2015年7月28日火曜日

Going to Poland




安くポーランドへ移動する方法を検索していたらリビブから2000円程度でクラコフまで行ける方法を紹介しているサイトを見つけ、真似してLviv駅前から出る公共バスでボーダーまで行くことにした。Lviv駅前から国境300m手前にあるバス停留所まで1人40UAH。Lviv駅前からは30分に1本の頻度で出ているらしい。ちなみにKievからLvivまでは列車2等Sleeperが駅の窓口で289UAH、街の切符売り場で349UAHで売られていた。キエフ駅北口の窓口は混雑しているけれども南口は結構空いていて、切符無しで入れる北と南を結ぶプラットフォーム横断橋には24h営業のインターネットカフェも有る。同室になったお婆様が黄色人種と一緒だなんてOhMyGod!な感じだったけれども懸命に親切にして下さり。筋力の無い人がUpperBedに上るのはちょっと無理な気がしたりトイレの数が少ない気がした他は文句無しだった。



国境がなかなか曲者で、ポーランドのPrzemysl駅までたったの2PLNで走るバス(多分1時間に1本未満)が停まる道、と言っても税関を抜けて300m程度の所まで1kmは歩かされた気がする。ポーランドのチェックポイントでは200人待ちで2時間立ちっ放し、ラオスとタイの国境をイメージして行くと大変な事になる厳格さだった。シェンゲン協定圏は敷居が高い。


Przemyzl駅からKrakow行きの最安列車に乗ろうと思っていたのにバスしか無いと言う。駅の切符売り場のおばさんが英語を話さず通りすがりの通訳者を介しての会話だったけれども咄嗟に何故バスしか無いのかが分からず、駅を間違えたのかおばさんが嫌がらせでもしているのかと真面目に慌てふためいた。改めて聞いたら本当に違っているのでは無くて列車の代わりにバスが出るのだと言う。1時間に1本しか出ていないバスも半分埋まらない程に乗客が少ないのだった。ポーランドとウクライナの時差も忘れて大慌てでバススタンドに向かったら1時間後と言われる。また地下道を潜って駅前のスーパーマーケットへ。食品については税率が低いからかそれ程の高さを感じない。


それでPrzemysl駅裏側のバススタンドから45PLN(約1500円)でKrakowGrowny駅すぐ北東の道端に到着。トイレにいつ行けるのか分からず困惑したが無事通過。Krakow駅で売られているPLUSのSIMカードが良いと聞いていたので早速買おうとするも何処に駅が有るのかすら分からない。私達は皆駅に行く、と言っていた人たちがとっとと消えてしまい、消えた方角へ向かうも売店が見つからない。仕方が無いので駅北西部のホテルにチップを払って大きな荷物を預け、本格的に売店を探しに駅へ向かったがプラットフォームは見えるのに駅が遠い。駅構内で買えるのかと思っていたら地下で売っていると言われ、行ってみたら立派なデパートが構えていて驚かされた。きちんとPLUS専門店も入っていたけれども、その時は取り敢えず携帯電話売り場でPLUSのSIMカードを15PLNで購入。2週間限定で15Gの容量付きという事で。 これで道に迷っても大丈夫!と安心したは良いけれど。ちなみにマレーシアで買った携帯電話はインドネパールの3Gに非対応でしたがこっちでは活躍します。

ポーランドではGoogleMapのRoute検索でウクライナの様にバスやトラムが検索されない(8/14現在検索される様になっておりますが何故か)。ポーランドでは特別にバスやトラムがヒットする道案内ソフトをダウンロードして使っている人が多い。敢えてWebSiteで検索するなら こんなサイトとなる様だ。 取り敢えず何も分からないまま約40分掛けて歩いて目的のHostelまで到着した。確かにバスもトラムも多いんだけれども、利用するのにも敷居があるんだな。Warzsawのトラムは20分間以内2.8PLN, 40分間3.8PLNで、一律2UAHだったLvivのトラムに比べると随分高い気がする。


ちなみに今度乗る予定のPolskiBus、KrakowからWarzsawまでネット予約で21PLN、KrakowGrowny駅東のバスターミナル窓口では40PLNで販売されている。ポルスキバスならクラコフからのワルシャワ行きは全てトイレ付きだそうな。2階建てバスも結構一杯になるらしい。

2015年7月23日木曜日

Swimming in Lviv



キエフでは皆がお洒落して取り澄ました感じがあったけれども、リビブではオペラハウス前で大勢がバスケしてるし公園内でマウンテンバイクが全力疾走してるしランニングしている人も多く、キエフでは考えられない程皆がスポーティだ。キエフでトレパン姿で街を歩くとダサい、ムサい、カッコ悪い、野蛮な感じがしたのだけれど、リビブでは逆にトレパン姿が格好良い。

