2010年3月28日日曜日

神道

また無責任で根拠の無い発言をだらだらと続けることにする。

以前、KJクラブで知り合った韓国人から、日本の神社はお寺とどう違うんですか?と質問された。そんな質問を受けるなんて考えたことも無く、聞けば韓国には神社が無いと言う。日本が戦前の皇民化政策で日本の神道を韓国人に強制する為に、日本政府が韓国の各市町村全てに神社を建てさせたらしい。戦後成立した韓国政府によって日本政府が作らせた全ての神社は跡形も無く破壊されたそうだ。日本にいる韓国人は、日本の言論統制と信教の強制に対する憎しみを、日本人一人一人に思い出させたいのかも知れず。

確かに神社と寺院は似ていて、お寺と言ったら仏教の宗派が管理・運営している所で、神社はそうじゃないとしか答えられなかったけれど。例えば日本人でも間違え易いのは豊川稲荷。「稲荷」と言ったら大抵日本人が思い出すのは狐色の油揚で包んだ稲荷寿司か、狐にまつわる霊を祀る赤鳥居の神社で。稲荷と聞いて寺院を思い出す人は少ない筈だが、ともかく豊川稲荷はお寺である。

仏教伝来から国家的に仏教の布教が推進され、神社でも仏像崇拝を取り入れ仏教経典を唱える神社まで現れ、神社と仏閣が混在するようになったのだと思う。実際に現在でも仏教のお経を唱える神社が存在するし、スサノオの命は摩利支天だし、豊穣の大国主命は密教の大黒天だったりする。(太陽になぞらえられた天照大神は日本という国名に反映され、国旗にも象徴化され、戦争に利用された国家神道を憎む人々からは現在でも攻撃の対象にされているけれど。)まるで日本の神々が仏陀の化身だと言わんばかりに神仏が混合させられていたのである。明治時代に入ってから、神社に入り込んだ仏教を神社から排除するように指令が下ったが、厳格で保守的、そして人道的な神社ではこれに従わず、今でも神社で仏教の崇拝を続けていたりする。

靖国神社参拝問題について言えば、日韓の文化の違いを巧みに利用して、韓国の世論を上手く煽っているようにも感じられる。日本にしか無い神社は、韓国人にとっては、ただでさえ奇怪な存在でいかがわしい。しかも昔はそこに祀られた「神」が諸外国との戦争を正当化していたのだからしょうがない。「何やら訳の分からない場所に参拝しちゃって怪し過ぎ」なもので、そもそも神社の性質を全く知らない韓国人が、とめどなくその参拝について攻撃し続けているのは面白い。

神社って知ってる??と聞いてみれば分かるけれども、大抵の韓国人は神社を知らない。神社と言ったら戦前に日本政府が作らせた日本式の神社しか意味せず、戦後跡形も無く破壊され、残っている神社は皆無である。韓国にある神社に近いものを探して見ても、韓国には神社に類似したものが無い。それでも日本の神社は朝鮮半島からの渡来人が生み出したという説がある。これを韓国人に伝えると非常に遺憾である、そんなことは有り得ないという反応をする。日本の支配下で自分たちを苦しめて来た日本の「神」がその昔、朝鮮半島から渡った人によって祀り始められたなんて考えるのは有り得ないのだろう。日本の「神」は自分たちの先祖とは無関係だと思いたがる韓国人が圧倒的に多い。(2011.9.18追加: 流用禁止だそうだが、「日本とユダヤのハーモニー」の第四部では、日本の神がイスラエルからやって来たと言う詳しい説明が見られる。これを読むと韓国人が、自分たちの先祖と日本の神は無関係だと言い張る理由が見えて来る。) 

