2015年9月26日土曜日
2015年9月22日火曜日
壁画inBelgrade
2015年8月15日土曜日
ショパンのベンチ






街でのお薦めは何と言っても音を奏でるショパンのベンチ。ベンチの裏側にブツブツ穴の空いたスピーカーがある。お高く止まっていたくせに可愛いことしてくれるじゃないの、とChopinを尻に敷いて一休み。がっつり一曲全て演奏してくれるかと思えばどのベンチも30秒程の区切りが良い所しか演奏しない。音がチャチなのがまた可愛い。全てのベンチのボタンをPushしたい、とベンチの為だけにあちこちを見て回る。演奏が長いと沢山の人がPush出来ないから短いのだな。

キュリー夫人博物館に入って見た。写真は斜め向かいの旧博物館。たった2部屋の展示場は入場料の11PLN(約400円)が滅茶苦茶に高く感じられるみすぼらしさで、失望する人の方が多いだろうな、と思わされた。どうしてそんなに苦しんでまで研究を続けられたのだろうか、何か強制されていたんじゃないかという気さえする。Reecho的に見るとキュリー夫人は、放射性物質が平和的なイメージを持つように仕立て上げられた広告塔。男が開発するよりずっと攻撃性が少ない気がしませんか皆さん。



ビスワ川に向かうキュリー夫人。


インフォメーションセンターに行けば観光に役立つ資料が一杯手に入る。大戦中に全壊した旧市街地が再現されている様なのに何だか安っぽい。この偽物感が返って本物ではない悲しみと戦争の恐怖を物語っている気もした。






毎時に兵士の交代式が見られるサスキ公園にも行って見た。墓守が兵士であることの悲しみをずっと語ってくれている様な気がした。そこにもショパンのベンチがあり、噴水を通過するとすぐ右手にもあった。誰かが奏でていないと気が付かないんじゃないかと思うくらいに地味で、凄い人気!と思わせられないと見逃してしまう。
去年オープンしたらしいユダヤ人博物館にも行って来た。全展示物の半分弱と資料室は無料公開されていて涼しい館内のレストランで食事をする人が多い。資料室にある10台程度のパソコンが誰にも使われていなくてしばらく動画資料を拝見させて頂いた。内容はこちら。大学のデータベースもあり。クラコフではアウシュヴィッツを無料で見学したかったけれども、オンライン申請では信頼される現地人経由で申し込まないと受け付けられないらしく、問い合わせの為に150人以上がインフォメーションカウンターに並んでいた。大型バスが10台以上、車も100台程度見えてどんな魅力的な展示場なんだと思わされたが確かに恐ろしい雰囲気が漂っていて、イスラエルに拉致しただのと陰謀論ばかり気にしてしまうけれども実際にユダヤ人が沢山亡命している。リビブで会ったハーバード大学院生も元ポーランドに住んでいた家系だと言っていたけれども多分彼もユダヤ人だろう。逃げたからこそアメリカにユダヤ人が増えて世界を牛耳る駒に成れた訳だが、皆が陰謀を承知していればそもそも逃げることも無かっただろう。現在ウクライナからイスラエルに飛ぶ航空券は格別に安い。イスラエルに亡命するウクライナ人が増えていると思うけれども、彼等は逃げる(逃がす)方法を知っている。日本人は知らない。ワルシャワ郊外では沢山の中華系の人々が住んでいるのが見られるけれども、彼等も逃げ方を知っている。日本人は知らない。
どうせ皆死んでしまうのだから逃げたって同じこと、とあっさり腹を括り過ぎるのが日本人の悪い癖と言うか。往生際が良過ぎていけない。簡単に覚悟を決め過ぎる。「悪あがき」と言われても、最後迄常識や思い込みを裏切り続けるしたたかさと執念が欲しい。
毎週日曜日に無料でChopin Concertが開催されるそうだ。結構遠いけれどもまた街に出てみようかな、と思う。 →Events
2015年7月28日火曜日
Going to Poland