5日前は宿(HostelRandevu)が予約客で一杯で、宿から徒歩1分,24時間営業のInternetCafeで一夜を過ごした。22時から8時迄4UAH/h,その他6UAH/h,11時間で46UAH、今のレートだと合計300円以下。これが一年前には500円に換算されたと思うと感謝せずにはいられない。地元では輸入品その他が突然に2倍の値段に跳ね上がっているらしいのだが。日本で円の価値が半分になったら突然に食べ物が2倍の値段に成ったりするのかな。

取り敢えずHistryでも。

それでスポーツが格好良いリビブではやっぱりスポーツしなくては、と毎日の5kmWalkingに引き続きプールデビューを果たした。 観光案内を見てもやっぱり何だかプールが多い気がする。一番大きな施設としてWaterPark"PLIAZH"、2階のレストランから50mプールや子供用プールが一望出来てどれだけ待たされても疲れない。プールとトレーニングジムで1時間90UAH、去年のレートで1000円だったらちょっと無理。

昨日は25m×9m水深1.4~1.9mの大人用と深さ80cmのミニプールがあるDolphinへ行って来た。3コースしか無いのに1コースの幅が広くて狭さを感じない。何人泳いでいるか、近付いたりすれ違う時にhit or kickは無いのか聞いたら有り得ないと仰る。泳いでいる人が少なくて、確かにこれだけ広ければ無いだろうなと思った。ウクライナに来て驚いたのが交通マナーの良さ。飲酒運転があれば知らないけれども、横断する人がいれば皆が誇らしげに譲ってくれる。わざわざ歩行者を脅す様な運転をするインドとは大違い。プールでも皆が譲り合って絶対にぶつからない感じがした。母に贅肉が増えたからか平泳ぎで一掻き一蹴りの前に浮いてしまうと言ったら水の濃度が濃いからではないかと言われた。 カルキ臭がしない、と言ったらカルキ以外の殺菌方法を使っているのだと言われた。そう言えば特に目を洗う場所が無いけれども目が痛くならない。目の病気が感染し得ないから目を洗う必要が無いのだろうか。シャワールームでは自由に石鹸やシャンプーを使えて皆が素っ裸で全身を洗っていた。ドライヤーが無料で使えて濡れた髪で出る人がいない。

Dynamoで泳いでいたら水球チームが練習を始めた。水深約2m、練習している子供達も真剣でこういう所からオリンピック強化選手とかが出るのかなと思わされた。向かいの体育館では新体操クラブの練習が見られた。皆が真剣そのもの。チャラチャラ記念撮影など出来る場所では無いなと思った。
 
Outdoor50×25m,水深2.5mのMedykでは皆が日向で肌を焼いていた。殆ど誰も泳いでいなくて、わざわざ金出してプールに来るか?と思ったのだがそういえば室内プールのDolphinには受付の横に1分間3UAHの日焼けサロンがあった。街を歩けば水着の様な服装の人がいたり、公園ではどう見てもブラとパンツだけで体操している人とかも見られる。日に焼ける為に皆頑張っているのだな、と思わされた。



ウクライナは新品の服や靴が高いけれども、中古市場は結構安い。1kg175UAHとか、重さで値段が決まる服や靴のマーケットがある。Reechoが着ている服も水着も中古市場で上下合わせて45UAH(300円)程度だった。

個人的には、冬はプールと同様1時間40UAH程度でスケートリンクに入れるMedykと、時間制限無しで1回30UAHのDolphinがお薦め。Medykにはロッカールームが無く、プールの隅にある3つのBoxが更衣所になっている。何となく、そのままTシャツでも羽織って帰りそうな人が多い。ロッカーも荷物預り所も無いから常に自分の荷物をチラ見しながら泳がなければならない。だから誰も泳がないのか。Dynamoでは1時間40UAHの入場券と引き換えに更衣後に荷物をCloakに預ける仕組みになっている。Dolphinは更衣室が綺麗で背丈より高い鍵付きロッカーが使える。

プールでは貴重品の管理が気になるところ。パスポートを持って水に入る訳にはいかないけれどもReechoは取り敢えず貴重品をビニールに包んで水泳帽に入れて泳いだりする。メッシュでは難しいけれどもゴムならば湿らない。カードや現金の類で流石にパスポートは大き過ぎて無理。泳いでいる最中に帽子が取れたら大変なのだが、今迄に困った事は無い。少なくともウクライナではバイクで歩行者の荷物をひったくる類の窃盗が極めて少ないらしく、きっちり身に着けていれば盗まれ難いだろう。しかしながら前出の東大生は普段からウエストポーチに南京鍵を掛ける程の慎重派でありつつ地下鉄で財布を抜かれたと言っていた。どんな犯罪が有るのか分からないのでご用心。