バスにも地下鉄にもずっと乗ったことが無くて、と言いながら全部運転手付きの自家用車で案内してくれた。
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実は、飛行機の中で、土曜日の花儿乐队のコンサートが一番の目的なんだけど行かないかも、とか社長に言っていた関係で、社長が土曜と日曜を私の案内の為に空けてくれたらしく。おじさんはどうしても私をコンサートに行かせたくない様だったのだが。やっぱどうしてもコンサート行きたいから土曜は無理デス、とか言ってコンサートへ行ってしまい、翌朝「兆龍ユースホステル」まで迎えに来てもらった。江苏から来た花蜜さん等は「授業さぼって来たんだよ」なんて言うくらいで、翌日は798芸術区へ行った人が多かっただろうと思うけれど、私はそのままおじさんに北京観光ガイドをお願いすることにし。
日本人の私には中国語のニュアンスなんて分からんのだが、どうも、私の中国語名が小鳥をイメージさせる様で、社長がどうしても「鳥の巣」へ案内したい、と主張するので鳥の巣へ行くことになった。鳥の巣なんてどうでもええねん!!(マジギレ) 写真を見れば分かるけれども、半分怒ってんの。体育館の中に入るのに何で50元も掛かるんじゃ!激貧バックパッカーはユースホステル一泊料金をこんなところで捨てる訳には行かんのだよ。タバコが好きで、入り口でライター没収されるのが嫌だから入りたくない、と言う社長は「ライトアップにそのくらい必要なんだろうな」と、経営者らしく採算を合わせることに着目していたが。
社長に「おみやげ」まで買ってもらい、運転手の割り込み運転と「中国は広すぎて多様すぎてルールが無いから」と言う社長のアバウトさにもたじろぎながら、翌日からまた私の一人旅は続くのである。
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