しかし元々日本、特に原住民(アイヌ)の社会には祖霊崇拝を主流とする神道は存在していない。稲作技術の伝来と共に、それを指揮する渡来人が主になって政(まつりごと)、ついでに「祀りごと」が始まった筈なのである。原住民のアイヌは自然界にある人間以外の霊魂を「カムィ」と呼んで崇拝し、特別に人間ばかりを崇拝する人間中心の文化は形成していなかった。しかしアイヌ語の「カムィ」の発音がそのまま崇拝の対象として現在の神道に引き継がれている。これはアイヌの人々が自分の言葉でそのまま渡来人の祀る霊を崇拝するようになったことを意味するのではないかと思う。
(※お詫びと訂正 : 大野晋著『日本語の起源』によると、アイヌ語研究者の金田一京助ばアイヌ語に日本語との言語の対応を見出しておらず、稲作の文化及び相当数の基本単語(500語以上)は、南インドのタミル人がもたらしたと言う。弥生時代以前の長い船旅で、タミル人は南インドから韓国にも渡り、日本語に伝わっていない基本言語をそのまま韓国語に残している(아빠・오빠等)。タミル語の日本・韓国への影響については大野晋著『日本語の起源』をお読み頂き、無知なreechoの書いた間違いについてはご容赦頂きたい。)―[青文字部分は2010年7月8日に追加]
ひょっとすると渡来人が、自分たちの信仰を土着民に分かり易く教え広める為に作ったのが神社だったのかも知れない。韓国には別段山岳宗教と呼ばれるものは無いけれども、多くの人々は勝手に山を崇拝し登山する。山登りを趣味とする人のパーセンテージは日本よりはるかに高い。日本人の場合、神社という形式が無ければ、とりたてて山の霊魂だけ特別に参拝することは無かったかも知れない。韓国に神社が無いのは、形式が無くても日常的に自然に崇拝するからで、逆に日本人(原住民)は神社という特別な形式が無ければ渡来人の「神」を拝まなかった可能性がある。ひょっとするとこの頃から既に本音と建前を別にして形式を重んじる「ハレとケ」の日本文化が始まっていたのかもしれない。

ここで考えて欲しいのは、現在に残されている日本と韓国の文化の違いである。朝鮮民族でしか見られない"제사"という文化。4代前までの先祖の慰霊について年8回、長男の家に親族が集まって夜中の12時から夜明けまで行うという、日常生活に支障を来たす厳しい祖霊崇拝の文化である。単に韓国で儒教が広まったからという理由だけでは、ここまで厳格な祖霊崇拝の現存は説明されないのじゃないかと思う。ついでに言葉について言えば、韓国人は自分の身内について常に敬語・尊敬語を用いる。身内について謙譲する日本人とは対照的だ。アイヌの人々が人間(身内)ばかりを尊ばなかったのと同様に、現在でも日本人は身内を尊ばずに謙譲する。韓国人は身内を神様のように尊重して身内の為に尽くすが、日本人は無私無欲を美徳とし、「滝行・切腹・自衛隊」やらで身内とは言い難い「神」に自分の命を捧げるのである。韓国には熊にまつわる神話によって、熊を神として崇める風潮があるけれど、熊の神様に命を捧げることは恐らく無いだろうと思われる。

尊重する対象・崇拝するものが変わるとここまで異質な文化を形成するのかと思う程、その文化の差異は大きい。良いか悪いかは別として、ともかく韓国人は自分の身内を尊重し、日本人は身内を謙譲し、自分から遠いものを尊重する傾向がある。同じ祖霊崇拝と言っても、どれだけ遠い先祖なのか想像もつかない程に遠い先祖を、我々日本人は当たり前のように崇拝する。ひょっとすると神々の崇拝が始まった大昔には、それほど遠い親戚では無かったのかもしれないが。

私の母と母の妹は、アイヌの顔立ちにどことなく似ていて、多分アイヌの遺伝子が濃いんじゃないかと思う。そしてともかく文化的に全く身内を大切にせず、上下関係も気にしない。

韓国と日本を共通項で結ぶとすれば、どちらも仏教の影響が強いということか。"제사"は儒教の文化だと言うのに韓国では「法事」として位置づけられ、仏教徒が行ってキリスト教徒は絶対にやらない。儒教が仏教と合流しやすい性質のものだったからだと思うけれども、祖霊崇拝を主とする日本の神道が難なく仏教に合流してしまったのも、やはり性質的に融合し得るものだったからだと思われ。そもそも神道って、仏教伝来以前の祖霊・先祖供養だったんじゃないのか、と。原始仏教には具体的な先祖供養の様式は存在しなかったらしいけれど、ともかく神道の祖霊崇拝は、今で言う仏教の先祖供養・慰霊供養とあまり違わない性質のものであった可能性はある。たたりがあるから神社を作ったと言われる神社も多く、たたりがあるからお寺で供養したと言うのとその建立の理由として大して違わない。だから、靖国神社にどんなに罪深い人が祀られていても、たたりが無いように慰霊することに何ら矛盾は無く、我々がこだわって犯罪者と非犯罪者を区別して祀ることにもさして意味が無いのである。

