産経】

だそうな。中国に寄付するのは更に残酷だと思って良いね。例え日本政府がどれだけ劣悪でも、中国に比べればまだマシと思えれば、今のところまだ中国に行きたがっている日本人でも我慢出来るのかな~~。台湾からの義捐金が、日本への「手切れ金」にならないことを祈るばかりの、小心者reechoである。

2011年4月11日月曜日

およよ。

昨日、関東地方の某神社へ行って来た。



叔母に連れられて、(殆ど無理やりに)東京にも足を運び、田舎はのんびりしていて良いなぁ~、と駅構内を小走りで歩く人々を見ながら思った。数年前には東京に住んでいたなんて信じられない、久しぶりの喧騒に面食らった田舎のおばちゃんである。

そういえば、中央大学を受験したのも、東京にありながら田舎っぽさが漂うキャンパスに魅せられたのが理由だった。四年間移動無しでも人口密度が低く、学食が多くてトイレも多く、ぐっすり昼寝出来るスペースが一杯あり。それで、モノレールが出来ても卒業まで山道から登校した。みんながタヌキになれちゃいそうな大学だったと思う。

2011年4月5日火曜日

何で許すか。

中央大学経済学部で「環境政策Ⅰ・Ⅱ」の講義をしていた非常勤講師の父親が、原子力発電所の所長をしていたとかで、内部を知る人が見た原子力発電所の実態について、少し聞いたことがあったのを思い出した。講義では徹底的に原発を批判していて、真面目に聞いていたら怖くて原子力発電所の建設に賛成なんて出来なくなる内容だった。reechoはあいにく、その先生の名前すら忘れ去っていて、毎回講義内容の要約のみ(と言っても授業を聞きながらずっと用紙に書きっ放し)を提出する平常点評価だった為、授業ではノートに何も記録しては来なかった。一応全ての講義に出席したし、毎回要約を提出すればとりあえず単位を落とす心配は無かったが。「東海大学・環境政策・原子力発電所・中央大学」とか、覚えている限りの単語を並べて一体先生が誰だったのか検索して見た。

検索したらRobert Mandel教授による中央大学創立記念イベントの記事があって、アジアの通貨統一ってば懐かしーと思った。アジア版ユーロも夢じゃない、なんて今では理想主義的だと思えることが、さも現実味を帯びて見えたあの頃、果たしていつかそんな日が本当に来るのだろうか。

やっと思い出したんだが鳥飼行博先生、いつも早口で口に泡を溜めながら喋られていた気がする。東海大学と言っても鳥飼ゼミの学生は、中央大学でも手が出せない名立たる企業に就職するとか言っていた。羨ましい。

話は逸れたけれども、ともかくこの先生の親父さんが浜岡原発の所長を務めたことがあるとか言う話で、原子力発電所の老朽化と廃棄物の処理がどれだけ問題か、恐ろしい剣幕で話されていたことだけは覚えている。「原子力発電所がこの世にあってはならない」と言わんばかりであって、あれを聞いたらとてもじゃないけど原子力発電所の建設も温存も考えられなくなってしまう。

それで、今回の事故である。ダイナマイトなりミサイルなりを、その気になって原発にぶち込み続ければ、日本全土が簡単に吹っ飛ぶ力は出せると思ったし。絶対に安全、何があっても大丈夫なんて最も危険な物質を熱しながら言う人間の精神構造はどんな物か。核兵器なんか打たなくたって、原発さえ壊せばその国はイチコロである。原発が壊れて初めて「みなさんごめんなさい。想定外だったんです。」なんて謝られても迷惑である。想定外の事故が起きても安全だ等と、想定外の出来事に遭わずに言っていられるのも今のうち、ということで。結局、国が全て吹っ飛んでも誰も責任取らないよ、だって誰もいなくなっちゃうんだもん、爆発すればみんな死んじゃうから平気~~~誰からも非難されずにあの世に逝けるし、みんないなくなっちゃえば怖いもの無し、と責任者が思っていたらどうするんだろうね。

既にプルトニウムは正式に検出されちゃったし、爆発しても「ごめ~ん想定外だったのぉ~♡」で許されると思っている人がいるならば、ちょっと頭が可笑しいんじゃないかとか、責任能力の有無を専門家(とりあえず精神科医)にでも見て貰った方が良いのではないかと思う。日本では、目下の人間が目上の人間に甘過ぎる。地位が高ければ何でも許される社会ってどんな感じ??って、地位が高ければ随分楽しいんでしょうねぇ、としかreechoには言い様が無いけれど。

