2010年10月2日土曜日

Blackmail

予めreechoが自分の家の前を通ると分かれば、わざわざ見える場所に出て、reechoをじっと睨み続ける人がいる。警告のつもりなのか、人によってはわざわざ通行の邪魔をしようと頑張る人も多い。reechoと仲良くしようとする人は苛められるのが関の山。この近辺は付き合いが狭くて執着気質、ついでに時間に余裕がある人が多いので、そんな念入りな嫌がらせにも熱心になれるのである。reechoが「こんにちは」と挨拶すれば無視するか、少なくともreechoに挨拶することが間違いだと言いたげに馬鹿にした態度を取る人が多い。皆で偶発的に嫌がらせをすれば法律的に問題になり得ないから大丈夫だと思って堂々と嫌がらせをする人が多い。そんな一般市民とは裏腹に、昨日は車に乗った警察官が満面の笑みでreechoを見つめてくれて厭味に見えてしょうがなく。何か脅しに見えることをしたら法律に触れかねないので、「厭味な笑顔」の路線が安全なのだなと思って見た。嫌がられても法律に触れなければそれで問題無いのである。

男女の間柄であれば、相手から親切にされたら、もらえる物を全てもらって逃げれば良いと思う。借りた物の返却を求められたら「捨てた」と言えば良く、しつこく返却を求められたら「ストーカー」と言って警察に処理してもらえば良い。法律的に、別れた異性に対して物品の返却義務が無いならば、貰える物は全てもらって「さようなら」と言えば良く。律儀な日本人にはちょっと不向きな中国風と言うか朝鮮風なのだけれど、嘘であっても貰った物は「全部捨てた」と言えば触法行為にはならないのである。法律はいくらでも悪用することが可能で、これは異性からモテる人は大いに利用出来るんじゃないかと思う。逆にモテない人は、捨てられても食い逃げされても許せる相手以外からは、法律を悪用されないように注意するべきである。世の中は、倫理的にどう間違っていても、法律に触れない人間の勝ちである。
警察の警告にちなんでWikipediaを見ると。

海外
外交交渉などで暗黙の明示や先手を打ち、相手国を強請ったり屈服させたり言いがかりをつけたりすることにより、自国に有利な交渉を展開する際に使用される(一般市民が行えば脅迫となるであろう破壊活動、軍事的攻撃、殺害の予告も、国家やテロリストなどが行えば、どんなに理不尽で残酷なものであっても脅迫ではなく警告とみなすマスメディアが殆どである)。

とある。「強請ったり」ってどう読むのか分からず検索したら、「ねだったり・ゆすったり・たかったり・せびったり」と読めるらしい。ラ行四段活用のみで現在は使われない「もがる(強請る)」もある。ただでさえ日本語は異読が多いのに当て字で読まされてしまうのもちょっとなんだか。
ともあれ国家が行えば脅迫でも警告(warning日本語だけ?)と表現されるそうだ。たとえ合法であっても、先手を打って恐喝した者だけが得をするのはどうもいただけない。皆が皆、法に触れない範囲なら人を脅して従わせようと頑張ってしまうではないか。

一週間ほど前に、帝国主義を嫌う台湾人から
最近中國與日本的關係非常緊張 希望大家都能平安~ 在日本有因為釣魚台的事情讓日本很困腦嗎? 釣魚台本來就屬於台灣為何是中國跟日本在搶奪呢?「最近中国と日本の関係がひどく緊張しているけど皆さんが平穏無事でいられることを希望しますよ~。日本では尖閣諸島のことで悩んでいるんですか?尖閣諸島は、本来は台湾の物なのにどうして日本は中国と奪い合っているんですか?」というe-mailが届いた。(上記について、電子メール公開の違法性を鑑み、遠慮無く告訴して頂きたい。ついでに台湾人から猥褻メールを送られた際に性騷擾防止法で告訴する方法等、自分自身が被害者になった場合の対処方法を研究させて頂きたいところ。)←2010年10月3日追加
全体を通じて大陸の肩を持っている様子で、凶暴な中国と平穏無事に向き合えなんて言うのも腹立たしかったんだけれど。確かに台湾人から見ると釣魚台は台湾の領土で中国は関係無いと思えるらしい。反日感情を高める為に、台湾政府が尖閣諸島は台湾の領土だと大々的に報道して国民を煽っている成果である。尖閣諸島の前に台湾本土が中国の領土では無いことを主張すべきだと思うが。それは台湾が独立国家として中国政府からの離脱を主張することで、大陸からの「警告」が大変危険であるから慎まなければならないらしい。それで台湾人は何故日本人に対して、釣魚台は台湾の領土だと主張できるのか、日本が恐いから日本を攻撃するのは慎まなければならないと言える人がいたら教えて欲しいス。マジで。

