2012年7月13日金曜日

ガス抜き



授業中に、中国では8が「発財(儲かる)」の意味に、9が「久」の意味になって縁起が良く、886が「拜拜喽(さようなら)」、520が「我爱你(愛してる)」になる等、数字の話題になった時に先生(師範大)が、「日本では何か意味のある数字がありますか?」とreechoに聞く。「日本では4が死の発音と同じで不吉」と言ったら、「何か機会があったら日本人に向かって使ってやってくださいね~」等とウキウキしながら言う。中国でも同じ意味がある筈なのだけれどもそんなことは言わない。翌週のテストでは座席番号を書く欄があって、直前に試験官員だった留学生事務室の教員は「座席番号の欄は書かなくて良い」と言うのに、臨時の教員(雲南大)はわざわざ赤字で番号を書いた紙を配って回り(何の順序も無く意味不明)、reechoに「4」の数字を書かせて喜んでいる。日本人、死ね死ね死ね死ね!と言う感じ。 

この近辺の人たちはやたらに写真を撮られるのを嫌がるけれども、特にこの近辺では何か人に与えた情報によって苛められることが多い気がする。何でも悪さに利用する人がいることを配慮すべきと言うか、何か聞かれたら、「别问!(聞くんじゃねえ!)」がまっとうな返事。

雲南大学が出版している「大学生安全教本」を読めば、自習室での座席の奪い合いに激怒して学友を刺し殺してしまった人の例がある。どこの学生なのか不明だけれども、ともかく感情をあまりにも馬鹿正直に表現する人がこの近辺には多い。「見栄を張らず、謙虚に譲り合いましょう」等と指南しているけれども、やたらに見栄を張って威張り、他人を扱き下ろす。嘘でも付いたら少しは思慮深く聡明に見えるだろうに、ともかく赤子の様にストレートに自己表現をする人が多いのである。他人を扱き下ろしまくる、やりたい放題女とやりまくる野性的な人が多い、全く共産主義思想の浸透していない昆明に来て見て初めて毛沢東は実に偉大な革命家だったと思わされたり。正直者がなぜ中国では馬鹿にされるのか、昆明に来るまでreechoは理解出来なかったけれども、あまりにも激しく率直な中国人を沢山見せつけられると、中国人が正直者を馬鹿にする理由を理解せずにはいられないのである。本当に素直にブチキレる人がどれだけ阿呆に見えることやら……。

魚釣島の衝突事件以来、日本人を甚振ったら英雄、と言う気風が強くなっていて、知っているのは英雄として讃えられた船長のみで今の船長がどうなっているかなんてことには全く興味無く、日本人を殺せば英雄、と得意になって日本人を殺す中国人が現れない保証はどこにも無い雰囲気がある。皆に讃えられるならば、何をやっても万事OKである。それで、何かのはずみで中国人を怒らせたりキレさせたりしない様に注意している最近の私、中国人以外の外国人(フィジー人)も日本人を撃つ真似などをして中国人に向かって得意になっているし、ともかく殺されない為の配慮を充分にしておきたいと思う。下の写真は外国人が集うプロテスタントの夕食会にて。右から二番目はレストランのオーナー(中国人)。この日、天井に飾ってあった沢山の国旗のうち日の丸だけが落とされていたりする。

日本人は来るんじゃねえ!!……そんな感じ。

あまり関係なさそうだけれども、中国人には何かにつけて「4」の数字を提示することが非常に効果的な気がする。「死」を頻繁に見せることで、たまりに溜まった日本人に対する不快感や「怒り・呪い」を小まめに抜くことが出来そうな気がするというか。