2011年4月1日金曜日

嘘なら良いけど

47トピックス 2011/04/01 10:58 

 福島第1原発から半径20~30キロ圏内の屋内退避指示が出ている福島県南相馬市の桜井勝延(さくらい・かつのぶ)市長が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「ボランティアも物資輸送も自己責任で入らざるを得ない。市民は兵糧攻めの状態だ」と英語の字幕付きで強調し、曖昧な日本政府指示の理不尽さを国際社会に直接、訴えている。

 同市の屋内退避圏内に自宅のある自営業、中田建一郎(なかた・けんいちろう)さんが企画。中田さんは「被災した市民は残るべきか避難すべきかも分からない。非人道的な状態が、日本に今あることを知ってもらいたい」と憤っている。
 防災服姿の桜井市長は動画で、東日本大震災による津波や原発事故で「市民が受けた被害は甚大」と指摘。政府や東京電力からの情報不足に人手や物資の不足も加わり、屋内退避圏内には「交通手段が確保できない住民がたくさんいる」と窮状を説明している。
 また屋内退避圏内には「直接入るメディアは少なく、電話取材が圧倒的で実情が伝わらない」と指摘。「原発事故という見えない恐怖」にさらされる市への支援、協力を求めた。
 動画は約11分で3月24日に録画。政府は25日に屋内退避指示圏内に自主避難を促した。(共同通信)
 動画のURLはhttp://www.youtube.com/watch?v=70ZHQ--cK40


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日本政府の判断が遅いと言う指摘が、李登輝元総統からも出たらしい。打倒李登輝で結託している中国法院での記事である。え?李登輝さんが日本政府に指示してたの?みたいな。誰が意思決定しているのか全く不明な日本政府、もう少し何とかして欲しい。でも自民党の時よりはマシ、と母が言う。官僚はいつでも自民党派が多いとreechoは思っていたのだが。
内閣府原子力委員会の新原子力政策大綱策定会議での発言可能サイト、詳しい方は是非委員宛てにご意見を、と。原発廃絶に向けて頑張っている委員もいたのか、とちょっと感動。放射能の被害を避ける方法も関連サイトに掲載されていて有難い。首相官邸災害対策ページを見ると、誠心誠意放射能汚染に取り組んでいる様でもあり、被災者の救済にも全力で当たっているかの様な印象を受けてしまい、日本人として政府を恐れることばかり想像するのは恥ずかしいとすら思えてしまう。

しかし、昨日は、「台湾では日本からの果物や魚介類の輸入が禁止になりましたよ、放射能漏れの災害は日本でそんなに深刻なんですか?」と微妙に神経を逆撫でするメールが台湾人から届き、一事が万事厭味だと思うreechoも問題なのだが、「輸入禁止にしてやったぜベイビー!」みたいな、してやったりざまみろ状態の日本を省みて、もう返事をするのが嫌になってしまった。reechoにとって日本はつまり、ざまあみろと言われて然るべき邪まな国ということになる。逃げたくても日本人である以上我慢なり。

中国行きの船は、航空券の最低価格が10万円越えと噂されていたピーク時(3/22頃)でも、一週間後なら定価(上海まで往復3万円程度)でまだ空きがあると言われた。逃げるなら船である。でも、こんな時期だと「逃げ出すなんて卑怯だぞ!!」とか(日本国内で袋叩きにされそうだし)「日本ヘ帰レーッ!」と中国人から追い払われそうでちょっと恐い。日本人として、逃げただの卑怯だのと言われたくは無いし、少なくとも日本の農産物輸入拒否が解除されてからでないと人間まで拒絶されそうな気がして、心理的に中国に行き辛くなってしまったのが残念だ。

