2011年12月6日火曜日

御目出度い話

移転しても消えなかったYahoo!Koreaのブログ(reechoは当面殆ど非公開)から、前回の泣き寝入りに関して、当時日記で書いていたものをコピペ。そんなことがあったんだっけと改めて驚く。単独で発言しないように、と注意されているところ、ロックフェラーの社長じゃないが単独で抗議運動をしたら殺しますよ、と言うことである。
皆様、抗議運動は大勢で行いましょう。単独行動は危険ですので、どうか仲間を一人でも多く増やされます様。

11/01/2008 비공개

母曰く。昨日reechoが勤める病院内清掃業務の上司から、たとえ自分の主張が正しくても目上の人の不正行為を指摘するのは反抗的と見なされるから、目上の人間に向かって単独で発言するような行為は謹んでもらいたいと言う趣旨の電話が来たと言う。reechoが家にいない間に自宅に電話をして、家族が三日間の連休の間にきちんとreechoを説得して勝手な行動を改めさせて欲しいと頼んだらしいのである。「正しいことを主張しないように注意してください」なんて頼むのは、わざわざ自分たちが悪いことをしているのを認めているようなもので、墓穴を掘っているのと違わないと思うのだが、自分たちの立場が上であることに甘んじて、どんな悪いことをしても許されなければならないと確信しているらしいのである。職場でreechoに注意するだけでなく親にまで電話して頼むと言うのは、余程切実にreechoに手を焼いている模様でreechoの単独行動によって被る被害を何とか抑えたいと言う熱意は伝わって来る。しかし。不正行為は不正行為である。不正行為を正す必要は無いと思っている人にどんな意見をしても無駄かも知れないが、不正行為の摘発を止めてはならないと思う。自分たちの不正を隠蔽する為に協力を求めて来る人に気軽に手を差し伸べる従順な日本人と違って、reechoは上からいくら叩かれても隠蔽に協力するつもりは毛頭無い。だから反抗的と言われるのだが、その特徴を直すべきだとは思わないし、多分殺されても直らない筈である。不正行為の隠蔽が日本人の義務だと言われても、不正行為の隠蔽に加担するつもりは無い。皆が我慢して従っているのだからお前も我慢しろというのも無理な話である。

(中略)
やはり不正行為の隠蔽は許せない。自分が被害を受けるなら尚更である。上からどんな圧力を加えられてもその意識は変わらないし、圧力を加えられれば加えられるほどに正義感が強くなっていくだろうと思う。reechoの上司は、病院側或いは清掃業務請負会社側の不正行為がreechoによっていちいち問題化されて叩かれたら下手をすると存続が危ぶまれるという危機感を強めているらしく、飽くまでもわが社は病院の下請企業であって、一年契約の一年更新、生意気なガキが勝手に病院に楯突いて迷惑を掛けたら来年から他社に仕事を取られるから黙れと言うのである。今まで大人しく不正行為に協力して来た従順な人々に不利益を与えることは許されないと言う責任者の立場も分からなくもない。しかし残念ながら、自分の地位の確保、組織の温存・現状維持に努めるばかりの狡賢い人々に丸め込まれるreechoでは無いし、お前が黙らなければ会社全体が迷惑すると言えば黙ると思っているのか、部下を脅すなり殺すなり好きなように振舞う上司がいちいち部下に物を頼むのも可笑しい。恐らくは、こんなことで大人しく服従させられるとは思っていないだろうから、改めてreechoに自己主張させて皆で袋叩きにするのが今後の作戦になるだろう。「悪いこと、みんなでやれば正義です。」こんなことが誰の口からも出てくるのが日本の特徴なのだろうか。自分たちの不正行為の隠蔽に結束する日本人、やることが卑怯だし醜悪だし、同じ日本人として目を覆いたくなることばかりである。たとえ卑怯な人間だけが生き残る社会であったとしても、reechoは小賢しく生きる道を選ぶつもりも無く、それじゃあ死んでもらうから、と簡単に殺しに掛かる人々に囲まれ、寄らば大樹の陰と言うことで、特に自分の所属する組織が「命」の人にとっては、組織に従属しない人間は死んだも同然と看做されるのを感じる。狭い社会に長らく生きていると視野が狭くなると言うけれども、果たして汚くない会社・社会が存在するのか、上司の答えはずばり「存在しない」に違いなく、余程醜い社会に所属し、汚いことをし続けてきた人なのだと思わされることも多い。