商店に行けば、何でも極力4つ買う。掛面(乾うどん)を4つ、大豆粉を4つ、風邪薬を4つ。すると、レジ打ちの従業員が喜んで光輝くのである。ほくそえむと言うより飛び上がって喜ぶ感じで、普段はいけず(通せんぼ)する人々も大喜びで邪魔しない。こんなに単純に喜ぶ人々が他のどこにいるのか教えて欲しいと思うほど。「あ、やっぱりもうひとつ追加で、」等と5つ買ったりすると、「こんちくしょう!」とこれまた超ストレートに猛烈に歯軋りしながら悔しがるので、追加は禁物である。こんなにくだらないことで大喜びするならば、喜ばせてあげなければ損である。普段は猛烈に待たせる・間違える・倍以上の値段を要求するとんでもない店員が、やたらに滞りなく順調に仕事をこなすので、4の数字がまたとんでもなく有難く感じられ。

日本人死ね死ね死ね!といわれる前に、2枚の看板に大きく「死」と書いてサンドイッチマンになって歩けば誰も実際に殺そうとしないのではないか、と思ったり。

ちなみに昆明理工大学の留学生事務室及び語学教室がある国際交流学院は現在のところ4号館になります。外国へ出たければ死ね!の脅しがありそうですが(笑)。中国人には喜んで4の数字をひけらかして「ガス抜き」をさせてあげてはいかがでしょう。

2012年6月19日火曜日

悪魔潰し

中国人は誰でも基本的に日本が嫌いだけれども、昆明では特に、日本人を怖がる人が多い。どこの人?と聞かれて日本人、と答えると、「怖いからもうこの店には来ないで頂戴!」と泣き叫びそうになるおばさんがいる。ともかく見たくないらしい。そして、見なくて済めばそれが幸せだと思っている。昆明は日本人が少な過ぎて誰も実際の日本人を知らず、日本人は悪魔であると信じて疑わない人に何を言っても無駄な気もする。案外、戦時中に壊滅状態にされた重慶や南京に住んでいる(いた)人たちの方が、直接目の前にいる日本人を甚振らない気がするのは何故だろう。

昆明には、バスの中で、吊り革と言うか手すりにぶらさがって、座っている日本人を思い切り蹴る小学生がいる。何度も蹴るので、その場から逃げる為に次のバス停で降りようとすれば、バスの運転手がreechoが降りる直前にドアを閉めてしまう。reechoの荷物がドアに挟まれた(体が挟まれる寸前な)状態を見て、周りの人間が「ざまあみろ」という目を向ける。皆が一斉に日本人への虐めを称える雰囲気が、この近辺には有る。子供だったら許されると思ってか、日本人への虐めは小さな子供にやらせる雰囲気もある。日本人を切り殺す真似をするとか、おもちゃの鉄砲を向けるとか、子供の悪ふざけに大人が便乗って結構凄いよ?

で、やっぱり大人も凄い。 中国銀行の窓口にて。


reechoは、一応戸日本人女性な筈なのだけれど。どのように「いじられる」かが全く分からないのが中国の凄み。

何ヶ月か後になって顧客情報の変更を願い出たら、別の従業員(見習い中)が処理しながら真剣にショックを受けていた。こんな間違いは有り得ず、パスポートが別人の物に違いない、と初めは言っていて、基本的な顧客情報は変更しないように指導されているらしかった。しかし。有り得ない間違いをして「日本人で遊ぶ」のが中国人の特質らしい。個人的な嫌がらせだけでなく、不特定多数が日本人への嫌がらせに協力してくれる。皆で「いけず(通せんぼ)」をする等は日常茶飯事。 2月に交番へ住所を届け出た際にも、名前の入力をわざとらしく間違ってくれる。AKAHOPIではなくてAKAHORIですけど、と指摘すると、受付のおばさん(婦警さん)数名が、待ってましたとばかりに皆でガハガハ大喜びしてくれる。そのままにしておいたら、等とお気楽過ぎる対応をされてたじろぐ日本人に大喜びする中国人。要するに彼らは、日本人を困らせられたらそれだけで非常にHappyなのである。

日本人が珍しい昆明ではまだまだ、日本人を見つけ次第いっしょうけんめいに困らせようとする人が多いんだよね、本当に。日本人が多くなれば、いちいちからかっているのが面倒臭くなってくれるんじゃないかと思うのだけれど。