元はと言えば神道も仏教も「慰霊」が目的ということに着目して頂きたく。神社に一般人が祀られていることに違和感を持つ人には、それはもう、神社は仏教伝来以前の寺院であり、お寺と区別がつかない程に慰霊に関して同等であるということで……。

2010年3月9日火曜日

ローザンヌ国際バレエコンクール





2010年は街にいる普通の人が突然踊り出し、そして何食わぬ顔でまた大衆の中に散って行く「何気にローザンヌ」がコンセプトの様子。その意味で、最終日の上海舞踏学校の出し物は、何気無さが抜きん出ていて見応えがあった(⇒中文記事)。男女の絡みがねっとりした雰囲気で、体型が若干ダンサーらしからぬ上海舞蹈学校学生们の演技は、先月まではFinale du 38ème Prix de Lausanne (02:53:59)で115分目から137分目まで20分以上に亘って見ることが出来た。しかしいつの間にかその部分が削除されていて、全体のビデオの長さも30分以上短縮されてしまっている。中国から「消してくれ」という依頼でも来たのだろうか。

私がこの国際コンクールが「臭い」と思う理由は、主催者側のビデオブログで個人的に取り上げられる人から上位入賞者が出ないことだ。つまり取材されたら上位入賞出来ない様に見え、コンクールが始まる前から既に入賞者を決めてあるんじゃないか、と疑ってしまうのである。初めから決まっているのに何故わざわざ審査されるんだよ!という憤慨があっても良いと思うが、主催者側から言えばコンクールと言うより公開レッスンを兼ねた祭典で、とりあえず見世物として楽ませるつもりなのだろう。

現地の情報によれば、
今年はスイスが中国と国交を結んだ60周年を記念し、決勝戦の最後の日曜31日に上海バレエスクールの生徒たちが公演を行う。また以前ほぼ毎年審査員には日本人が1人参加していたが、今年は中国から「中国ナショナルバレエ( NBC ) 」の校長ツァオ・ルエング氏が参加。
だそうで、中国への力の入れ方が半端じゃなかったらしい。しかし今現在、私が知る限りでは、どこを探してもその上海舞蹈学校の出し物が見られない。チャン・ツィイーのSAYURIが中国で放映禁止になっていたことは有名だけれど(私も彼女の動作はくねくね動き過ぎて気持ち悪かった。人形程で無くてももう少し大人しくして欲しく)、まさかバレエまで放映禁止なんて考えられないが。ローザンヌ国際バレエコンクールの内容について記した中国語の記事もなかなか見つけられず、名誉あることだと言うのに中国ではまだ、バレエすら「猥褻」で括っているのではないかと疑ってしまう。

や、うちの近辺というか、静岡県(とりあえず日本)のど田舎でも、バレエなんて言ったら「オエエッ気持ち悪い」と言う子供が多かった。今はどうだか知らないけれども、少なくとも私が子供の時には気取り過ぎていて付いて行けないと言うか、文化的に異様な物として受け入れられない人が圧倒的に多かった様に思う。裸体を死体と同じくらいに嫌悪する中国の場合には、露出度の高いバレエはまだ「見る物ではない」部類に属するのか。中国で洛桑国际芭蕾舞比赛の知名度が上がり、志す中国人が増えることが期待されていても、まだ世間一般には異次元ということか。中国にはバレエを専門に教える中・高等学校がいくつかあるらしい☆(北京の募集要項)けれども単なる趣味やお稽古ごととしてバレエを続けている人は極めて稀な様で。日本でさえバレエはあまり庶民的とは言えないし、見る人の層も限られているし、中国でいきなりバレエを広めろと言うのも無理かも知れない。遠い親戚(reechoの父の兄の嫁の姉の夫)も、最近は中国・韓国の台頭が目覚しいとか何とか言いながら、かこつけてアジアフルート連盟の会長になったりしているが。バレエでもやはり中国の台頭は見逃せず。しかしそれにしても洛桑に関する中国語の記事は少ない。