独立するなら武力行使も辞さない、と言う中国、益々強大化する軍事力&非人道的制裁を放置してはならないと言うのに、日本アメリカその他大多数の国々では、中国との国交を大切にして中国を尊重し、中国の言いなりになって台湾を国家と見做さずそのまま見捨てるつもりらしい。独立した政府を持つ台湾を、日本が国家と認めない根拠となっているのが日中共同声明の(二)と(三)
(二)日本国政府承认中华人民共和国政府是中国的唯一合法政府。
訳:日本国政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する。
(三)中华人民共和国政府重申:台湾是中华人民共和国领土不可分割的一部分。日本国政府充分理解和尊重中国政府的这一立场,并坚持遵循波茨坦公告第八条的立场。
訳:中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。

で、ポツダム宣言第八項に基づく立場とは「日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国竝ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ」だそうである。ついでに最新判例によると、「国際法上条約としての性格を有することが明らかな日中平和友好条約において,日中共同声明に示された諸原則を厳格に遵守する旨が確認されたことにより,日中共同声明5項の内容が日本国においても条約としての法規範性を獲得したというべき」らしく、声明が法律としての効力を発揮していることが確認される。他の項についても同様に法的拘束力を持つならば、日本は中国の立場を十分理解し、尊重し、台湾を中国の領土と見做さなければならず。どんなに凶悪な国家と調印した声明であっても法律として機能している以上、正当な民主国家である台湾を国家と見做すことが許されないのである。(この段落は10月3日に大幅に変更を加えた。reechoも知らないことが多かったので。)国家間の取り決めで国民が蔑ろにされるのは、何も台湾に限ったことでは無く、民主主義とは名ばかりの、お上の為に動くことしか許されない封建主義&独裁の傾向がまだまだ強い日本でも多く見られると思う。戦争は、まだ終わっていないのである。国家の利益の為に国民が蔑ろにされるのは、中国・台湾でも顕著で、国家の都合で国民が翻弄されるのは甚だ迷惑だと思う。

中国の警告は、しばしば非人道的脅迫によって行われる。従わなければ危ないから皆が従う、強いから許される、と言う中国の現状を、諸外国及び中国国内の人々はどこまで許し続けるつもりなのか。暴走し続ける中国を脅迫して従わせられる国が無ければ、中国はどこまででも暴走を続けるんじゃないかと思う。
blackmailとは、法律用語で「恐喝で得た金品」の意味らしい。(goo辞書)
非人道的措置によって得をし過ぎている国を戒めるには、他国が一同に協力して、合法的に警告及び恐喝する方法を真面目に考えておく必要があるかも知れない。周りを見てみると、被害を受けそうな人こそが懸命に強請る(1 異議を申し立てる。逆らう。 2 言いがかりをつけて金品をねだる。ゆする。たかる。)ことを、日本政府が奨励している節もある。reechoも権力者による都合の良い警告・恐喝及び人権の略奪に負けず、自分自身が合法的に警告する術を学ばなければならないと思う。
例えば世界を牛耳ると言われるユダヤ人にしても、恐れられる工夫によって権力を得たのであり。脅せない人間は馬鹿にされるだけだから、馬鹿にされたくなければ巧妙に執拗に、そして合法的に脅すことが大切で。尊重されるって、そんなにたやすいことでは無いのである。

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