関係ないけど八田與一へのご声援、誠に有難うございます→。でも日本人が共産主義を攻撃しながら八田バンザイはちょっと変な気が(笑)。台湾人が八田與一はカネになった!と喜んでいるのは事実で、現地の台湾人がまた妙に拝金主義なのでそれも仕方が無いかなとも思うけれど。番組の書き起こしには感謝。歴史に忠実な番組の内容にも感謝。妻の方は元々神経質で少々精神を病んでいたとも言われていて、あまり大きく取り上げられないということがあったり無かったり。そういうことは隠蔽して頂いた方が確かに有難い。reechoの曾じいさんの後妻は、また旦那とは似ても似付かず超我侭で癇癪持ちでおしゃれが大好きでパーマを掛ける為にわざわざ日台を往復していたとか、そういう全く有難く無い話も多いんだよな実際は。なんと言うか、この世のものとは思えない八田與一は良いとして、現実に戻れば「そんなに世の中甘くない」と思わされてしまう。八田與一ほど弱者救済を大々的に計画した指揮者が歴史上にそう滅多に存在しないのが問題なのだろうけれども。この弱者救済第一の精神を、まるで空気の様に吸っていた曾おじいちゃんはただ単に「御目出度かった」に過ぎないのかも知れない。目下に厳しいのは当たり前、目上に甘いのは当たり前、という実社会で八田與一の有り難味を説かれても、それが何?だから何?滅茶苦茶なことを言う卑劣な上司への絶対服従が当たり前な日本人に何を言っても馬の耳に念仏、と思ってしまう。素晴らしかった有難かった?ああそうですかそれは良かったですね(笑)。

中国では特に日本と台湾の架け橋になっている八田與一の存在は極めて忌わしいものとして扱われており、打倒李登輝!打倒八田與一!で徒党を組んでいる。要するにどちらも超危険人物な訳である。台湾での侵略者として皆に叩かれれば良いけれども、侵略された住民から有難がられたら迷惑千万ということで。

あまり深入りするつもりも無いけれども、2008年は後藤新平の生誕150周年・八田與一も生誕150周年で、例年に比べて烏山頭ダムでの墓前祭が盛大に行われたとか。しかし八田綾子さん等が墓前祭で台湾へ訪問するのと全く同じ日程で、中国の首相が訪日し、日台より日中ですね、と日本の首脳&皇室に訴えて回っていたらしい。別にそんなことを言ったりしないから知らない人は何も意味しないのだけれども、それはつまり、日中友好で奴等の存在を握り潰しましょう、という話。

日台友好は忘れましょう、と中国からにこにこして握手されたら、ハイそうしましょう、と日本もにこにこ笑って忘れると思うね。李登輝はもとより八田與一に対して中国は神経を尖らせているから、台湾の某有名監督が八田與一の映画を撮るなんてあり得ないし、そもそも中国が猛反対して潰すに違いない。あの某有名監督は親中派で、中国の猛反対を無視して撮る理由が無い。親日的で無いことはラスト・コーションを見れば明白だと思うんだけど、台湾の人はそれでもあの監督に期待しているのか、ちょっと笑える。みんなカネが目当てだから、カネになれば何でもやっちゃうのかも知れないけれど。経済効果は微妙とか、台湾の八田路も日本の與一の道も結局は観光客目当ての様で。果たしてどれだけの人が八田與一によって弱者救済に目覚めるのか知りたいね。

留学生協会←こちらの資料もかなり正確。特に、夜のマージャンは凄かったそうで、酔うと別人だったとか。うちの曾じいさんは飲んだ酒は全て吐いていたらしい。翌日は完璧シラフなんだけどゲロって感じ。ちなみに、一番初めに銅像を没収されたのは戦時中で、この時に隠すのを命じたのがうちの曾じいちゃんです。強制的に没収された金属の山から夜中に持ち出して隠させたのだそうだ。戦争に協力しません、戦争反対なんて、言ったら殺されていたからね。どんなに勇気のある台湾人でもそれは多分無理だっただろうし、俺が責任取るから隠せとさ。伝統を守り続けた台湾人に感謝です。

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