エイプリルフールだから書いてしまうけど、○3きな粉について消費者センターに申し出たら、農薬266項目について外部に調査を依頼したところ、検出可能な最低値の農薬しか検出されなかったと言う。「これ以上農薬を減らすのは無理です」と言う感じで、それでどうして神経が切れるような状態で動けなくなったのか、別の理由があるなら何なのか、現在、自宅の水瓶内で生息するミジンコに協力を仰ぎ、ピペットで掬いながら精密検査中……。金魚等の小魚も考えたのだけれど、値段は張るし数を揃えられないし、若干の水質の変化で死んでしまうのでミジンコしか無く。工場に返品&検査依頼のきな粉を150gほど自宅に取って置いて、また同じ物を食べて病院で検査なんて恐いことをする勇気は無いが。しかし泥水10ccに耳掻き一杯のきな粉では、何日経ってもミジンコは死なないのだね。ちょっと動きが鈍くなるだけでね。
こっちは死にそうだったんだよ本当に。「神経が切れたなんて虚偽」と言われたら、業務妨害容疑で警察に呼ばれてしまうのだ。問題の「きな粉」が津波に呑まれて行方不明、と言うなら分かるけれども、何でお前がムキズなのだ?と、きな粉に尋問する嫌な日々。以前に注文した同じメーカーの同じきな粉を10kg食べてもreechoは平気だったのだ。もしや麻酔薬か何か神経を切らせる物が入っていたとか、農薬として検出されない、農薬では無い物が神経を麻痺させていた可能性を疑ってしまう。体が弱いからなのか、極微弱の放射能でも皮膚を引っぱたかれた後の様な痺れが続いている気がしてならず。この半年間静岡県から一歩も外に出ていないくせに、頭の中まで痺れている気がすると言うのはつまり、ただの持病或いは単なる気のせい???

2011年3月21日月曜日

安全第一

果たして日本政府に被災者を助ける気があるのか分からないreechoである。放射能漏れによる避難民への補償金額が跳ね上がるから避難宣告区域を狭くしたのではないか、等と下賎な憶測をしてしまい。アメリカだったら80kmの避難宣告が出せるところ、日本は人口密度が高いから30kmに無理やり抑えたとか。日本の体たらくを他国に見られたくないし、他国に格好つけられたく無いから部外者お断りとか、とりあえず自分に都合の悪いことはやらない方針らしい。reecho自身も、自分の都合の悪いことはやりたくないと思う人間なので、その辺りを不必要に憶測してしまうのが我ながら嫌な奴だなぁ、と思う。

2009年時点で国内の商業用原子力発電所54機、随分多いと思うのだが、原子力発電所による発電は、日本の発電量全体の30%程度である。各電力会社の電源別発電割合を見れば、中部電力における原子力発電の割合は高々15%程度で、15%の為にいちいち騒ぐ必要が分からない。日本の発電電力量によれば、半世紀前に比べて軽く5倍以上を発電していることになり、reechoには人間が生きる為にこの電力量がどうしても必要だとは到底考えられない。reechoの考えでは、消費電力量を現在の1/5に減らしても問題無く生き続けられ、豊かさから抜け出せそうもない現在の日本人が、もしも総じて我欲を捨て昭和初期の生活に戻るならば、原子力発電所の脅威に怯える理由は無い。テレビが無い、洗濯機が無い、冷蔵庫が無い、それでも人間は今まで生きて来たのである。原子力発電所が壊れて人類存続の危機等と言ったら、電気に頼らず地道に頑固に生き抜いて来たご先祖様に対する冒涜である。より一層快適な生活をする為・経済成長の為・国際競争で勝つ為に発電量を増やさなければならないならば、今直ぐにでも止めるべきである。

人間以外の動物は、自分が生きる為に最低限必要な資源以外をむさぼり取ったりしない。自然界の秩序を乱したら人間は終わりである。もしも、日本人が伝統としきたりを重んじる非常に大人しい人々であるならば、この日本の伝統と「自然界の掟」に大人しく従うべきである。「自然界の調和」を尊び、例え自分自身に能力があっても決して出過ぎた真似をせず、謙虚に出来ないふりをしながら他の生物と協調することが、日本人の美徳として奨励されなければならないと思う。これが出来なければ、人間の我欲が人間を自滅に追い込むことになりかねない。「出過ぎるな・秩序を乱すな・逆らうな」を、人間に対してではなく自然に対して行うべきで。ちょっと厭味なんだけど。あれ、日本人の特技って空気読むことじゃなかったっけ??みたいな。自然界の空気は読めないの?なんてね。少し出来過ぎて得意になっている人間を虐めて見たくなった、意地の悪いreechoである。