2012年6月6日水曜日

直ぐ帰ります。


授業中に先生が、reechoの発する中国語について「何言ってるんだおまえ、え?」を連発する。要するに発音がはっきりしないのだが、ともかく個人的に学習意欲を失わせる指導をしてくれるので正直苦しい。「日本人はさっさと日本へ帰れぇ~」な態度を一切崩さない中国語の先生は、一人が黒龍江省出身の雲南師範大学、一人が雲南省出身の雲南大学の、どちらも現役女子大学院生である。1週間4hの授業で100元/週という値段で働いているらしい。安かろう悪かろうではないけれども、日本人には中国語を学んで欲しく無い、中国を理解するならば日本人への憎しみだけで充分、という態度しか示さないので参る。ま、普通の中国人が普通の感覚を表現しているということで、あえてプロが公平に日本人に接するより勉強になると考えよう。

reechoは油を使った料理が苦手だけれども、油を使わない料理は昆明の外食産業および学生食堂に殆ど存在しない。学生寮では、こっそり部屋で作る学生も多く、寮母さんが発見すれば直ぐに調理器具を没収するので、皆バレない様に注意して調理している。reechoも炊飯器でラーメンというよりうどんの様な物を作って食べているが、やはり毎食毎食こそこそと調理するより堂々と料理したくなり、最近アパートを借りることを計画した。ただ料理を作りたいだけだれども、とりあえず部屋を借りないといつでも入って調理して良いということにはならないので、近くの部屋を探すことになる。ルームシェアの募集広告を「58同城」で探し、電話をすると相手が雲南民族大学の日本語教師だと言う。しかし「日本語がわかりますから日本語を喋ってください」と言うけれども、ともかく日本語が上手くない。やっとこさ日本語検定一級合格ラインと見えたので、たまたま知り合いになった雲南民族大学の日本語教師(日本人)に電話して問い合わせて見ると、本当にその彼女は雲南民族大学で日本語教師をしていると言う。「ただ」に「無料」の意味があることを知らない、「草の根・木の根」の「ね」の意味が分からない、風呂場で足を示しながらも「はだし」が「赤脚」であることに気付かない、本当にあれで大学教師が務まるのかと驚いたが。それでもreechoの中国語よりは彼女の日本語のレベルの方がまだマシなので、日本語が分からない中国人よりは交流が楽だろうと思ったところ、それが大きな間違いだった。彼女はそもそも日本が大嫌いで、日本語を学ぶ気持ちも無いらしく、それ以前にその部屋を又貸しすること自体が触法行為で、いくら言葉が分かっても話してはならない要素が多過ぎた。reechoが、「契約書を派出所に届け出ないと宿泊許可が下りないので、法律的に有効な契約書へのサインをお願いします」と言うと、「へっ?何?何のことですか?」と突然に話を遮り、reechoに話をさせないように頑張る。reechoが話し出すと別の話をしきりに喋る。人の話を全然聞かないと言うか、聞こえない・分からないふりをする。ともかく又貸しには大家主さんの許可が要る、と言ったら、早速連絡して許可を貰ったらしい。契約書もきっちり作成してサインしてはくれた。しかし、後日大家主さんがアパートに来た際の帰り際、大家主さんと二人だけで話をしてみると、実は、この物件は又貸ししてはならないものなのだとはっきり話してくれた。

