2011年3月21日月曜日

安全第一

果たして日本政府に被災者を助ける気があるのか分からないreechoである。放射能漏れによる避難民への補償金額が跳ね上がるから避難宣告区域を狭くしたのではないか、等と下賎な憶測をしてしまい。アメリカだったら80kmの避難宣告が出せるところ、日本は人口密度が高いから30kmに無理やり抑えたとか。日本の体たらくを他国に見られたくないし、他国に格好つけられたく無いから部外者お断りとか、とりあえず自分に都合の悪いことはやらない方針らしい。reecho自身も、自分の都合の悪いことはやりたくないと思う人間なので、その辺りを不必要に憶測してしまうのが我ながら嫌な奴だなぁ、と思う。

2009年時点で国内の商業用原子力発電所は54機、随分多いと思うのだが、原子力発電所による発電は、日本の発電量全体の30%程度である。各電力会社の電源別発電割合を見れば、中部電力における原子力発電の割合は高々15%程度で、15%の為にいちいち騒ぐ必要が分からない。日本の発電電力量によれば、半世紀前に比べて軽く5倍以上を発電していることになり、reechoには人間が生きる為にこの電力量がどうしても必要だとは到底考えられない。reechoの考えでは、消費電力量を現在の1/5に減らしても問題無く生き続けられ、豊かさから抜け出せそうもない現在の日本人が、もしも総じて我欲を捨て昭和初期の生活に戻るならば、原子力発電所の脅威に怯える理由は無い。テレビが無い、洗濯機が無い、冷蔵庫が無い、それでも人間は今まで生きて来たのである。原子力発電所が壊れて人類存続の危機等と言ったら、電気に頼らず地道に頑固に生き抜いて来たご先祖様に対する冒涜である。より一層快適な生活をする為・経済成長の為・国際競争で勝つ為に発電量を増やさなければならないならば、今直ぐにでも止めるべきである。

人間以外の動物は、自分が生きる為に最低限必要な資源以外をむさぼり取ったりしない。自然界の秩序を乱したら人間は終わりである。もしも、日本人が伝統としきたりを重んじる非常に大人しい人々であるならば、この日本の伝統と「自然界の掟」に大人しく従うべきである。「自然界の調和」を尊び、例え自分自身に能力があっても決して出過ぎた真似をせず、謙虚に出来ないふりをしながら他の生物と協調することが、日本人の美徳として奨励されなければならないと思う。これが出来なければ、人間の我欲が人間を自滅に追い込むことになりかねない。「出過ぎるな・秩序を乱すな・逆らうな」を、人間に対してではなく自然に対して行うべきで。ちょっと厭味なんだけど。あれ、日本人の特技って空気読むことじゃなかったっけ??みたいな。自然界の空気は読めないの?なんてね。少し出来過ぎて得意になっている人間を虐めて見たくなった、意地の悪いreechoである。

3/23追加→津波が天罰だったら日本列島自体が地震で出来ている訳で、我々は天罰の上で生きている様なものだね、と母と話した。天罰のお陰で日本列島が生まれたのだから天罰を有難く思え、なんて言われても地震は嫌だね、本当に。人間の都合によってどこまで自然を歪めても、人間の思い通りに自然は動いたりしないから怖いんだよね。

2011年3月12日土曜日

SAVE JAPAN


平成23年東北地方太平洋沖地震
募金情報まとめ
Yahoo!ボランティア(←3/17追加)


原子力発電所の放射能漏れは長期的にも心配だし、reechoの家に近い原子力発電所も地震でやられる可能性があるんじゃないかと心配してしまった。gooで募金して見たところ、本当に壁紙が出て来た。壁紙が欲しくて募金する人などいないと思うんだが。