3/23追加→津波が天罰だったら日本列島自体が地震で出来ている訳で、我々は天罰の上で生きている様なものだね、と母と話した。天罰のお陰で日本列島が生まれたのだから天罰を有難く思え、なんて言われても地震は嫌だね、本当に。人間の都合によってどこまで自然を歪めても、人間の思い通りに自然は動いたりしないから怖いんだよね。

2011年3月12日土曜日

SAVE JAPAN


平成23年東北地方太平洋沖地震
募金情報まとめ
Yahoo!ボランティア(←3/17追加)


原子力発電所の放射能漏れは長期的にも心配だし、reechoの家に近い原子力発電所も地震でやられる可能性があるんじゃないかと心配してしまった。gooで募金して見たところ、本当に壁紙が出て来た。壁紙が欲しくて募金する人などいないと思うんだが。

ともかく今、パソコンを平常心で打っていられる自分がやたらに恵まれている様に思え。台湾から「大丈夫か~(Are you all right?)」とメールが送られて来て、どんなに嫌いな人からでも心配されれば安堵してしまい。立場が弱くならないと心配されても迷惑だ等と思ってしまうのは困ったことなのだけれど。reechoの場合には、よっぽど自分が困って来なかったのじゃないかと思えるし、助けを必要としている人の気持ちを理解出来ない人が、意外と世の中には沢山いるんじゃないか、とか。心配されても迷惑だなんて断れる程に、恵まれ過ぎて来た自分を、とりあえず殴り飛ばしておくべきかと思った。

心配するなら金出せ物出せ人送れ、って、本当にその通りなのだけれども。(3月13日追加:まだ受け入れ態勢の整わない現在では、混乱を招く人や物資よりも義捐金が有難いとか。防災・危機管理ブログによると宮城県では義捐金の振込口座を明日14日に開設予定、平成20年岩手・宮城内陸地震での「日本赤十字宮城県支部受付分」とか「宮城県保健福祉部保健福祉総務課受付分」の口座は使われないのかな。) 残念ながら実際には何も出来ない自分に苛苛している人も多い筈で……。 
中華民國紅十字會救護隊

2011年2月21日月曜日

旅立ち

まだ腸の蠕動運動が普通に行われていない感じがするんだが。傍目にはそろそろ普通に動くreechoである。某きなこを食して4日目夜中、心臓が止まりそうになって目が覚め。心臓の動きが鈍いと言うか、全身が酸欠で痙攣する感じと言うか、熟睡したらそのまま心臓が止まってしまうんじゃないかと思ったし。ようやく回復に向かい、消費センターに申し出たい、と母に言ったら、面倒なことはやめてと言う。「死ぬ前に中国行きたい」と呻けば、行く前に家の中の自分の持ち物を全部捨ててから行って頂戴、と言う。reechoがいなくなれば誰かに我が家へ泊り込みで手伝いに来てもらわなければならず。家の中がごたごたなので、人が入れるようにして欲しいと言うことだった。

何度か死にそうな感じがして見て、物に同情するのも何だか変だけれども、今家に存在する資源を有効活用しないのは物に対して申し訳ないと思った。物質的には随分恵まれて来たけれども、reechoは全く恵まれていると感じたことが無く。他の人がどうだかは知らないけれど、少なくともreechoにとっては使って嬉しいものばかりでは無かった。自分には迷惑でも、他の人には有用なことも多い。捨てればごみ、生かせば資源、と言うことで、とりあえず近くの小学校に電話し、家にある本を寄贈出来ないか聞いて見た。reechoが申し出た書籍については、内容が難しくて利用価値が無いと言われ、次は中学校に電話した。電話に出た教頭先生に説明すると、美術の先生が使うかも知れないとおっしゃり、翌日カメラを首に提げた教頭先生と美術の先生が我が家までお越し下さった。記事⇒菊川西中学校
美術書も文学全集も全て母の持ち物である。祖母が出て来て「娘が金谷の奥にある中学校で勤めていた時に、給料で買い揃えたんですよ」と言ったら、へーえ、と言う顔をされていた。産休講師で1年足らずでやめたらしいけれど、母は明治の法学部出身ながら英語の教員をしていたそうだ。