本人の前では、「彼女(大学教師)だから特別に許可したのだし」とか彼女を尊重するそぶりをしていたけれど。三人で住むのに家賃も管理費もきっちり三分割しつつ、共有スペースを自分の持ち物で埋め過ぎている、他の人が使うスペースが無いと言ったら、私が借主として借りている家なのだから私が自由に使うのは当たり前、不満があるなら出て行け、と大家主の前で言う。契約前にはリビングルームは全く使わないから自由に使ってくれて良いなどと上手い話をしていたのだが、キッチンも彼女の物以外は何も置けない&調理出来ない状態になっている。要するに全てが口から出任せと言うことで、中国人との口約束は絶対に信じてはならないのであった。「じゃあ出て行きます」と言ったら、出て行く前に壊れた扉を直せと言う。reechoの部屋はボロい木の扉だったのだが、契約した翌々日に壊れている。壁に釘で打ち付けてあった柱が外れ、蝶番で繋がれた扉ごと倒れて来たのである。壁が1cmほど割れて釘が抜けている。元々壁が割れていたとしか思えなかったのだが、「ドアが壊れたのでドアを外してカーテンにしても良いですか」と言ったら「それで良いです」と言うので、ドアを外してカーテンを付けた。元々あったベッドも床が凹んでベコベコなのだが、その凹んだ床も出る前に元通りにしろと言う。使っていないのに何故直さなければならないのか。元々壊れているものを元通りにしろとはどういうことか。喧嘩の翌朝、「日本人とは文化が違うから一緒に住みたくないので出て行ってください」と電話が掛かって来た。出て行くので既に支払った3か月分の家賃を返してください、と言ったら、支払った家賃は返さないと言う。それならば3ヶ月間きっちり使わせてもらいます、と言いつつ、警察に行って住所変更届を出しながら事の次第を話すと、全額返金させるから直ぐに宿舎に戻りなさいと言う。扉とベッドについても、まだ入居していない人間が修理費を出す必要は無いと言う。それで、結局警察の言う通りにすることにした。「貴方の喋る中国語は分からない、意思疎通不可能」と自称吉林省出身の彼女は言うのだが、警察は、「全部分かった」と言ってくれる。やはりちゃんと話を聞いてくれるのは警察官しかいない。6月1日から借りる予定で5月27日に契約していた内容を、結局1日たりとも入居することなく、1度も料理することなく、6月5日に解約。2.5ヶ月分の家賃と2か月分の管理費合計1236元を返金させて退去した。半月分の家賃は、こちらの迷いが理由と言うべきか。彼女はずっと一人でまるごと家賃を払い続けるだけの経済力が無いと見え、それでなければあれほどヤクザな気迫で家賃を要求する理由も無いと思え。「それが普通」と言われても不思議は無い程にヤクザな脅しをする中国人は多いけれど。警察も、相手が大学教員ということもあって、無職で身元不詳な日本人の味方をしたくないと言う態度をあからさまに示し、それで承諾することにした。

どうしてreechoが身元不詳と見られるのかというと、理由の一つは、あまりにもパスポートの顔と違い過ぎるから、ということがある。どう頑張ってもお前、パスポートの顔とは別人じゃないか、という話。中国人の偽造パスポート及び国内の身分証等は積めばエベレストを越えそうな程あるし(?)、日本人も同じように偽造すると信じている。警察が、身元不詳な日本人を馬鹿にしながらガハガハ笑っていた。

中国人と契約する場合には、中国人に不利な内容について全く気付かないようにさせられることが多いので、注意が大事です。何故、そこだけチェックしなかったのだろう、と後になって不思議になる場所に欠陥があったり。中国人は、自分が人に気付かれたくない箇所を気付かせない(超)能力が極めて高いので、要注意であります。いわゆる隠れ身の術と言うか、隠し物の術と言うか。その、自分に不都合な物を隠す(超)能力が高い人ほど、その他の能力では考えられない大事な仕事を任せられていることが多いです。本当に。