ともかく今、パソコンを平常心で打っていられる自分がやたらに恵まれている様に思え。台湾から「大丈夫か~(Are you all right?)」とメールが送られて来て、どんなに嫌いな人からでも心配されれば安堵してしまい。立場が弱くならないと心配されても迷惑だ等と思ってしまうのは困ったことなのだけれど。reechoの場合には、よっぽど自分が困って来なかったのじゃないかと思えるし、助けを必要としている人の気持ちを理解出来ない人が、意外と世の中には沢山いるんじゃないか、とか。心配されても迷惑だなんて断れる程に、恵まれ過ぎて来た自分を、とりあえず殴り飛ばしておくべきかと思った。

心配するなら金出せ物出せ人送れ、って、本当にその通りなのだけれども。(3月13日追加:まだ受け入れ態勢の整わない現在では、混乱を招く人や物資よりも義捐金が有難いとか。防災・危機管理ブログによると宮城県では義捐金の振込口座を明日14日に開設予定、平成20年岩手・宮城内陸地震での「日本赤十字宮城県支部受付分」とか「宮城県保健福祉部保健福祉総務課受付分」の口座は使われないのかな。) 残念ながら実際には何も出来ない自分に苛苛している人も多い筈で……。 
中華民國紅十字會⇒救護隊

2011年2月21日月曜日

旅立ち

まだ腸の蠕動運動が普通に行われていない感じがするんだが。傍目にはそろそろ普通に動くreechoである。某きなこを食して4日目夜中、心臓が止まりそうになって目が覚め。心臓の動きが鈍いと言うか、全身が酸欠で痙攣する感じと言うか、熟睡したらそのまま心臓が止まってしまうんじゃないかと思ったし。ようやく回復に向かい、消費センターに申し出たい、と母に言ったら、面倒なことはやめてと言う。「死ぬ前に中国行きたい」と呻けば、行く前に家の中の自分の持ち物を全部捨ててから行って頂戴、と言う。reechoがいなくなれば誰かに我が家へ泊り込みで手伝いに来てもらわなければならず。家の中がごたごたなので、人が入れるようにして欲しいと言うことだった。

何度か死にそうな感じがして見て、物に同情するのも何だか変だけれども、今家に存在する資源を有効活用しないのは物に対して申し訳ないと思った。物質的には随分恵まれて来たけれども、reechoは全く恵まれていると感じたことが無く。他の人がどうだかは知らないけれど、少なくともreechoにとっては使って嬉しいものばかりでは無かった。自分には迷惑でも、他の人には有用なことも多い。捨てればごみ、生かせば資源、と言うことで、とりあえず近くの小学校に電話し、家にある本を寄贈出来ないか聞いて見た。reechoが申し出た書籍については、内容が難しくて利用価値が無いと言われ、次は中学校に電話した。電話に出た教頭先生に説明すると、美術の先生が使うかも知れないとおっしゃり、翌日カメラを首に提げた教頭先生と美術の先生が我が家までお越し下さった。記事⇒菊川西中学校
美術書も文学全集も全て母の持ち物である。祖母が出て来て「娘が金谷の奥にある中学校で勤めていた時に、給料で買い揃えたんですよ」と言ったら、へーえ、と言う顔をされていた。産休講師で1年足らずでやめたらしいけれど、母は明治の法学部出身ながら英語の教員をしていたそうだ。

家の中で不要になっている所有物の数々、使われずにごみになるのはやはり勿体無い。飾りになるならまだ良いが。以前から母と相談していてなかなか踏み切れずにいたピアノを、遂に意を決して売ることにした。減るのはreechoの持ち物じゃなくて母の持ち物ばかりというのが問題なんだが。浜松の冨田ピアノに査定してもらったら8万3千円で買取可能とのことで、本日、小笠原運送が取りに来て下さった。本当に想定外の8万3千円が手渡され。将来は船で中国大陸へ渡るのだろうか。我が家でごみ扱いされ続けるよりは、他の人に大切にされたらそれがピアノの幸せだと思う。新しい旅立ちを素直に喜びたい。