家の中で不要になっている所有物の数々、使われずにごみになるのはやはり勿体無い。飾りになるならまだ良いが。以前から母と相談していてなかなか踏み切れずにいたピアノを、遂に意を決して売ることにした。減るのはreechoの持ち物じゃなくて母の持ち物ばかりというのが問題なんだが。浜松の冨田ピアノに査定してもらったら8万3千円で買取可能とのことで、本日、小笠原運送が取りに来て下さった。本当に想定外の8万3千円が手渡され。将来は船で中国大陸へ渡るのだろうか。我が家でごみ扱いされ続けるよりは、他の人に大切にされたらそれがピアノの幸せだと思う。新しい旅立ちを素直に喜びたい。


最後に祖母に弾いてもらった。もう弾けないと言いながら、昔小学校で音楽を教えていた86歳、その気になればまだまだ弾ける。母のアップライトが売られても、我が家にはまだ祖母のグランドピアノが一台残っている。戦前にアメリカから神戸に渡り、戦後に静岡の我が家へやって来たCHICAGO製のAPOLLOである。アップライトの向かい側で物置きになっていて、今日は運送業者のお兄さんが見て、YAMAHAじゃないね、と言っていたが。相当に詳しい人でないとメーカー名は分からないらしい。こちらはなかなか可愛い音が出て良いけれど、アップライトの方は聞けば聞くほど震え上がってしまい、reechoにとってはアレルゲンである。売る前に一度弾いたら?と母に誘われたけれども、結局ネコふんじゃったも弾かずにそのまま送り出した。何も名残惜しくは無く、YAMAHAの爆音系がどうしようもなく嫌いであったことを再確認した。reechoにとっては呪われたピアノだが、中国に行けばこの爆音が魔除けになると思われたりするのだろうか。母のピアノなので母は思い入れがある筈だけれど、無くなったら無くなったで、ピアノがあった場所が空いたことに大喜びしていた。今、この場のごみが価値を生み出せる場所へ渡り、大切にされることを祝いたい。

2011年1月26日水曜日

共感能力

前回はやたらに長く書いたけれども、「他を搾取し、利用し、そして何も与えない。」自然界の人間がそんな状態とは、今まで考えたことが無かった。何を偉そうに勝手なことをしているんだか、と他の生物が卒倒していても無理は無いと思う。人間は、前頭葉が発達したのは良いけれど、自然に共感する能力が無くなったのだね。頭の良い筈の人間が、自己中心的に自分の利益以外一切考慮しないのは如何なるものか。

食物連鎖に於いて人間が連鎖を断ち切り続けている以上、いつかは必ず滅びると思うけど。食い尽くして死にます、になるか、環境破壊で自滅します、になるか、いずれにせよ、人間はわがままで危険な存在であることに違いは無い。人間は、人に共感するだけでなく、それ以上に他の生き物に対して共感するべきである、な~んて、自分のことしか考えて来なかった人間が今更書くのはマジで笑えるんだけれど……。情けは人の為ならず!他を思いやるのも巡り巡れば結局自分の為だからねぇ。


話は飛んで日本一に耀いた石川佳純選手。明るい会話で生活が豊かになるなら彼女の将来は明るいのだ~。(話が飛び過ぎ)


YouTube
石川 佳純 Table Tennis 2010 Interview At Bratislava


彼女のはちきれる笑顔がたまらない。Copingが「疲れない」と訳されているのもちょち問題なのだけれど、通訳が問う程疲れが見られず、本当にストレスを溜めない性質らしい。野生生物みたいな天然感に「もののけ姫」な鋭い視線、中国選手と互角に張れるっぽい強さなんだから応援するしか無いっす。

今、卓球女子ではアジア選手が欧州選手を負かす様になっていますが何故だと思いますか?なんて質問をされ、「そんな風に言えない(そんなことない)」と謙遜しているのに訳されず、「欧州選手より僅かに技術が優れていたり、サーブやサーブの返球がちょっとだけ安定しているかもとは思いませんか?」と返されてしまい。「私はサーブとサーブの返球に自信があります」と「欧州vs亜細亜」の返答をすっぽかして照れるのも超Cute。欧州人はアジア選手全般に嫉妬している様に見えるけれど、彼女の目の中には自信!しかありませんから。
大学には進学せずそのままプロ入りとか。話し方が可愛いしお茶目だし。これからも元気一杯・愛嬌一杯で大躍進して欲しいです。頑張れ日本!