2012年5月25日金曜日

現状維持

先月(4月)のある日、このブログを更新しようとしたら、Google Chromeをインストールしなければ更新出来ない仕組みになっていた。Google Chromeをインストールしたら、フリーズしてホームページが開かないのでアンインストールした。そして昨日、気まぐれで久しぶりにGoogle Chromeをインストールして見ると、見事にスイスイ動いたので更新することにした。Google Chromeの改善に感謝。BloggerではGoogle Chromeが必要になったからと言って編集機能が大幅に改善された感じも無く、却って使い難くなっているところもある。何故Google Chromeをわざわざインストールしなければ使えなくなったのか。随分と待たされた後になってみると、せっかく更新可能になったのだから、何も書くことが無くてもしょっちゅう更新してしまおう、と思ってしまったり。
水不足の昆明で、何故かサッカーコートに水を撒きまくっている。聞けば朝六時半から夜の七時まで延々と水を流し続けているそうだ。そんなに水があるならプールに水を溜めて欲しいのだが。水不足と言いながら、恐らく校区内で最も大きい運動場に週二回、朝から晩まで延々と水を撒き続ける理由が分からない。そもそもこの運動場、体育で利用される訳でも無く、午後にちらほら、趣味で走る・ときどき蹴る人が見られる程度。どこにそんな必要性があるのか。
水を撒かなければあっと言う間に砂漠と化しても、草取りの手間が要らなくて良い筈なのだが。わざわざ草を生やさなければならないのが昆明らしいと言うべきか。ここはラグビーとか、両側にGATEが要るスポーツに使用されるらしいけれども、一度たりとも使われているのを見たことは無い。恐らく誰も使わないこの門球場、砂埃が立ち過ぎるから誰も近寄らないのか。確かに昆明の草は尊いけれども、水不足のこの時に、わざわざ維持する必要も無さそうな気もした。

昆明理工大学には現在日本人留学生が2人しかいない。先月までいた1人は広州へ仕事に行ってしまった。ここは他人に物を貸さない習慣が根付いていて、留学生でも気軽に他人に物を貸そうとはしない。自前のパソコンが壊れるとか、翻樯软件に支障が出て開かないとか、ブログ更新に不都合が生じて移動するならば新郎博客になると思う。もう数年間何も書いていなくて、このまま何も書かないでいる可能性も高いけれど……。

2012年4月1日日曜日

愚人节

入学から40日目にしてようやく「学生証が出来上がった」という電話が留学生事務室から届く。「3時に取りに来て」と言うので取りに行ったけれども、エイプリルフールだし、嘘であることを半ば期待していたのに嘘ではなかった。でも何やら「この学生証の交付自体が嘘です」と言っていそうで、微妙に留学が嘘な気もして来た。
学生証を手渡す先生の手。

reechoが住む女子学生寮、四人部屋を三人で使っていて、reechoの机の上は完全に物置になっている。

本当に皆さん、クラクションを鳴らしまくります。日常的に何か気分を害すれば、ひっきりなしに鳴らしまくります。昆明の人は、よそ者も普通話も嫌いで、道を尋ねられると「知らん!」と叫ぶのが好きです。そもそも人の話を聞いてくれません。道を尋ねたり話を聞いてもらいたい時には、おまわりさん或いはお医者さんを選んだ方が良さげです。上海のおまわりさんは、人懐こい一般人とは違って機械的でぞんざいな印象があったんですが、昆明では素朴で庶民的なおまわりさんが多く、薬剤師さん含む中医の先生も日本では考えられない多さで便利です。職業柄、彼らは比較的人の話をきちんと聞いてくれます。でもやっぱり全体的に警戒心が強くて人を無視する傾向が強いです。そもそもこんなに狭い地域でなぜ21言語が今でもきっちり使い分けられているのかと言えば、他民族or他部族との交流がそれ程盛んではなく、共用語の必要性が無かったからだと思われ。部族間の闘争や略奪も歴史的に沢山あった様で、よそ者に対して恐怖心を抱く人が多いと言うか。警戒心が強いことや人見知りが激しいことにもそれなりに根拠がありそうです。

砂埃が凄いので、眼鏡を掛けていないと目が開けられなくなります。

昆明に住む人は比較的内向的で、日本人以上に陰湿な嫌味を連発する人も多いです。昆明は30年間で急速に発展した街だそうで、視野が狭くて排他的な田舎者の集まりと言う感じも拭えません。上海・北京の様にど派手に嘘をつく人が少なくて素直だけれども、上手く相手を騙したり丸め込んだりせず、嫌がらせで人を従わせようとする人が多い気もします。相手の真似をした嫌がらせが多いのも特徴的で、したり顔をして「僕もここに来て間もないから」と言って道を全く教えないのが昆明人の特徴だったりします。商売中に客を馬鹿にするのは損だと思うんですが、客を見下す自分に惚れ惚れしているナルシストも多いです。