最後に祖母に弾いてもらった。もう弾けないと言いながら、昔小学校で音楽を教えていた86歳、その気になればまだまだ弾ける。母のアップライトが売られても、我が家にはまだ祖母のグランドピアノが一台残っている。戦前にアメリカから神戸に渡り、戦後に静岡の我が家へやって来たCHICAGO製のAPOLLOである。アップライトの向かい側で物置きになっていて、今日は運送業者のお兄さんが見て、YAMAHAじゃないね、と言っていたが。相当に詳しい人でないとメーカー名は分からないらしい。こちらはなかなか可愛い音が出て良いけれど、アップライトの方は聞けば聞くほど震え上がってしまい、reechoにとってはアレルゲンである。売る前に一度弾いたら?と母に誘われたけれども、結局ネコふんじゃったも弾かずにそのまま送り出した。何も名残惜しくは無く、YAMAHAの爆音系がどうしようもなく嫌いであったことを再確認した。reechoにとっては呪われたピアノだが、中国に行けばこの爆音が魔除けになると思われたりするのだろうか。母のピアノなので母は思い入れがある筈だけれど、無くなったら無くなったで、ピアノがあった場所が空いたことに大喜びしていた。今、この場のごみが価値を生み出せる場所へ渡り、大切にされることを祝いたい。☆

2011年1月26日水曜日

共感能力

前回はやたらに長く書いたけれども、「他を搾取し、利用し、そして何も与えない。」自然界の人間がそんな状態とは、今まで考えたことが無かった。何を偉そうに勝手なことをしているんだか、と他の生物が卒倒していても無理は無いと思う。人間は、前頭葉が発達したのは良いけれど、自然に共感する能力が無くなったのだね。頭の良い筈の人間が、自己中心的に自分の利益以外一切考慮しないのは如何なるものか。

食物連鎖に於いて人間が連鎖を断ち切り続けている以上、いつかは必ず滅びると思うけど。食い尽くして死にます、になるか、環境破壊で自滅します、になるか、いずれにせよ、人間はわがままで危険な存在であることに違いは無い。人間は、人に共感するだけでなく、それ以上に他の生き物に対して共感するべきである、な~んて、自分のことしか考えて来なかった人間が今更書くのはマジで笑えるんだけれど……。情けは人の為ならず!他を思いやるのも巡り巡れば結局自分の為だからねぇ。


話は飛んで日本一に耀いた石川佳純選手。明るい会話で生活が豊かになるなら彼女の将来は明るいのだ~。(話が飛び過ぎ)


YouTube
石川 佳純 Table Tennis 2010 Interview At Bratislava


彼女のはちきれる笑顔がたまらない。Copingが「疲れない」と訳されているのもちょち問題なのだけれど、通訳が問う程疲れが見られず、本当にストレスを溜めない性質らしい。野生生物みたいな天然感に「もののけ姫」な鋭い視線、中国選手と互角に張れるっぽい強さなんだから応援するしか無いっす。

今、卓球女子ではアジア選手が欧州選手を負かす様になっていますが何故だと思いますか?なんて質問をされ、「そんな風に言えない(そんなことない)」と謙遜しているのに訳されず、「欧州選手より僅かに技術が優れていたり、サーブやサーブの返球がちょっとだけ安定しているかもとは思いませんか?」と返されてしまい。「私はサーブとサーブの返球に自信があります」と「欧州vs亜細亜」の返答をすっぽかして照れるのも超Cute。欧州人はアジア選手全般に嫉妬している様に見えるけれど、彼女の目の中には自信!しかありませんから。
大学には進学せずそのままプロ入りとか。話し方が可愛いしお茶目だし。これからも元気一杯・愛嬌一杯で大躍進して欲しいです。頑張れ日本!