2011年1月22日土曜日

黒社会

先日、市立図書館で『食マフィアの棲む国』を借りて来た。医療・介護・健康にまつわる本が並ぶコーナーで、「『食べてはいけない』加工食品の常識」と言う本と一緒に借りて来た。「食べてはいけない」は、どれかがベストセラーだったらしく、題名に興味をそそられた。「食マフィアの棲む国」は、主婦が読むには政治色が濃くて過激な気もするが、いけないシリーズに加えて読めば食いしん坊には必ずダイエット効果があると思う。何も考えずに食べ物を口に放り込むという愚行が減る筈で。

闇社会を中国語では黑社会と言うらしい。こちらに紹介がある様に、この著者は黒社会を専門に取材しているそうで、ゴーストライターがいるかは知らないけれど、一人でこんなに沢山の調査が可能なのかと驚くほどに、多彩な情報が盛られている。食材についての本だと思ったら闇社会全般について語り続けられていて、話の飛び方も凄まじい。WEB上ではこの人の中国人の犯罪について読むことが出来る。
YouTubeでこの著者の動画を見てみた。


吾妻博勝3

(どうやら1が無いらしい。)吾妻博勝2345 
この人、reechoの父親にちょっとだけ似ている。reechoの父親はこの人より太っていて声が高く、普段からろれつが回らず肝が小さく不甲斐無いので、似ていると言うのはあまりにもおこがましいが。reechoの父親は、中学では校内で一人だけ下駄を履いて登校し、下駄のまま授業を受け、授業中もずっと窓の枠に腰掛けて着席しなかったと言うツッパリだったそうだ。出来の良い兄貴との差でいつもコンプレックスを抱えていてグレたのかも知れないが、親父が歯医者だった為に偏差値の最も低い歯学部に自動的に突っ込まれてしまい、国家試験に何度か落ちつつも、相当にヘボながら今は大人しく歯医者をやっている様だ。
reechoの母と結婚した頃は、自分の母親の髪を掴んで引きずり回す等、結構な暴力を振るっていたらしい。どうやら幼少期の発熱でイカレたらしいけれど、いつも酔っ払っている様にどもって同じ言葉を何度も繰り返し、どこに行っても締まり無くヘロヘロしているので、何かクスリでもやっているんじゃないかと怪しまれることがある筈である。しかし残念ながら、どう調査しても、reechoの父親は警察に連れて行かれる様なことはやっていない。自分の健康にはやたらに神経質で、タバコも吸わないしお酒もあまり飲まないらしい。悪いことと言ったらせいぜい脱税だろうか。調べたい方はご自由にどうぞ、って感じである。今までreechoは知らない人に向かって、自分の父親を皇太子と浅原ショーコを足して2で割った外観だと説明していたが、これからは「吾妻博勝に似ている」で済ませられそうである。言っても誰も知らないから意味無いか。それまでの人物は、足して2で割るには不謹慎過ぎるし、そもそも想像を絶する人物を足すのでは説明にならない。

この「食マフィアの棲む国」も、不謹慎なことばかりをひたすら野蛮に書き立てている感じが否めない。しかし、飄々と恐ろしいことばかりを取材しているらしいこの著者が、何だか父親に似ていると思った瞬間に、ふざけている気がして笑いが止まらなくなってしまった。
reechoの母は、reechoの父親の姉が自殺した1年以内にreechoの父親と結婚している。reechoとしては、喪中なのに喪に服さず結婚したことで出来た忌まわしい子供、と見られるのが嫌である。自分の責任とは無関係に忌ましめられるのは腑に落ちないし、自殺については周りの人間が自動的に忌まわしく思われると言う点で、感覚的に受け入れられない。ちなみにreechoは、悲しむべき時に、頑張ってはしゃぐ性質があるらしい。多分生まれる前からの特徴なのだ。

それにしてもオウムの逃走は凄いね。「食マフィア」にも書かれているけれど、台湾マフィアと手を組んでいるとか。reechoもその気になれば中国奥地で隠れ住めるんじゃないかと思っちゃったけれども、マフィアの手配でも無い限り、日本の警察が直ぐに手を下せるんじゃないかとは思う。
2の動画では、オウムの海外逃亡情報はどこからの情報か?の問いに
「これは言えない。日本の警察でないことは確か。日本の警察だったらね、日本の警察がとっくに所在確かめて良い訳だから。」と言っているが、日本の警察が200万円の賞金を付けて一般市民に探させているところが既に怪しい。一般市民が探し出せない場所にいる情報を握っているからこそ、日本国内のそこかしこにそんな賞金が表示出来るのではないかという気がするし。以前、自衛隊関係者の著作物を読んだら、オウムと警察が裏で繋がっていたという話があって、オウムの内部に警察へ情報提供する人物がいたらしいことが窺われた。警察がオウムの信者を偽ったスパイでも送り込んでいたのかな。