Prix de Lausanne 2010 Video Blog : Yu Hiu Tung


798芸術区では無防備に等身大の半裸人形晒せるんだし、そのくらいの無神経さがあればバレエぐらい解禁出来る筈だが。
しかし私には未だこれを芸術として見る人間の価値観が分からん……。政府の文化的弾圧への対抗か。もしや破廉恥だったら何でも芸術だと思いたがっているとか。
798芸術区でしか見られそうもない奇怪な猥褻物は、破廉恥な物を芸術と見做す外国人に対する嫌味で展示されていたりして(笑)。

素人のreechoには、どんなジャンルにしても芸術の審査基準は皆目分からない。今回三位入賞の佐々木万璃子さんの場合、今年の1月上旬に行われた第13回NBA全国バレエコンクール中学生女子の部では5位に終わっている。審査員や審査方法が変われば簡単に順位も変わるのか。日本国内のコンクールでも海外留学の為の奨学金が付いて来るけれど、金持ちのお嬢さんなら自費で勝手に留学してしまうだろうし、留学生活が自分に合うとも限らないからか、スカラシップ賞を受賞しても留学を辞退する人もいるらしい。コンクールの審査基準は勿論不可解だけれど、人間の価値感って本当に分からない。

2010年2月25日木曜日

東京芸術大学



叔母の高校時代の練習(録音)を再生 (録画は2年前の6月)


また久しぶりに北京の社長に電話した。去年北京師範大学広告学科を卒業した長女が今、東京藝術大学映像芸術研究科(脚本専攻)の三次試験で合格待ちなのだそうな。東京芸大の映像研究科修士課程には外国人特別入試は無く、日本人も外国人も一律に同じ試験を受けるようになっている。社長の娘は小・中学校を日本で過ごし、日本人と同じ学校に通っていたそうで、日本語能力は日本人に引けを取らないレベルの様だ。針の穴を通るより難しい東京芸大の二次試験を通過して、社長が今までに無く興奮している。3月2日に最終合格発表があるそうで、こちらまで「すごいすごい」と興奮させられ。私には芸術が何であるかは分からないけれども、所謂一流の芸術家と会ってみて思うのは、その人の作品を見るだけ、或いは聞くだけで、勝手に人生が良い方向に変わるということか。技能だけを見ても分からない力と言えば良いかそもそも技能がどうなのか素人の私には分からないけれども、ともかくレベルの高い芸術には、無条件に人を良い方向へ導く力が詰まっていると思う。

私の母の妹は、東京藝術大学を二度受験し失敗したことがある。結局国立音楽大学へ進学してそのまま潰れてしまったけれど、高校時代には声楽の全国大会で二位になっていたとか。高校の時にそんなに上手かったのかと言うと、このテープの録音を本人に聞かせたら、「声を震わせ過ぎよね」といちゃもんを付けていた。やっぱり叔母は小さくまとまり過ぎていたか実力が無かったか。北京の社長も「(審査員の)好みもあるけど(入試では)将来性を見るからね」と言っていた。自分の娘には将来性があるんだと自負している様で、以前の「こんな親を持ったら子供は幸せでしょ?」の台詞にも、高価な自宅の映画投影機にも娘への愛情が存分に感じられ。人から無条件に好かれる能力があり、しかも人を無条件に幸せにする能力がある社長を見れば、確かにあのおやじの娘だったら凄いだろうな~と思わせる物はある。

東京芸大の教授(フルート奏者)に私の親戚がいるんですよ~、と言ったら、「reechoちゃんは大学院へ行かないの?」と聞く。「大学の先生から推薦状を貰っているけどお金が無いから無理」と言ったら、「もう30過ぎなんだから行く必要無いよねぇ~」と凹むお返事。だったら初めから聞くなっちゅの(怒)。やっぱり自慢ばかりで人を凹ます人なのである。芸術なんてどうでも良いから無条件に人を不幸にする人間にならないように頑張ろう(憤)。