2012年3月29日木曜日

深読み

中国へ来てから、日本語で物を考えなくなった。中国語をうまく使えないreechoの場合、言葉にして物事を分析したり抽象化したり出来ず、直接目の前に置かれた「もの」にしか興味を示さなくなって来ていたりする。目の前の物体からの予測が何も無いことが、こんなに単純でしかも「楽」なんて、と過去の自分の視点からちょっとだけ分析。なにも考えないって、意外と楽かも(笑)。

しかしながら、何も分析&予測せずに生きるのはちょっと阿呆かなぁ、などと穿ってみたりして。ちょっと嫌らしいんだけど、穿つって、結構面倒くさい作業だったんだね、本来は。

一ヶ月前に大学近くの書店にて15元で買った 云南人民出版社≪民生问题在云南≫ 2010年5月出版
~当当网では11.2元~  からちょっとだけ引用。

中国教育事业发展状况
ではないけれど。
P.1より
雲南省では、2009年までに9年間の義務教育の普及が完成し、基本的に青少年の文盲がなくなった。2009年の統計によると、全省の小中高(職業訓練校含む)の各入学年齢における入学率は、小98.3%、中87.6%、高58.6%となっており、大学を含む高等教育学校の入学率は17.57%。
P.4より
雲南省では、2004年から農村における寄宿生学校建設プロジェクトの実施が開始され、2007年までに10億円を投入、567に及ぶ寄宿制学校の新・改築を実施し、新築校舎の総面積は120万平方メートルとなった。
P.9より
雲南省では、2004年から全省の農村で義務教育段階にある貧困家庭の学生及び特殊教育学校の学生に対し、二免除一補助、即ち教科書費+雑費(文房具等)の免除&寄宿生活費補助の実施を開始した。2008年秋季学期には、全省の学生全てが二免除を受け、2009年の秋季学期に寄宿生活費の補助(小学500元、中学750元)を受けた学生は、義務教育段階にある学生総数の32%に上った。
P.40より
雲南における1400余万人の少数民族のうち、自民族の言語を主な交際手段とする人は1014万人、中国語が全く通じない或いは基本的に通じない人は700万人である。中国語が通じない民族地区では、特に小学校低学年における民族語での教学が必要である。民族語で授業を行う教員は、4056の学校で9361人。2009年には、省政府が14民族の18言語による223種の教科書を出版、無料で学生に提供することとなった。


義務教育段階にある少年少女の三人に一人は寄宿生活してるなんてびっくり。中国語が通じない人が多いことにもびっくり。なんとなく、この辺ではわざと中国語が分からないふりをして「自慢」する人が多い気もする。少数民族も昆明人も誇り高いのだ。大人がこの調子だから、普通話を勉強したがらない子供も多いんじゃないかと思う。

P.208より
雲南省は、全国で地震活動が最も強烈な地域である。100年来の資料によると、平均すれば雲南省では震度5以上の地震が毎年3度、震度6以上の地震が3年に2度、震度7以上の地震が8年に1度起こっている。農民の家屋(全843万戸)の72%に耐震性が無く、雲南省政府は2020年までに全ての農家が震度6に耐えられる様、2007年から新・改築の為の補助金を支給、10年間で60億元以上になる見込みである。

で、都市部の耐震性はどうなのか。かなり疑問。

2012年3月24日土曜日

翻墙软件

一个中国研究生告诉我叫做“无界”的翻墙软件,好像在大学里谁都知道这样的非法组织做的翻墙软件。他告诉我“翻墙”就是比喻翻过政府设的墙,这样就可以访问外国的一些被禁止在中国访问的网站。一个泰国留学生也告诉我叫做“freegate”的翻墙软件,这是她从泰国带来,在中国不能下载的。