2011年1月22日土曜日

黒社会

先日、市立図書館で『食マフィアの棲む国』を借りて来た。医療・介護・健康にまつわる本が並ぶコーナーで、「『食べてはいけない』加工食品の常識」と言う本と一緒に借りて来た。「食べてはいけない」は、どれかがベストセラーだったらしく、題名に興味をそそられた。「食マフィアの棲む国」は、主婦が読むには政治色が濃くて過激な気もするが、いけないシリーズに加えて読めば食いしん坊には必ずダイエット効果があると思う。何も考えずに食べ物を口に放り込むという愚行が減る筈で。

闇社会を中国語では黑社会と言うらしい。こちらに紹介がある様に、この著者は黒社会を専門に取材しているそうで、ゴーストライターがいるかは知らないけれど、一人でこんなに沢山の調査が可能なのかと驚くほどに、多彩な情報が盛られている。食材についての本だと思ったら闇社会全般について語り続けられていて、話の飛び方も凄まじい。WEB上ではこの人の中国人の犯罪について読むことが出来る。
YouTubeでこの著者の動画を見てみた。


吾妻博勝3

(どうやら1が無いらしい。)吾妻博勝2・3・4・5 
この人、reechoの父親にちょっとだけ似ている。reechoの父親はこの人より太っていて声が高く、普段からろれつが回らず肝が小さく不甲斐無いので、似ていると言うのはあまりにもおこがましいが。reechoの父親は、中学では校内で一人だけ下駄を履いて登校し、下駄のまま授業を受け、授業中もずっと窓の枠に腰掛けて着席しなかったと言うツッパリだったそうだ。出来の良い兄貴との差でいつもコンプレックスを抱えていてグレたのかも知れないが、親父が歯医者だった為に偏差値の最も低い歯学部に自動的に突っ込まれてしまい、国家試験に何度か落ちつつも、相当にヘボながら今は大人しく歯医者をやっている様だ。
reechoの母と結婚した頃は、自分の母親の髪を掴んで引きずり回す等、結構な暴力を振るっていたらしい。どうやら幼少期の発熱でイカレたらしいけれど、いつも酔っ払っている様にどもって同じ言葉を何度も繰り返し、どこに行っても締まり無くヘロヘロしているので、何かクスリでもやっているんじゃないかと怪しまれることがある筈である。しかし残念ながら、どう調査しても、reechoの父親は警察に連れて行かれる様なことはやっていない。自分の健康にはやたらに神経質で、タバコも吸わないしお酒もあまり飲まないらしい。悪いことと言ったらせいぜい脱税だろうか。調べたい方はご自由にどうぞ、って感じである。今までreechoは知らない人に向かって、自分の父親を皇太子と浅原ショーコを足して2で割った外観だと説明していたが、これからは「吾妻博勝に似ている」で済ませられそうである。言っても誰も知らないから意味無いか。それまでの人物は、足して2で割るには不謹慎過ぎるし、そもそも想像を絶する人物を足すのでは説明にならない。

この「食マフィアの棲む国」も、不謹慎なことばかりをひたすら野蛮に書き立てている感じが否めない。しかし、飄々と恐ろしいことばかりを取材しているらしいこの著者が、何だか父親に似ていると思った瞬間に、ふざけている気がして笑いが止まらなくなってしまった。
reechoの母は、reechoの父親の姉が自殺した1年以内にreechoの父親と結婚している。reechoとしては、喪中なのに喪に服さず結婚したことで出来た忌まわしい子供、と見られるのが嫌である。自分の責任とは無関係に忌ましめられるのは腑に落ちないし、自殺については周りの人間が自動的に忌まわしく思われると言う点で、感覚的に受け入れられない。ちなみにreechoは、悲しむべき時に、頑張ってはしゃぐ性質があるらしい。多分生まれる前からの特徴なのだ。

それにしてもオウムの逃走は凄いね。「食マフィア」にも書かれているけれど、台湾マフィアと手を組んでいるとか。reechoもその気になれば中国奥地で隠れ住めるんじゃないかと思っちゃったけれども、マフィアの手配でも無い限り、日本の警察が直ぐに手を下せるんじゃないかとは思う。
2の動画では、オウムの海外逃亡情報はどこからの情報か?の問いに
「これは言えない。日本の警察でないことは確か。日本の警察だったらね、日本の警察がとっくに所在確かめて良い訳だから。」と言っているが、日本の警察が200万円の賞金を付けて一般市民に探させているところが既に怪しい。一般市民が探し出せない場所にいる情報を握っているからこそ、日本国内のそこかしこにそんな賞金が表示出来るのではないかという気がするし。以前、自衛隊関係者の著作物を読んだら、オウムと警察が裏で繋がっていたという話があって、オウムの内部に警察へ情報提供する人物がいたらしいことが窺われた。警察がオウムの信者を偽ったスパイでも送り込んでいたのかな。