2010年1月17日日曜日

中身不明。

またもや著作権侵害中。


KJクラブでペンフレンド募集中の韓国人にメールして聞いてみたら、리틀맘스캔들 第1集の第2話後半に出てくるダンスミュージックの曲名が分かった。컨츄리 꼬꼬(Country Kkokko)の"콩가"だそうな。なげやりなニヒルさが良い感じ。---太陽が嫌いで熱いのが嫌い・月光が好きで冷たいのが好きなんて言う彼女が理解出来ねぇ。そうさBye bye bye 去りたきゃ去れ。したいようにして自分の好みを探して行ってしまえ。---
やっぱり冷たい曲には冷たい歌詞が似合うと言うか。熱したものしか食べない為か、中国人は冷めていてもやたらに熱い人が多い。

そう言えば中国から離陸する前の最後のチャレンジを思い出した。荷物検査所で243mlの早餐奶を5パック一度に飲み干したことである。約1ℓを勿体無いからとその場で一気に飲み、本当に飲んだのかと検査員から呆れながら再検査されたが本当に飲んでいた。船では液体の持ち込み検査は無いけれども、飛行機では液体の持込が禁止されていて、その場で飲み干すか没収されるかのどちらかを選ばなければならず。殆どの人は大人しく没収されているらしくて、1パックたかだか1.5元の乳製品に執着する人も珍しい様だった。反省。この次は1ℓに挑戦しないで大人しく没収されよう……。

北京で困ったことは、上海では朝食時にどこの路上でも売っている菜包(私の大好物)が滅多に見られないことだった。平たい馅饼が一般的で、北京では日本の「肉まん」の格好をしている「中身は野菜」が路上で殆ど売られていない。馅饼の中身を教えてもらっても何が何やら分からず、甘くないと思ったのにスーパーでは間違えて全部甘い物を購入してしまい、それからはとりあえず"甜吗?咸吗?(甘い?しょっぱい?)"と聞くことにした。せめて菠菜(ほうれん草)・韭菜(ニラ)くらいは知っておきたかったと反省
し、本屋では料理の本を三冊購入。中国で快適に食すには食材の中国名を学ばねばなるまい。
愛しの菜包in上海

2009年12月18日金曜日

北京の迷路

北京到着の日。私は飛行場から地下鉄で乗り換え無しの东直门駅付近にある◎北京京丽水旅馆◎に泊まろうと思っていた。首都国際空港に到着して地下鉄に乗ったのが22時過ぎ。十時半過ぎから真っ暗闇の東直門で旅館を探して歩いた。直ぐに見つかると思っていたら近くまで行くのに小一時間掛かり、その付近にいた人に尋ねてようやくアパートが立ち並ぶ塀の中に入り込み、ボロアパートの地下室みたいな北京京丽水旅馆にたどり着いたところ。なんとそれは外国人お断りの宿舎であった。そんなアホな。だって先日の電話では外国人泊まれるって言ってたじゃない。日本人でもOKと言っておいて宿泊当日の夜中にそれは無いっしょ。
どうにも最近ではオンラインで旅客が管理され、身分証明書との照合が無ければ宿泊が許可されないらしい。パソコンで受付しない旅館があればまだ外国人もナイショで宿泊させてくれるかも知れないけれど。その宿舎の場合には必ず中国の住民登録番号が必要で、パスポートによる承認では宿泊不可能。カウンターのおにいちゃんいわく、「うちの宿舎はぼろくて汚いから外国人は泊められない」のだそうだ。今更そんなこと言われても困るんですよ、と頼み込んでもやっぱり駄目なものは駄目らしく。1泊40元以下の宿舎は「外国人お断り」の可能性を疑った方が良いと思った。で、だだをこねる私を尻目に、宿舎まで案内してくれた人がご丁寧に警察を呼んでくれて、警察から取調べを受けることになった私。真夜中に外国人女性が宿も無くうろつくのは危険に見えたのか、警察から「パトカーで日本大使館まで連れて行ってあげるよ」なんて言われたが。とりあえず日本人オーナーの宿舎の電話番号を教えたら携帯電話で問い合わせてくれて「泊まれるらしいからタクシー呼ぶ。」で本当にタクシーが呼ばれてるし。タクシーの運転手はまた携帯電話でユースホステルに場所を問い合わせてくれて、私はそのまま有家国際青年旅舎へタクシーで搬送された。東直門から30元くらい掛かったかな。みんな気軽に携帯電話を使うのでちょっとびっくりしたのだけれど、どうやら携帯電話で掛けても固定電話から掛けるのと全く同じ1分間3角らしい。路上にある黄色いIC用公衆電話も1分間3角だったのだけれど。携帯の電話料金がそんなに安いってどういうことなのだろう。最近まで電話を受ける人にも電話料金が掛かったけれど、去年から完全に無料になったとか。

