2015年5月1日金曜日

日本寺




2013年12月8日の写真。印度山日本寺には成道会の前1週間しか宿泊出来ないらしい。曹洞宗主催の座禅会で歌のお稽古と食事の作法、座禅の仕方を教わる。部屋の窓には鍵が掛からず、部屋を空けた僅かの間に財布から数千円分が抜き取られていた。財布を置き去りにする自分が悪いのだが、インド人スタッフを疑ってしまった。仏様に寄進した、誰かの幸せに貢献したと思って喜ばねばならない。
マハボディテンプルの写真持ち込み料金所では釣り銭が返って来なかった。高額紙幣を出す際には釣り銭が揃えられるのか、きちんと確認してからしまわせる。しまわれたら無かった事になるのでその前にきちんと確認。中国では野菜売りに一度やられただけだけれども、インドでは技術も頻度も迫力も違う。Reechoはバイクでカバンをひったくられない様にいつも荷物の上からマントと言うかストールと言うかショールと言うかを掛けて歩いている。図々しく話しかけられたらカメラを向ける。嫌がって逃げてくれたら有り難い。
ブッダガヤの物乞いは暴力的で凄い。子供ばかりでまだ貴重品を狙われた事は無いが食物は根こそぎ奪って行く。怖くて引き篭もること1ヶ月、保存食として生米を水に漬けて食べる様になった。こまめに水を換えて1時間、人間ヨーグルトメーカーとして方龍宝と一緒に食べれば下痢しない。その他ピーナッツ等の豆類で餓えを凌ぐ。

それで怖い恐いと言いながらインドから出るとどういう訳でか誰も自分に物をねだらないのが寂しく感じられてしまう。物乞いの必死度も違うのだが他の国では自分が全く求められていない気がしてつまらない。インドの乞食に襲われに行きたいとか変な気がするけれども、また肝試しで沢山の怖い人々に会いに行く予定。


2015年3月29日サールナートの日本寺法輪寺にて。このお寺を建立した長谷川和尚の娘さんがいらっしゃった。在家だったお父様がお告げを受けて土地を買い、62年前に建てられたそうだ。当時の建物は現在宿坊として使用されていて、宿泊も食事も寄付(金額を問わず)と1日2回のお勤め参加で何日でもOKだそうだ。世界中の人々の健康を祈って南無妙法蓮華経。

0 件のコメント:

コメントを投稿