「食マフィアの棲む国」のP.55あたりに、警察に向かって怒鳴ったら、警察から尾行されて厭味を言われたとか言う話があるけれど、警察は普段暴力団関係者を相手にしているから思わず同類になってしまうのか、無意識の内に性質が似て来るらしく、実際に報復行為が好きだね。自分が恐れられていない状態に恐怖する様で、自分たちを恐れさせる努力を怠らない。特に警察に対して生意気な態度を取る人間には厳しく、執拗に徹底的に反省させようと頑張るのである。大人しく従わせることが任務だから、と言うことで、勢い罪の無い人間にもしつこく付きまとって権力を見せつけ、屈服させることが警察の大切な仕事になっている。

世の中には、自分の権力を誇示する為の虐めもあるし、単に不愉快なことを嫌がっているだけのイジメもある。何をイジメと呼ぶのかはその人の勝手だけれど、沖縄の小学校で子供たちに生きたヤギをさばいて見せたところ、子供たちが友達を虐めなくなったという話がある。自分の残虐さが取るに足らないことに見え、生きるために必要な虐め以外がどれだけ無意味なものか悟ったからかも知れない。

人間に、他の動物を殺し捌き食す権利があること自体に驚き、その残虐行為を「気持ちが悪い」と嫌悪することが正当化されない事実を純粋に嘆く子供もいただろう。どんなに弱い人間であっても、他の命を奪うことでしか生命を維持し得ないという事実に恐怖し、自分の生命が他の犠牲の上に成り立っていることに感謝し、人間同士の仲間意識が強まったかも知れない。自らの生命維持の為の残虐性を、実際の生命維持に用いることが出来ずに本能が空回りして、不必要なことに残虐性を示している人がいるかも知れない。それが虐めとは言われないとしても、虐めはある意味で人間の本能である。他の生物を自ら殺せないならば代わりに人を殺そうかと思う程に、本能的で理性の足りない人がひょっとすると存在するかも知れない。先祖代々草食動物と言う人はまだ良いかも知れないけれども、血筋に肉食が多ければ他の動物を目の前で殺すことで本能を満足させられることがあっても無理は無いと思う。「虐めはいけない」と言われただけでは本能が納得しない。実際に人は、様々な動植物を殺さなければ生きられないのであって、その残虐性を許すことが罪だとは、生きている限り誰にも言えないのではないかと思う。ついでに、日本では遺体がバクテリアの餌になることを法律で禁止していて、人間が他の動物に食べられて栄養に成るべきなのに成れないことも、人間の存在自体を不自然にして行く原因になっていると思う。