「言ってくれれば宿舎まで送ってあげたのに、」と社長が後から心配してくれたけれど。やっぱ一人で彷徨うのも根性と言うか意地だった。「32才にもなって頑固な女の子ですね」とかメールに書かれて、それもまたしようも無く笑ってしまった。冷たくされるのに慣れていると、意表を突いて優しくされるのは調子が狂って困るのである。


レンタカーのPRIUSにて、仕事で豊川に来た社長が昨日、二人の社員を連れて我が家へ遊びに来た。
白いジャケットを着ているのが甥子さんで次期社長を予定しているのだそうな。運転席の社長に「これ一日いくら?」と聞いたら「一万七千円」と言っていたけれど。調べてみると半日八千円弱だった。見栄っ張りと言うか、いい加減と言うか。見栄を張って嘘を言われると困るんですよ本当に……。社員に綺麗な風景を見せたいとかで、そのままレンタカーで富士山を見て熱海から伊豆半島をドライブして、妻子が待つ東京の自宅へ帰るそうだ。
「雇って下さるんでしたら是非!」とか調子に乗って頼んで見たけれど、中国だと給料は大卒で1ヶ月千元代が普通だし、私の場合「家族と一緒でなければ移り住めそうも無い」ということもあって実際には難しく。85才を超えるおばあちゃん連れて中国に移り住むって大変よ。カルチャーショックで即死してしまいそうだし。

前日は不味い餃子を作ってせっせと冷凍し、当日の朝はラーメン作りにてんてこ舞いし。小麦粉で汚れた服に何だか千葉すず流の笑いを浮かべる勝気な私……。

2009年12月13日日曜日

悔い改めます。

これもまた小美さんのご紹介にて。
http://vipchat.myspace.cn/jbft2/51
十字架している大張偉見たのは初めてだ。どういう冗談のつもりだか、キリスト教徒は浮気は絶対禁止だそうで、「汝姦淫する無かれ」で、やましい思いで異性を見ることも戒められるらしい。これからどう仕事をするつもりなのやら、以前からキリスト教徒だったのか、突然真面目になることを誓うつもりなのか。砕けたところが韓国のチャ・テヒョンに似ていると思っていたけれど、そう言えば彼も敬虔なキリスト教徒だった。助平好きの韓国人から人気があって良いと思うけれど、韓国の花蜜さんはどのくらいいるのやら。


12/11/2009 タイガーウッズが無期限欠場を表明。 
Tiger Woods taking hiatus from golf 
By Tiger Woods

I am deeply aware of the disappointment and hurt that my infidelity has caused to so many people, most of all my wife and children. I want to say again to everyone that I am profoundly sorry and that I ask forgiveness. It may not be possible to repair the damage I've done, but I want to do my best to try.

I would like to ask everyone, including my fans, the good people at my foundation, business partners, the PGA Tour, and my fellow competitors, for their understanding. What's most important now is that my family has the time, privacy, and safe haven we will need for personal healing.

After much soul searching, I have decided to take an indefinite break from professional golf. I need to focus my attention on being a better husband, father, and person.

Again, I ask for privacy for my family and I am especially grateful for all those who have offered compassion and concern during this difficult period.