在昆明的一所大学里生活的一只狗。昆明的学费很便宜,物价也比较低,和中国学生一起住的宿舍费一个月只要一百人民币。



在昆明人和动物什么都动作很慢。好不容易地育成好个运动员这样的情况,特别食物不好。我觉得一直吃云南的植物确实头脑迟钝,当个什么都不要做这样懒惰的人。有的研究生以为我是个二十几岁的本科生,有的老师也说这样。云南的大学生看起来都是年老,我觉得云南的食物有问题吃了就老了。我不要吃油腻的东西,但学生食堂的都是油腻的。有的油有问题,我一定要吃护肝片(药),不吃药不能吃油腻的东西。我很害怕吃云南的东西,我太感谢我姥爷姥姥在日本让我吃没用过什么农药的蔬菜了。


中国人看了日本人就认为侵略者杀戮者这样,我终于故意穿军服这样了。你要杀我吗?我也准备好了。

2012年2月15日水曜日

そのまま

祝更新

何故か中国にて一ヶ月が経とうとしていて自分でもびっくり。そして中国の内陸某地方都市にて更新が出来る様になったことにもまたまたびっくり。日本で十数年間研究開発していたSONYのエンジニアが、中国に居ながらアメリカのIPアドレスで使えるように、パソコンを偽造するソフトを紹介してくれて、お陰様で更新できるようになりました。たまたまエンジニアと同じユースホステルにいたことに感謝。
Security KISS Tunnelというソフトで、中国では基本的にDownloadできない筈なのだけれど。アメリカでコピーしたソフトをまたコピーさせて貰って感謝感激雨霰。USBの記憶デバイスで持ち歩けるようになりましたです。これをみんなに分けてあげたい。アメリカで見られるサイトならば何でも開けるし。でも、更新ってこんなに大変だったっけ。。。。って感じ。。。


北京の社長とも話をしてみたけれど、何も「見ていない」の一点張りで、それ以上何もなさげなので「その件はそのまま放置」となります。。。。めでたしめでたし

2012年1月5日木曜日

模索中。

昨日、午前11時頃に北京の社長から電話があった。母が出て、reechoは3時頃に帰って来ると伝えてくれた。2時過ぎにreechoから電話したら、日本に行くけど会えない?と言う話。会う気が全く無いのに誘うあたりがちょっと迷惑なのだが、社長と話をしていると何が迷惑行為なのかが分からなくなって来る。「そういうのを冗談って言うんだよ」と言いつつ冗談が言える自分を賢いと思って満足しているし、今回も「電車の中で女の子のお尻を触ることをストーキングと言うのだ。」とわざわざ頓珍漢なことを言って自分がやった嫌がらせのアピールに熱心だし。reechoも負けじと、このBlogのアドレスを北京の社長にEメールで送りつつ「読んだら絶対に嫌いになりますよ!」と言えば、社長は「殺しても良い?」とか言っている。reechoとの関係は妻娘には絶対に内緒と言うし、要するにお互いに嫌がらせをし合う関係でしか無いから早いところ絶縁した方が良い気がした。その前にreechoが名誉毀損で訴えられる可能性もあるのだが、お互いにさっぱり清算する方が利口である。社長の希望によって内容の変更や削除が有り得るし、何らかの反応があるまでこのブログの方向性は凍結させ、しばらく更新休止の予定。当たり障りの無い日記ならば良いけれども、その殆どが特定の国家&組織&個人に対する誹謗中傷になっており、人前で恥を掻かせられることを忌み嫌う中国人が読んだらどういう反応をするか。勿論日本人でも自分の悪口を読まされたらどうするのか、「お前なんかに何を書かれても痛くも痒くも無い」と無視するのが最も侮辱した態度と言えなくも無く、果たして法に訴えられるか殺されるのか、reecho的にはお互いに全く何も気にしないで絶縁がBestなのだけれど。結果が分かるまで暫くは、例え更新したとしても経過報告&検討内容の発表になると思う。