上の動画にちなんで書くと。
覚醒剤の使用が長い人の場合、快楽を求める姿勢が一般の人と少し異なって来ることがある様に思う。自分の快楽だけを重視し、不愉快なことへの許容力が突然に消える様に見えたり。一種の行動パターンと言うか思考パターンだと思うのだけれど、覚醒剤使用が長ければ長いほど、他人を無視する傾向が強くなると言うか、「自分の感覚がこの世のすべて」みたいな言動が目立って来る様に感じられる。この傾向は、日本人より台湾人の方が強い。お金に若干ゆとりのある単身者等に多く、パーセンテージとしては台湾ではかなり高いんじゃないかと思う。元々アヘン中毒者が多かったという歴史も、麻薬・覚醒剤に対する抵抗感の無さに繋っているかも知れない。中国でも麻薬・覚醒剤が「タバコを買える豊かささえあれば手が出る嗜好品」になりつつあって、経済成長と共に恐ろしさが増していると思う。日本でも犯罪者の多くが覚醒剤使用者と言われているし、覚醒剤が無ければ凶悪犯罪に走る人が減ることは間違い無く、麻薬・覚醒剤の根絶が社会の安定に不可欠であることが、もっと広く知られて良いと思う。
それ自体が犯罪であるにも関わらず、覚醒剤使用者の罪悪感は、ある意味でタバコを吸う人より薄い。タバコは煙で周りの人に迷惑が掛かるのに対して、覚醒剤は即時的には周りの人に何も迷惑が掛からない。タバコの煙は見えたり臭ったりするけれども、覚醒剤は見えないし臭わないので、判り難くて余計に危険である。何かこの人、自分の感情に支配され過ぎている、と感じたら、ひょっとすると覚醒剤あたりを疑って良いかも知れない。死ぬほどみみっちい人や極端に人付き合いの悪い人は、覚醒剤を勧められても断ることが多いんじゃないかとも思うし、中国人女性のアドバイスではないけれど、タバコも買えない超貧乏人だったら、少なくとも金持ちよりは安全かも、と思って見た。今現在は貧乏でも、お金が手に入ったらどうなるか分からないし、人間のコネも計り知れないから油断は禁物だけどねぇ……。

2011年1月4日火曜日

説明能力

新年早々、珍しくテレビを付けてマイケル・サンデル教授の白熱教室を見た。
6時間連続講義の1日目、reechoは午前0時前にうとうとし、たった2時間でテレビを切って熟睡、2日目は眠らない様に大音量でテレビを付けっ放したのに午前1時頃に熟睡、それから夜中の3時頃にまたテレビの音に起こされて、最後の1時間弱をぼんやり見た感じ。終わりは教授が喋り続けて討論が無かったね。録画しようかと思ったけれども改めて見るに値するのか疑わしくて録画せず。正直に言えばビデオテープを引っ張り出して12時間分を録画するのが面倒臭かった。

昨年はこの白熱教室が相当に話題になった様で、東大で特別講義も催され、これもまた大盛況を収めているらしい。教授がユダヤ人と言うだけで何か裏があるんじゃないか?なんてreechoは身構えてしまうんだけれども(笑)。この教授のお陰でユダヤ人の株がまた上がってしまうではないか!なんてね。単なる嫉妬ですごめんなさい。
m(_ _)m
日本語版では、全12回、各回210円で視聴出来る様になっているらしい。英語が分かればYouTubeで無料だけれどもreechoにはちょっと難しい。英語が堪能だったら得だね。

自分の考えを説明する機会が無い、と言うより、説明してはならない日本人がこういう学習をすることが、果たして本人にとって利益になるのかどうか。考えて説明したら即刻クビでは埒が明かない。社会に出たら「見るな思うな立ち止まるな」の世界だし。その場で即時の決断を迫られ続け、何らかの結論を導かなければ「立ち止まってしまう」のだから、「見るな思うな立ち止まるな」の社会にも哲学と言うか、思慮と言うか、瞬時の問題解決能力が必要と見れば良いのかな。

自分が何を選び、何を捨てるのか、最終的に決断するのはその人自身だし、reechoはこの授業で「人は何を捨てられるのか」を考えさせられた気がする。ベンサムの功利主義による費用便益計算で、車の検査費用&修理費用が人の命の代金(弁償額)を上回ったのでそのまま検査せず市場に出し続けたとか、お金の為に人が捨てられることについて考えさせられ。最大多数の最大幸福の為に死んで下さい、と言う事が哲学的にどう問題になり得るのか、それなりに興味深く視聴させてもらった。
社会に出れば自分の考える「悪」の為に働くことが求められることもあるし、もしも説得する相手が自分自身しかいなかったとしても、説明能力は高い方が不満や反発・衝突がなく、矛盾の少ない人生を送れる様な気もした。自分が一切意見せず、他人に従うだけの人生を選ぶのも自分自身だし、単に自己満足の為でも自分自身を説得し、他人の意思に従わせる能力は長けていた方が得だと思う。特に日本で必要なのは、目上を納得させる能力で、目下を納得させるなんて考える必要が無いみたいだし。思慮の無い絶対服従の哲学に従うことが正義だなんて、日本は前近代的な地域じゃないか、なんてね。他の価値観による正義を一切考慮しない、紋切り型の文化を維持し続けられる日本の閉鎖性&画一性にも驚くべきものがあると思う。