あんまり破廉恥な内容で騒がれると、世界一だろうと大富豪だろうとともかく活動を自粛するものらしい。

アメリカはキリスト教徒が多いから、浮気については日本より厳しい筈で、一ダースを超える過激な浮気が浮上してしまうと名誉の回復が難しそうだ。
日本だったら「女が悪い」とか「浮気は男の甲斐性」とか何とか言いながら直ぐに復帰してしまいそうだけれど……。

2009年11月28日土曜日

懺悔。


 
~ある花蜜さんの56.comでの投稿から~ 


母に、「これ見てきたんだよ、」と上の映像を見せたら、「(まさか)これじゃないでしょ?」と言う。「だからこれを見て来たんだって」と言ったら、笑いながら内心絶句していた。私はこれを見に北京へ逝って来てしまいました><。禁断の花儿乐队演唱会ですよ。恥ずかしくて穴があったら入りたいんですが。高校生の文化祭レベルと言えば良いのか、素朴で気取らない感じが良かったと言う人がいるかも知れないけれど。思えば私の中学のクラスメートには大張偉より音程を外さずに歌う人が2人はいたし、音程だけでは無いけれども自分の価値基準をどこまで捨てて良いのか考えてしまいましたよ(泣き笑い)。小美さんもまこねーやんさんも、もうコンサートから二週間経つと言うのに感想らしい感想をまだ一言も書かれていないのを見るに、「楽しかった!嬉しかった!この感動を一刻も早くみんなに伝えたい!」とか手放しで喜んでいらっしゃるのかどうか、皆さん勿体ぶってないで感涙のコンサートを語ってくださいよ(笑)。

33歳にもなってカマトトるのもどうかと思うんだけれど。大張偉はスクリーン裏で輪郭だけ見せながらストリップを始めるし(あんまりいやらしいのでスタントであることを祈ってしまった)、「戚薇が大张伟の急所を握ったのは意図的です」な映像は流れるし、王文博は洋式トイレに座ったまま口からオナラの音を出してリズムを取り続けてるし。目も当てられないと言うか、正確には目のやり場に困る舞台作りに励んでいる様にも見えた。満足して帰って欲しい、とか言いながら、実は不満を募らせようと頑張っていると言っても良い程で。コンサートに来られなかった花蜜さんたちとの不満足度を一致させようと頑張っているようにも見え、客席の何割かはタダで入った人かも知れず、ファンでも無いのにそこにいる人に憤っている様な気もしたし。ファンを信じていたのに裏切られてグレたと言うか。「どうせお前ら半分は無料なんだろ」みたいな。途中から入って来た人も多かったけれど実際にかなりの人が途中で帰ってしまったし。それなりに赵薇が来るのを楽しみにしていたのに結局来なかった様で、自分の大切な人がいなければ何をやっても平気なのかと思うほど。仕事よりプライベートを大切にするのは分かるけれども、観客を欺くことばかり意識していると思われてもしょうがないと思ってしまった。

或いは、人を応援し続けるのはどんな我慢大会よりも耐久レースよりも過酷で苦しいと言いたいとか。どんなことがあっても支持し続けてくれるなら宜しくお願いします、でもそうでないならお引取り下さい、とか。僕らは嫌でもこれだけ頑張ってるんだからファンのみんなも我慢して下さい、とか。彼らの過激ないたずらにいちいち目くじらを立てていたら、とてもファンなんか続けていられず、やはり花蜜さんの多くは包容力があって優しい子が多い。The Flowersを「何をやっても許される天使」くらいに思っていなければ付いて行けないものがあり。いたずらを通して女の子たちを赤子を見る母親の気持ちにさせてしまうのか、観客に対する甘えも含め、わざと心配させて母性本能をくすぐって人気を得ている気もした。

今期の浅田真央選手その他周辺の人々が全く逆のことを言っているけれども、私はどうも彼女がオフシーズンに滑り込んで来たのは別のプログラムではないだろうかと思っている。今回の花儿乐队も、どうも当初予定していたプログラムとは違う物になった可能性がある気がした。準備していた物が全てボツになるようなことがあったら誰だって怒りたくなりそうなもので。そんな気がしただけなので浅田選手のことについても追及されたら困るけれど、何か裏がありそうな感じと言うか。八百長で敗北を予定しておいてやらされているんじゃないか、とか。どこまで組織的に計画的にやらせられるものなのか分からないけれども、何かが裏で動かされている感じがあった。

多額の出費を懺悔しながら、これから自分の口からは花儿ファンとは言わないことを誓いたい。それなりに応援するつもりだけれども限り無く遠くからということで反省の意を表したいと思っております。m(_ _)m どうかお許しを。