2010年10月17日日曜日

日本の我慢

国旗振り「日本を滅ぼせ」中国反日デモ
2010.10.17 01:20

 「日本を滅ぼせ」「日本は釣魚島(日本名・尖閣諸島)から出て行け」。中国四川省成都や陝西省西安などで16日、起きた大規模な反日デモ。成都では、普段着姿の若者が横断幕を持ちながら行進し、「小日本(日本人の蔑称)は出て行け」「日本製品をボイコットせよ」と相次いで叫ぶ。

 市中心部にあるイトーヨーカ堂の春煕店は、数千人の群衆に包囲された。周囲では、破壊行為を阻止しようとする制服の警官隊とも押し合いに。ヨーカ堂が面した通りは群衆で交通がまひ。店舗の入り口には16日夜、臨時休業の看板が設置された。付近には細かいガラスの破片が散乱、襲撃の衝撃を物語っていた。

 中国のウェブサイトに掲載された写真によると、西安では「中国にとって最も大事なことは日本を滅ぼすこと」と書いたプラカードを掲げた若者らがトラックに乗って中国旗を振り回し、別のトラックには「中日断交を強烈に要求する」との張り紙が掛けられていた。(共同)



中国は厳しいっす。
こんな一連の動きを見て感じたのが、中国を騒がせて一番喜んでいるのは戦争屋のユダヤ人辺りかな、と言うこと。これを機に日本人にも危機意識を持たせて武装させようとアメリカが企んでいる可能性も大きいと思った。日本国憲法の改正手続に関する法律も施行されちゃったし、あとは国民意識を操作して、憲法九条を改正するまでですね、はっきり言っちゃって申し訳ないんだけど。

中央大学の研究会で、アメリカ政府と防衛上の共同開発で提携している三菱重工の研究者とか、自衛隊関係者も、アメリカの日本に対する期待の大きさを語っていたけれど、中国人も台湾人も喜ぶ「日本は厳密な意味で独立国家では無い」の見解に賛同するならば、アメリカの指示に従って日本も「強調的軍事力」を保持させられる羽目になるのかなぁ、と思う。

人間は変わり易い。どんなに優しい人でも、過酷なイジメに遭えば仕返しをしたいと思えて来るだろうし、果たして日本が「殴られても蹴られても、例え殺されてでも殴り返さないのが真の強さであり正義である」と言い続けられるのかどうか。台湾人が熱心に日本の弱さをreechoに教えてくれるのだけれど、「過去の残虐行為を反省し、日本が二度と武装することが無いように」と台湾人から注意されれば注意されるほど、ひねくれ者のreechoはこれに逆らいたくなって、困っちゃうんだよね本当に。果たしてどんな悪人に攻撃されても殺されても平然と「非暴力」を貫けるのかどうか。弱い自分を守る為には、武力を保持して脅す方が楽だから、と、自ら自分の利益を守る道を選ぶのではあるまいか。果たして親分の、と言うか、実質的には日本の実権を握っているっぽいアメリカから協力を求められても知らん顔を貫けるのかどうか。「過去の残虐行為を反省し、二度と他国を攻撃したり従えたりするべきでは無い」と言い続け、死ぬまで軍事力の保持に反対出来る主権(市民)が、日本にどれだけいるのか疑問である。

台湾では、国民党の反日教育と言論統制のお陰で、南京大虐殺・三光作戦・731部隊等の非人道的な中国人虐殺と植民地支配ばかりが知られていて、未だに大陸よりも日本の方がずっと危険で残虐だと思っている人が多い。確かに、帝国主義支配拡大の為に日本は無茶なことをやり過ぎて来たし、戦後の補償がゼロだった台湾人の被害は、心理的にも計り知れないものだった筈である。他国民を殺しただけでなく、第二次世界大戦ではおびただしい数の自国民を玉砕させたりしていて、無駄に人を殺し過ぎる日本政府が再び戻って来るのではないか、と台湾人も日本を非常に危険視しているらしい。あなたもまた暴力を振るって威張りたいんですか?残虐行為によって他国を服従させたいんですか?そんなこと絶対に許せませんね!と台湾人からしつこく言われると、はいそうですね、日本は二度と軍事力を保持せず、ヘタレ続けなければなりませんね、と返事をしておかなければ話が収まらないのである。

腰抜けヘタレおとなしく中国に滅ぼされるべしと言われても逆上せず、本当に日本が滅ぼされるまで冷静に大人しく中国に従い続ける我慢強さが、今の日本人に求められているのかな、とreechoは思う。日本には絶対に威張らせたく無い、強くなって欲しく無い、と切望する台湾人に叩かれ続けていると、余計に日本が強くなることを希望してしまうのだけれど。日本を刺激して怒らせないことが、日本を無意識にヘタレ続けさせる最も良い方法だと言うのに、どうして中国も台湾も日本を馬鹿にして怒らせて、軍事力の保持に賛同させようとするのか分かりませんね。日本がわざと中国を怒らせているとしても、裏で戦争屋さんがせっせとシナリオを書いていないことを祈るばかりです。

どうせ軍事力を保持したって中国には適わないんだから、諦めは早い方が税金の無駄遣いも少なく済むし、軍事費はどんどん削減するべきとも思われ。国民が危険にさらされても潔く腹を括って防衛を諦め、アメリカの誘いもきっぱり断り、平和維持活動にも参加せず、主権国家として憲法九条改正には全国民で反対し、ヘタレな日本をヘタレのまま愛し、ヘタレたまま死んで行くのが日本人として最も賢明かとも思う。平和憲法の維持が、日本にイジメられ続けて来た台湾人が将来中国人になった後に、最も安心出来るプレゼントになるのかな、と思いつつ……。

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