「食マフィアの棲む国」のP.55あたりに、警察に向かって怒鳴ったら、警察から尾行されて厭味を言われたとか言う話があるけれど、警察は普段暴力団関係者を相手にしているから思わず同類になってしまうのか、無意識の内に性質が似て来るらしく、実際に報復行為が好きだね。自分が恐れられていない状態に恐怖する様で、自分たちを恐れさせる努力を怠らない。特に警察に対して生意気な態度を取る人間には厳しく、執拗に徹底的に反省させようと頑張るのである。大人しく従わせることが任務だから、と言うことで、勢い罪の無い人間にもしつこく付きまとって権力を見せつけ、屈服させることが警察の大切な仕事になっている。

世の中には、自分の権力を誇示する為の虐めもあるし、単に不愉快なことを嫌がっているだけのイジメもある。何をイジメと呼ぶのかはその人の勝手だけれど、沖縄の小学校で子供たちに生きたヤギをさばいて見せたところ、子供たちが友達を虐めなくなったという話がある。自分の残虐さが取るに足らないことに見え、生きるために必要な虐め以外がどれだけ無意味なものか悟ったからかも知れない。

人間に、他の動物を殺し捌き食す権利があること自体に驚き、その残虐行為を「気持ちが悪い」と嫌悪することが正当化されない事実を純粋に嘆く子供もいただろう。どんなに弱い人間であっても、他の命を奪うことでしか生命を維持し得ないという事実に恐怖し、自分の生命が他の犠牲の上に成り立っていることに感謝し、人間同士の仲間意識が強まったかも知れない。自らの生命維持の為の残虐性を、実際の生命維持に用いることが出来ずに本能が空回りして、不必要なことに残虐性を示している人がいるかも知れない。それが虐めとは言われないとしても、虐めはある意味で人間の本能である。他の生物を自ら殺せないならば代わりに人を殺そうかと思う程に、本能的で理性の足りない人がひょっとすると存在するかも知れない。先祖代々草食動物と言う人はまだ良いかも知れないけれども、血筋に肉食が多ければ他の動物を目の前で殺すことで本能を満足させられることがあっても無理は無いと思う。「虐めはいけない」と言われただけでは本能が納得しない。実際に人は、様々な動植物を殺さなければ生きられないのであって、その残虐性を許すことが罪だとは、生きている限り誰にも言えないのではないかと思う。ついでに、日本では遺体がバクテリアの餌になることを法律で禁止していて、人間が他の動物に食べられて栄養に成るべきなのに成れないことも、人間の存在自体を不自然にして行く原因になっていると思う。

上の動画にちなんで書くと。
覚醒剤の使用が長い人の場合、快楽を求める姿勢が一般の人と少し異なって来ることがある様に思う。自分の快楽だけを重視し、不愉快なことへの許容力が突然に消える様に見えたり。一種の行動パターンと言うか思考パターンだと思うのだけれど、覚醒剤使用が長ければ長いほど、他人を無視する傾向が強くなると言うか、「自分の感覚がこの世のすべて」みたいな言動が目立って来る様に感じられる。この傾向は、日本人より台湾人の方が強い。お金に若干ゆとりのある単身者等に多く、パーセンテージとしては台湾ではかなり高いんじゃないかと思う。元々アヘン中毒者が多かったという歴史も、麻薬・覚醒剤に対する抵抗感の無さに繋っているかも知れない。中国でも麻薬・覚醒剤が「タバコを買える豊かささえあれば手が出る嗜好品」になりつつあって、経済成長と共に恐ろしさが増していると思う。日本でも犯罪者の多くが覚醒剤使用者と言われているし、覚醒剤が無ければ凶悪犯罪に走る人が減ることは間違い無く、麻薬・覚醒剤の根絶が社会の安定に不可欠であることが、もっと広く知られて良いと思う。
それ自体が犯罪であるにも関わらず、覚醒剤使用者の罪悪感は、ある意味でタバコを吸う人より薄い。タバコは煙で周りの人に迷惑が掛かるのに対して、覚醒剤は即時的には周りの人に何も迷惑が掛からない。タバコの煙は見えたり臭ったりするけれども、覚醒剤は見えないし臭わないので、判り難くて余計に危険である。何かこの人、自分の感情に支配され過ぎている、と感じたら、ひょっとすると覚醒剤あたりを疑って良いかも知れない。死ぬほどみみっちい人や極端に人付き合いの悪い人は、覚醒剤を勧められても断ることが多いんじゃないかとも思うし、中国人女性のアドバイスではないけれど、タバコも買えない超貧乏人だったら、少なくとも金持ちよりは安全かも、と思って見た。今現在は貧乏でも、お金が手に入ったらどうなるか分からないし、人間のコネも計り知れないから油断は禁物だけどねぇ……。