安くポーランドへ移動する方法を検索していたらリビブから2000円程度でクラコフまで行ける方法を紹介しているサイトを見つけ、真似してLviv駅前から出る公共バスでボーダーまで行くことにした。Lviv駅前から国境300m手前にあるバス停留所まで1人40UAH。Lviv駅前からは30分に1本の頻度で出ているらしい。ちなみにKievからLvivまでは列車2等Sleeperが駅の窓口で289UAH、街の切符売り場で349UAHで売られていた。キエフ駅北口の窓口は混雑しているけれども南口は結構空いていて、切符無しで入れる北と南を結ぶプラットフォーム横断橋には24h営業のインターネットカフェも有る。同室になったお婆様が黄色人種と一緒だなんてOhMyGod!な感じだったけれども懸命に親切にして下さり。筋力の無い人がUpperBedに上るのはちょっと無理な気がしたりトイレの数が少ない気がした他は文句無しだった。













国境がなかなか曲者で、ポーランドのPrzemysl駅までたったの2PLNで走るバス(多分1時間に1本未満)が停まる道、と言っても税関を抜けて300m程度の所まで1kmは歩かされた気がする。ポーランドのチェックポイントでは200人待ちで2時間立ちっ放し、ラオスとタイの国境をイメージして行くと大変な事になる厳格さだった。シェンゲン協定圏は敷居が高い。








Przemyzl駅からKrakow行きの最安列車に乗ろうと思っていたのにバスしか無いと言う。駅の切符売り場のおばさんが英語を話さず通りすがりの通訳者を介しての会話だったけれども咄嗟に何故バスしか無いのかが分からず、駅を間違えたのかおばさんが嫌がらせでもしているのかと真面目に慌てふためいた。改めて聞いたら本当に違っているのでは無くて列車の代わりにバスが出るのだと言う。1時間に1本しか出ていないバスも半分埋まらない程に乗客が少ないのだった。ポーランドとウクライナの時差も忘れて大慌てでバススタンドに向かったら1時間後と言われる。また地下道を潜って駅前のスーパーマーケットへ。食品については税率が低いからかそれ程の高さを感じない。
それでPrzemysl駅裏側のバススタンドから45PLN(約1500円)でKrakowGrowny駅すぐ北東の道端に到着。トイレにいつ行けるのか分からず困惑したが無事通過。Krakow駅で売られているPLUSのSIMカードが良いと聞いていたので早速買おうとするも何処に駅が有るのかすら分からない。私達は皆駅に行く、と言っていた人たちがとっとと消えてしまい、消えた方角へ向かうも売店が見つからない。仕方が無いので駅北西部のホテルにチップを払って大きな荷物を預け、本格的に売店を探しに駅へ向かったがプラットフォームは見えるのに駅が遠い。駅構内で買えるのかと思っていたら地下で売っていると言われ、行ってみたら立派なデパートが構えていて驚かされた。きちんとPLUS専門店も入っていたけれども、その時は取り敢えず携帯電話売り場でPLUSのSIMカードを15PLNで購入。2週間限定で15Gの容量付きという事で。 これで道に迷っても大丈夫!と安心したは良いけれど。ちなみにマレーシアで買った携帯電話はインドネパールの3Gに非対応でしたがこっちでは活躍します。
ポーランドではGoogleMapのRoute検索でウクライナの様にバスやトラムが検索されない(8/14現在検索される様になっておりますが何故か)。ポーランドでは特別にバスやトラムがヒットする道案内ソフトをダウンロードして使っている人が多い。敢えてWebSiteで検索するなら こんなサイトとなる様だ。 取り敢えず何も分からないまま約40分掛けて歩いて目的のHostelまで到着した。確かにバスもトラムも多いんだけれども、利用するのにも敷居があるんだな。Warzsawのトラムは20分間以内2.8PLN, 40分間3.8PLNで、一律2UAHだったLvivのトラムに比べると随分高い気がする。

ちなみに今度乗る予定のPolskiBus、KrakowからWarzsawまでネット予約で21PLN、KrakowGrowny駅東のバスターミナル窓口では40PLNで販売されている。ポルスキバスならクラコフからのワルシャワ行きは全てトイレ付きだそうな。2階建てバスも結構一杯になるらしい。
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