ギャング・ストーキングの協力者が行う迷惑行為について、より多くの人に認識して貰えたら嬉しいんだけどねぇ~。ギャング・ストーキングは良いことだと思って参加する人も多いので、その行為がいずれは触法行為として認められることを願いたい。果たしてターゲットは永遠にターゲットなのかどうか、ギャング・ストーキングの協力者は大抵ターゲットの行動に目を通して「全部知っているよん」な態度をわざわざ示すので、敢えて自らの行動を全て開示し、彼らの秘密主義的な行動に疑問を投げかけ、彼らに対する問題意識をより多くの人に持たせたいと思う。覗き見する特権に優越感を感じているところもあるので、自ら徹底的に見せつけることで主導権を握り、少なくとも覗き見することが優越では無いことを悟らせたい。恥ずかしいのはあんただよ、と批判し続ける為にも、自らの言動を正々堂々と誇示する機会を増やし、とことん見せつけて自分の正しさを自慢しながら、より多くの人にギャング・ストーキングを攻撃させたいと思う。

2012年1月1日日曜日

中国人。

丁度2005年の夏休み、日中文通クラブの一ヶ月短期中国語研修で、反法西斯战争胜利60周年(終戦)纪念日に上海にいた。テレビを点ければ日本の残虐行為が延々と流されていた。その翌日だったか前日だったかに南京の大虐殺記念館へ一人で行った。帰りのバスが見つからずに苦心した。

「私たちは、この屈辱を永遠に忘れない。」

中国人は大抵誰もがそう思っている。そして、ことあるごとに思い出して「日本人死ね!」と言う。
731部隊の真実  Rape of Nanking 中文(前編後編)・日本語(前編後編)・英語(前編後編) 
「血债血还(血の債務は血で返してもらおう)」と言う、機会さえあればありとあらゆる手段で日本人を甚振りたがる人もいる。果たして、年が明けて「おめでたい」と言える一年になるのかどうか。ざまあみろ、と思われる日本にいながら、身勝手にも、どうして自分は日本人に生まれたのかと悔やむ。

2004年の夏休みに、日中文通クラブの上海フリー旅行(2泊3日往復2万5千円)で、初めて海外の地を踏んだ。日本人って本当に豫园が好きなのねぇ~、と上海人から呆れられたけれども、また行って見たいと思う場所。

おみやげ50元。

豫园の中にて。
 
この1/4世紀内で最も手抜きとなった年賀状
もっと丁寧に書かんかい。

端午の節句」は中国の文化なのに韓国がユネスコに登録したとかで以前から結構多くの中国人が怒っているらしい。日本の文化も中国起源のものが多くて、いちいち中国文化とは思わないけれどもその影響力は計り知れない。日本も韓国も北朝鮮も中国にしてしまえば?ぐらいに中国の影響が大きい、と中国人に言ったら、中国と韓国と北朝鮮と日本は全然違うし中国が侵略する予定も無いと言う。しかし、文化の一致をいちいち横取りと看做して攻撃するのも困る。
reechoに本名と似た李依依と言う中国語名を付与したのは、日中文通クラブの研修で中国語初級クラスを担当していた上海水産大学日本語学科の大学院生(24才女子)だった。しかしこの名前を日本人がずうずうしくも使っていることに怒る中国人も多い。中国ではかなり良い名前に成るらしく、特に気が強い中国人女性に嫉妬される。名乗って見ると男性が皆へなへなと優しくしてくれるので都合が良いが。プライドの高い中国人は、日本人のくせに、と自国の文化を横取りされた気分に成るらしい。もっとヘボい名前は無いのかと知らない中国人に案を出してもらったけれど。ここまでreechoの本名に似ている中国語名も無い。

reechoは母親が許可してくれさえすればいつでも中国へ脱出してしまいそうだし、いずれは中国人に成りたいが。日本も終わりだもんね、と中国人が完全に日本を見限っていて、日本人なんかもうこの世に不要!とゴミ扱いされるのがオチな気もする。それで、勝手にreecho的提案。日本人が全員中国人になってしまえば良くてですよ。全員中国人に成りすまして中国にLet's Go!偽名&偽造身份证全部OK!これで恐いものなんて何も無くてですから(笑)。