2011年1月4日火曜日

説明能力

新年早々、珍しくテレビを付けてマイケル・サンデル教授の白熱教室を見た。
6時間連続講義の1日目、reechoは午前0時前にうとうとし、たった2時間でテレビを切って熟睡、2日目は眠らない様に大音量でテレビを付けっ放したのに午前1時頃に熟睡、それから夜中の3時頃にまたテレビの音に起こされて、最後の1時間弱をぼんやり見た感じ。終わりは教授が喋り続けて討論が無かったね。録画しようかと思ったけれども改めて見るに値するのか疑わしくて録画せず。正直に言えばビデオテープを引っ張り出して12時間分を録画するのが面倒臭かった。

昨年はこの白熱教室が相当に話題になった様で、東大で特別講義も催され、これもまた大盛況を収めているらしい。教授がユダヤ人と言うだけで何か裏があるんじゃないか?なんてreechoは身構えてしまうんだけれども(笑)。この教授のお陰でユダヤ人の株がまた上がってしまうではないか!なんてね。単なる嫉妬ですごめんなさい。
m(_ _)m
日本語版では、全12回、各回210円で視聴出来る様になっているらしい。英語が分かればYouTubeで無料だけれどもreechoにはちょっと難しい。英語が堪能だったら得だね。

自分の考えを説明する機会が無い、と言うより、説明してはならない日本人がこういう学習をすることが、果たして本人にとって利益になるのかどうか。考えて説明したら即刻クビでは埒が明かない。社会に出たら「見るな思うな立ち止まるな」の世界だし。その場で即時の決断を迫られ続け、何らかの結論を導かなければ「立ち止まってしまう」のだから、「見るな思うな立ち止まるな」の社会にも哲学と言うか、思慮と言うか、瞬時の問題解決能力が必要と見れば良いのかな。

自分が何を選び、何を捨てるのか、最終的に決断するのはその人自身だし、reechoはこの授業で「人は何を捨てられるのか」を考えさせられた気がする。ベンサムの功利主義による費用便益計算で、車の検査費用&修理費用が人の命の代金(弁償額)を上回ったのでそのまま検査せず市場に出し続けたとか、お金の為に人が捨てられることについて考えさせられ。最大多数の最大幸福の為に死んで下さい、と言う事が哲学的にどう問題になり得るのか、それなりに興味深く視聴させてもらった。
社会に出れば自分の考える「悪」の為に働くことが求められることもあるし、もしも説得する相手が自分自身しかいなかったとしても、説明能力は高い方が不満や反発・衝突がなく、矛盾の少ない人生を送れる様な気もした。自分が一切意見せず、他人に従うだけの人生を選ぶのも自分自身だし、単に自己満足の為でも自分自身を説得し、他人の意思に従わせる能力は長けていた方が得だと思う。特に日本で必要なのは、目上を納得させる能力で、目下を納得させるなんて考える必要が無いみたいだし。思慮の無い絶対服従の哲学に従うことが正義だなんて、日本は前近代的な地域じゃないか、なんてね。他の価値観による正義を一切考慮しない、紋切り型の文化を維持し続けられる日本の閉鎖性&画一性にも驚くべきものがあると思う。

日本人、それなりに思慮深い人が多くても、基本的に内気だし、言葉で率直に説明すると反論されるから、反論を避ける為、婉曲的に態度で示すことに熱心な人も多い。説明しないことが尊重される日本で論理的であれ、なんて無茶な気もするけれど、こういう議論が世の中に存在することは知って置きたいと思った。浮かばれない自分自身の、単なる慰めの為だとしても。

英文字幕付き第1回目(Justice with Michael Sandel)