日本人、それなりに思慮深い人が多くても、基本的に内気だし、言葉で率直に説明すると反論されるから、反論を避ける為、婉曲的に態度で示すことに熱心な人も多い。説明しないことが尊重される日本で論理的であれ、なんて無茶な気もするけれど、こういう議論が世の中に存在することは知って置きたいと思った。浮かばれない自分自身の、単なる慰めの為だとしても。

英文字幕付き第1回目(Justice with Michael Sandel)

2010年12月23日木曜日

怠け者



音が悪いのをマイクのせいにしちゃったりして。ダイソーの315円イヤホンマイクにしては随分しっかり音を拾ってくれていると思うんだけどね。今回録音したピアノの音がreechoの声より小さいからと言って、ハンマーのフエルトを削るとピアノの音が声より抑えられるとは思わないで頂きたかったり。Webカメラはヤフオク1円落札品である。

reechoは結局小学1年生でバイエルも終了せずにピアノの練習を辞めてしまい、習っていない人の方が断然上手いほどの下手さ加減。誰でも間違えずに弾けそうな物でもreechoには無理で、母は「三本指で弾いている人だっているんだから(一本使えなくなったくらいでピアノを弾かないなんて情けない)」と言うが。reechoはおぞましくてピアノを触るのも嫌なのだ。
20年以上調律していないカビだらけのピアノを高く買い取ってもらえるとも思えず、まだ業者に正式に査定してもらったことは無いけれど、U3Hについては、業者によっては8万円以上で買い取り可能な種類であるらしく、reechoは売る気満々なのだ。しかし母には、それなりに思い入れのあるピアノだから売らずに取って置きたいと言う気持ちがあるらしい。ピアノが売れないならば、reechoもそれなりに自分のボケ防止の為にピアノでも弾いて反射神経を鍛えるとか出来て良いんじゃないかとは思う。しかし。いかんせんこのU3Hを弾くと、ストレスで寿命が縮みそうな気がする。要するにreechoは、このピアノが嫌いなのだ。

娘さんと見に来て下さいね~、なんて歓迎メールを北京の社長に出してみたけれど、年末年始を家族でのんびり過ごしたい人がわざわざ電車で2時間以上の我が家まで訪ねて来られるのかどうか。ピアノが売れなきゃ売れないで、reechoは右手小指を使わずに弾ける曲を探して上達を試みようかと思ったりして(ちょっと負け惜しみ)。上の動画で見える譜面は、右手小指を一切使わずに弾けそうなBach Invention No.5。何年か後にでも、弾けるようになったら上達を記念してアップロードしようかと思った。習い始めて1年程度でこれを弾けてしまう人も多いらしいのに、reechoは何年後になるかさっぱり分からないが。同じ爆音系として、ここの女の子くらいに勇ましく弾けるようになれればと思う。ヤマハのパワー炸裂系は、大人しくちょろちょろ弾いてはいけない物なのだ。初心者の練習用に良いと言われる所以かな。reechoの手元にある楽譜もこの女の子の弾いている物と同じタイプなので、彼女をお手本にして頑張ろうかと思った。でも爆音に耐えるのは辛いよ~。真ん中のペダルを下ろしても、爆音は爆音だからね。

爆音に興奮しない・感動すべき物事にも動揺しない・どんなに騒がしい場所でも熟睡するという性質は、reechoの場合、我が家のU3H無しには語れないと思う。大きな音を聞くとそれだけで興奮して眠れなくなると言う人がいるのを考えると、この爆音ビックリ系のピアノを弾き続ければ、感情制御機能が発達して、大きな音に興奮しなくなることは請け合いじゃないかと……。